-
樂円音樂 / 蒸発春旅行
¥550
【収録曲】 1. 坂 2. 江ノ島 3. 蒸発春旅行 【MV】 蒸発春旅行 →https://youtu.be/RnXP-GkYGrM 【発売】 2022年7月 東京を中心に活動するポップスバンド、樂円音樂の1st音源!! 大好きなゆうれいのいのちの解散のツイートを観て「まじか〜」と思っていたら、ゆうれいのいのちのコンポーザーの戸部さんから「新しいバンドの音源できた!」と連絡が来て嬉しかった。聴いてびっくりしました、この音源は間違いなく1st。高いポップセンスはそのままに荒く強く魂がガッツリこもった音源。 1曲目「坂」熱い単音ギターから始まるロマンチックな曲。平和な日々を過ごしつつも、遠いところへ飛び出して行きたい気持ちが溢れ出るアッパーでパワフルな演奏。後半で出てくる「二人で見つめる青い海 いつかゆらりゆらり朽ちていく」という歌詞がめちゃくちゃよかった。楽しいのに儚げな名曲。 2曲目「江ノ島」少し間の抜けた男女ツインボーカル、泳いで遊んで吹っ飛ぼうみたいな現実逃避をテーマにした感じの曲。中盤のギターソロへの入りがめちゃくちゃ気持ちいいです、盛り上がる曲展開の作り方がうますぎる。ラストにハミングで終わっていくのは、楽しいのに切なさも内包していて最高です。 MVにもなっている3曲目「蒸発春旅行」完璧すぎる曲。音楽に対する願いや自分たちのエネルギー、全てポップに変換して放つ最強のアンセム曲。こんなにポップなのにこんなに泥臭い、このバンドの人間性みたいなのが溢れ出てて泣けてきます。絶対に聴いて欲しい名曲。 めちゃくちゃいいです3曲入り音源です、ポップスの意地、最高。何十周も聴きたい名盤。
-
Moon In June / evergreen
¥1,870
【収録曲】 1. hikari 2. Summer Pop'97 3. Lovesong 4. ミストラル 5. Tremolo Mind 6. Noise Reduction 【MV】 Summer Pop'97→https://youtu.be/Pde7bhUS31c 【発売】 2020年7月 東京を中心に活動するドリームポップバンド、Moon In Juneの2nd EP!! 鮮やかなドリームポップサウンド、馴染み方が完璧すぎる柔らかい女性ボーカル、最高級のロマンチックポップス名盤! MVにもなっている2曲目「Summer Pop'97」タイトル通りまさに夏をぎゅっと詰め込んだポップス。サビの最高すぎるメロディが1番活きるサウンドバランスと曲構成。リードギターの単音やソロがかなり強気な音・ラインで、キャッチーな曲の中で光るそのアンバランス感が曲の深みをグンと演出します。古い港町に溶け込むようなイメージの曲。 6曲目「Noise Reduction」かき鳴らされるギラギラのサウンド、メロディックでアッパーに駆け抜ける曲。フラッシュバックした思い出の断片を観せてもらっているような感じで、この疾走感はドライブに合うというより一人でヘッドフォンで浸る方が似合う気がします、かなり情緒的な曲。 ハイセンスなサウンドメイクとメロディメイク、その全てを表現したい景色のために駆使した素晴らしいアルバム。夏に聴いて夏に浸り、冬に聴いて夏を思い出す名盤!
-
blondy / noise and you
¥2,200
【収録曲】 1. Love 2. blue sky 3. 環状線に乗って 4. サマードリーム 5. White (2022) 6. 36.2℃ 7. Orange 8. この街を出て 【MV】 Love→https://youtu.be/3eN2nbyh5Aw 【発売】 2022年7月 大阪を拠点に活動するオルタナティブバンド、blondyの2ndミニアルバム!! 甘く優しい歌とどぎつい爆音、サウンドメイクのレベルが高すぎます。きれいすぎず荒すぎず、全ての曲にジャストでマッチしたサウンドの中にどっぷり浸れる名盤。MVにもなっている1曲目「Love」別れの曲のような気がします、ドカンと来る爆音としっとりポップな単音ギターが切なくも甘酸っぱい思い出としてキラキラと曲を輝かせます。聴く人それぞれが懐かしくなる名曲。6曲目「36.2℃」不安と焦燥で鬱屈とした夜中を長い尺で表現したような曲。じっと一音一音に耳を傾けてしまう静かな曲調とアレンジから、中盤でスーッと曲の色味が変わって鮮やかになるところがめちゃくちゃヤバいです。ゆったりとした曲を退屈させないベースとドラムのエッジの効いた跳ね方、全てのアレンジが宙を舞うような美しさのあるラストへと繋がっていく素晴らしすぎる名曲。8曲目「この街を出て」アルバムの中で唯一アップテンポな曲、じっと全編聴いてから最後に来るこの曲の真っ直ぐな威力にはグッと胸を打たれます。"音楽"をテーマにしたような壮大な曲、ライブを意識した強気な間奏がめちゃくちゃかっこいい。リズミカルに曲に乗る言葉が音の中に溶け込んでいくように曲が、アルバムが終わって行きます。ぜひアルバム通してゆっくり聴いてみてほしいです、気持ちよくて切なくて美しい名盤。
-
TTUD / TTUD 2
¥1,500
【収録曲】 1. 渚まで 2. サイクル 3. 凍る声 4. Tamiflu 5. In The Haze 6. カモフラージュ 7. 鏡 8. Wiped Out 9. Days Slipped By 10. Collective Past 11. まなざし 12. わざと 【発売】 2022年7月 【発売】 2022年 東京を中心に活動するオルタナティブバンド、TTUDの2ndアルバム!! 広く鳴り響くサウンド、耳心地のいいコード感、トリッキーなのにしっくり踊るリードギター、全てが耳心地よくてつい聴き続けてしまう爽快なアルバム。3曲目「凍る声」力強く高音域で突き抜けていく歌、勢いよく前につんのめるようなビート感、大きな静と動をを使った曲展開。暗さや激しさを持ったままに走り抜けていくかっこいい曲。4曲目「Tamiflu」リフが良すぎる曲、個人的にこの音源の中で1番好きです。タイトなビート感で音一つ一つをしっかり聴かせる曲。耳に馴染んできたリフが曲の後半でどんどん切ない感じになっていってめちゃいいです。夏のお供に、バッチリ間違いない音源。
-
RIS / LONELY DISCO
¥2,000
※この商品は7インチレコードです。 【収録曲】 [A面]LONELY DISCO [B面]BIZZY 【Trailer】 https://youtu.be/HqHuaWSnsWc 【発売】 2022年6月 東京を中心に活動する宅録/シンガーソングライター、RISの7インチレコード!! リズミカルにギラッギラなニューウェイブ音源。派手でインパクトのあるジャケットから想像する色合いそのままの音源です。鳴らし続けられる4つ打ち、カラフルなエレクトロニカサウンド、リズミカルに響くボーカル。リバーブのかかり方やサウンド作り、アレンジどこを取っても凄まじい作り込みで1曲でシングルカットする意味を感じます。さまざまなルーツがこのアーティストの放つ"ニューウェーブ"に収束した素晴らしい1枚。
-
ぼんち / スロータウン
¥1,320
【収録曲】 1. 君のせい 2. ダウンタウンを離れれば 3. リバーズ・エッジ 4. ハイウェイ 5. 11月の雨 【Trailer】 https://youtu.be/Ibac6R9mxIU 【発売】 2022年6月 東京を中心に活動するポップスバンド、ぼんちの5曲入りミニアルバム!! 甘い歌と優しいサウンドで深いノスタルジーを追求するバンド、洗練されたキャッチーさから奥行きがぐっと膨らんだ今作。2曲目「ダウンタウンを離れれば」アッパーなテンポ、タイトルや歌詞から車を走らせてどこかへ走り去っていくようなイメージを持つ曲。悲しい気持ちを振り払うような明るさが気持ちいいです。3曲目「リバーズエッジ」個人的に1番好きな曲。曲構成とアレンジにエッジが効いてます、項垂れながらもロマンを求める渇望が垣間見えるような空気感。キャッチーに包むからこそ真の部分がくっきりと浮き上がった曲。あれっというまに終わってしまう音源、だからこどまた聴きたくなる。何度も聴きたい音源。
-
ダイバーキリン / newest dvrkrn recorded at Cold Turkey in 2021-2022
¥1,000
【収録曲】 1. 雨の花嫁 2. クロノス 3. 花と犬 4. 青い家 5. 豪徳寺 【発売】 2022年5月 【スタジオライブ映像】 https://youtu.be/pixKkcwwksY 京都を拠点に活動しているオルタナ・歌ものバンド、ダイバーキリンの数量限定5曲入りデモ音源!! 情緒を丁寧に表現する曲の数々、どっしりとしたサウンドがゆっくり炸裂する爽快感、デモだなんてとんでもない、しっかりと作り込まれた音源です。1曲目「雨の花嫁」タイトルにも入っている"雨"が、強くなったり弱くなったりするイメージがバッと広がる曲。ドラムの強弱の表現力がとにかく素晴らしいです、ギターとベースにどっしりとした安定感があり、歌とドラムが花になっているように感じます。ガンと来る見せ場の馬力も最高です。3曲目「花と犬」男性ボーカルの歌と女性ボーカルのポエトリーを被せるAメロはびっくりします、B級邦画っぽくてかっこいい曲。何かモデルがある曲なのかな?と思う歌詞、僕は辛そうなOLが休日に現実逃避してるみたいなイメージで聴いていました。一音一音がしっとり突き刺さる繊細なアレンジ・曲構成がかっこいい曲。それぞれの曲にそれぞれのストーリーがあり、今のダイバーキリンをじっくり聴かせてくれる音源。
-
S.L.N.M / 健全
¥2,000
【収録曲】 1. 不健全 2. 冷たい足 3. AGURA 4. かっぱ 5. STIMULATION 6. My life 7. 健全 feat.マチコ(裸繪札) 【MV】 健全 feat.マチコ(裸繪札)→https://youtu.be/r0FcyUqda9Q 【発売】 2022年5月 大阪を拠点に活動するHipHopグループ、S.L.N.M(サルノメ)の7曲入りEP!! 多彩な声色とラップが押し寄せます。ダークさとキャッチーさが妖艶に混ざり合い、心地の良いバグに浸れる名盤。2曲目「冷たい足」1曲目から不穏なピアノを引き継ぎ、ノイズと女性ボーカルで宙に浮かせてからどしんとくる男性ボーカルのリリック、めちゃくちゃ気持ちいいです。リズミカルに入るノイズと声のアンサンブルが最高に美しいです、曲後半の畳みかけマジで気持ち良いです。3曲目「AGURA」アッパーな入りからのドスの効いたビート、派手なラップと渋く沈むサビとのコントラストがクールでカッコいい曲。低音を唸るシンセベースが、単調なはずなのにずっと耳に残ります。6曲目「My life」キャッチーなキーボードとメロディアスな歌が、重く響く低音の遥か上空を舞うような歌。交代で色々なリリックが飛んでくる楽しい曲です。淡々と鳴るキーボードがチカチカ眩しくて、おどろおどろしいカラフルさを演出します。重いのにキャッチー、不思議と同居する素晴らしい名盤。
-
Cosmicdust / Snow Noise Assemblage
¥3,400
(この商品は12インチレコードです) 【収録曲】 [DISC1 A面] 1. Swallowed In The Sea 2. Sunday 3. Bird Cries [DISC1 B面] 1. Meditation 2. Mom And Pop Candy Store 3. Snow Noise Assemblage [DISC2 A面] 1. Unsatisfaction 2. Plastic Toy 3. Breath [DISC2 B面] 1. Without You (2005ver.) 2. No Matter 3. New Season 【発売】 2021年11月 日本人Y.A.F.による宅録シューゲイズ音源、カリフォルニアからの逆輸入版!! 鋭く突き刺さる爽快な爆音が甘く心地のいいコードと絡まり合う音源。DISC1のA面3曲目「Bird Cries」重厚でみずみずしく響く爆音は、体の芯に直接響き渡る作り込まれた抜群のサウンド。何重にも重なっていくような曲の構成、不意なサウンドの様変わりにドキドキします。DISC1のB面3曲目、今音源のリード曲「Snow Noise Assemblage」凶悪な爆音の洪水、輪郭が徐々に消えていくような不思議な感覚になる新体験。微かに聴こえるボーカルと単音のギターを手探りで探しながら聞くような、無意識にどんどん潜っていってしまう曲です。DISC2 A面の2曲目「Plastic Toy」重いままアッパーに、メロディックな歌と壊れたようなノイズが引き起こすバグにすごく引っ張られる曲。後半にかけてどんどん速度が上がっていくような曲構成が気持ちいいです。音を楽しむ、まさに音楽な音源。
-
山下凡情 / 凡情
¥1,300
【収録曲】 1. トーキンアバウチュー 2. 凡情 3. amahuri 4. バニラアイス 5. your life is wonderful 6. (ボーナストラック) 【Trailer】 https://youtu.be/SbRbCVzZ2Jo 【発売】 2021年11月 京都を拠点に活動する弾き語りアーティスト、山下凡情の1stEP!! 優しく波打つメロディ、サイケデリックな匂い、無邪気に入れられた音たちとともにひとりぼっちに寄り添ってくれるナードで暖かい音源。1曲目「トーキンアバウチュー」小さな恋路のワンシーンを描いたようなロマンチックな曲。美化された思い出のように、舞い上がったり困ったりするほんのちょっとの心の動きが音楽に乗ることにより強く印象的に描かれています。好きな人に会いたくなる、誰かのことを好きになりたくなる名曲。2曲目「凡情」しっとりした中からグンと伸びるサビが最高に気持ちのいい曲。不規則に入れられる打楽器やキーボード、マラカスの音はサイケデリックなエッセンスとなり、ボサノバ調も合間って夢の中を彷徨うような色合い。かなり不可思議なアンサンブルは、ヘッドフォンで閉じこもって聴くとすごいトリップの仕方をします。5曲目「your life is wonderful」何かに後悔して夜にデロデロになってバグっている時の、ほんの一瞬だけ気持ちよくなった瞬間を抽出したような曲。なくなったものに想いを馳せるような。スカッと抜けるメロディのポップさはぎゅっと胸が苦しくさせます。一人で独り占めしたい名盤、ほんとに最高です。
-
真舟とわ / ルルルのその先
¥2,750
【収録曲】 1. ようこそ 2. はじまる 3. koe 4. あなたの住む街 5. 夏の予感 6. かける! 7. 愛しい世界 8. aionoyukue 9. Boy 10. good night 11. 朝を呼ぶ 【MV】 はじまる→https://youtu.be/a7NhevvyG4E koe→https://youtu.be/f54O8LpmugY 愛しい世界→https://youtu.be/fcGnujt-F0o 【発売】 2022年4月 関西を拠点に活動するシンガーソングライター、真舟とわのバンドサウンドメインの1stフルアルバム!! 風通しの良いサウンドと歌が艶めき吹き抜ける名盤、おしゃれさ・ルーツの深さ・聴き心地の良さ、何もかも全てのバランスがあまりにも完璧すぎて、いつでも聴きたい素晴らしい歌がたくさんあります。MVにもなっている2曲目「はじまる」古めかしいJ-Popの香りのするビートとコーラスワーク、扇動する歌はふわっとしているようで芯をしっかり突く強さがあります。音のオンオフがパリッとしたアレンジが曲全体の奥行きを作り出しており、聴けば聴くほど好きになっていく曲。こちらもMVになっている3曲目「koe」個人的に1番好きな曲。音数少ないベースのリフからグンとダッシュするサビが最高に爽快な名曲。窓から突然差す光のようなイメージ、逃避にもがんばりにも発見にも聴こえる詩です。どんな気持ちでいたとしても、優しいままにガツンと突き上げてくれる最高のキラーチューン、とりあえずYouTubeで聴いてみて欲しいです。7曲目「愛しい世界」単音を絡み合わせたボサノバ調のアコースティックギターと、静かに波打つような歌とで紡ぐ弾き語り曲。高いセンスにかまけない一つ一つの言葉の重み、丁寧なギターと歌との絡み合い。ちょっと酔ってる時の無敵感を繊細にキュートに描いた曲です。9曲目「Boy」前のめりにカントリーな曲、主張しすぎず全体を引き立てるリードギターが素晴らしい仕事をしています。大人になることの寂しさや子供への憧れとかをキャッチーな曲にギュッと詰め込んだ名曲です。スッと伸びて消えていくような歌にすごく切ない感じがあり、じんわりと響きます。アルバム通して何度も聴きたい、めちゃくちゃ丁寧に作り込まれた美しい名盤です!
-
Creamcan. / Lophelia
¥1,500
【収録曲】 1. Angelina 2. High Ball Sleep 3. Fumarole 4. Ganger 5. I’m In The Flammable Skirt 6. Lemony 【MV】 Fumarole→https://youtu.be/Haje6Io0qtw 【発売】 2022年3月 和歌山を拠点に活動するオルタナティブバンド、Creamcan.の6曲入りミニアルバム!! 過去の音源の中にあった"静"の部分を突き詰め、バンドとしての表現力をより高めんとする意志を感じるミニアルバム。メロウで退廃的、ところどころで走馬灯のようにロマンチックな景色が駆け巡ります。2曲目「High Ball Sleep」メロディックな歌、ギターの単音がところどころでバグったように慣らされ、何かが壊れていくエンドロールのような雰囲気のある曲。淡々と刻まれるビートが狂気を際立てます。MVにもなっている3曲目「Fumarole」男女ツインボーカル、波打つような英詩、シンと響くギターのサウンド。水中でゆらめき輝くような静けさと、コーラスワークが演出する壮大さとの対比がゾッと来るパワーを生み出しています。音源を通して濃い色味を作り込んだ音源。
-
Sweet Nobady / Five Star Diary
¥1,540
※この商品は7インチレコードです。 【収録曲】 A面 Five Star Diary B面 Here Comes The Summer 【MV】 Five Star Diary→https://youtu.be/5Cp3uWBzYEo 【発売】 2022年3月 カリフォルニアのインディーポップバンド、Sweet Nobadyの7インチシングル!! 圧巻の完成度で凄まじい響き方をする2曲入り音源。MVにもなっている1曲目「Five Star Diary」甘く滑らかな女性ボーカル、鮮やかなサウンド、グンと伸びるメロディメイク。歌を中心に据えつつもどの楽器もくっきりと際立つ美しいアレンジ。走りきらない疾走感というか、落ち着いて一緒に走ってくれる感じのテンポとメロディが最高に心地いいです。2曲目「Here Comes The Summer」アッパーでロケンローな曲。愛らしいボーカルの声の音域を裏切るようなニューウェーブの香りがするキーボードがかっこいいです。かなり尖ったコードとメロディ、ポップなままにめちゃくちゃ渋い曲。どっちも間違いなくリード曲、朝一に聴いたら間違いなくいい日になります。
-
ODDLY / Loaded EP
¥1,100
【収録曲】 1. Nonage 2. Concrete Jungle 3. Counterfeiters 4. Loaded 【発売】 2020年3月 【視聴】 Loaded→https://youtu.be/R1nxX29PK2Q 【ライブ映像】 https://youtu.be/WbR53ZtUQ34 京都を拠点に活動するオルタナ・インディーポップバンド、ODDLYの4曲入りEP!! 溶けていくように混じり合うバンドアンサンブル、心地よく音の中に浸れる音源。クールな曲展開の中でギュンと惹きつけるアレンジが特徴的です。2曲目「 Concrete Jungle」アッパーなテンポ、2本のギターで作られた淡く広がるサウンド、対照的でアグレッシブなリズム隊がラストの爆音まで曲を引っ張っていくような構成。軽さと力強さとのバランス感覚が絶妙な女性ボーカルが曲そのものをぎゅっと引き締めているように感じます。タイトルリード曲、4曲目「Loaded」ミドルテンポでデロデロに揺らす気だるさ、耳に残る単音ギターがよりディープなトリップを誘います。ここってところで鋭く貫くサウンドの波、めちゃくちゃに渋い曲の終わり方は最高です。じっくり無敵になっていける音源、イヤホンで爆音で聴いてほしいです。
-
葉隠お宮 / PROLOGUE
¥1,100
【収録曲】 1. ゆく年くる年 2. ダウナーズハイ 3. JET LI 4. 散ル散ル満チル 5. hole 6. 日本 7. 存在 8. sunny fall 9. 思考は回遊魚 10.プロローグ 【MV】 ダウナーズハイ→https://youtu.be/_ZNx6YWmldI 【発売】 2019年11月 京都を拠点に活動するオルタナ・Hiphopソロアーティスト、葉隠お宮の1stアルバム!! "現代の琵琶法師"を自称し、熱く語りかける言葉を軸にたくさんのユーモアで彩る多彩なフルアルバム。2曲目「ダウナーズハイ」個人的に葉隠お宮の代名詞的な曲。棘と鬱屈を言葉で表現し、渋いベースとギターには決意を込めたかのような鋭さがあります。パンチライン一つ一つが耳に残り、ふとした時によく頭の中で流れます。6曲目「日本」めちゃくちゃ和なサウンド、リズム重視のラップとメロディアスな歌とを織り交ぜた曲。"心はいつも菊一文字"というワードは聴くたびにテンションが上がって行きます、エネルギッシュで強い想いがあるからこそ突き抜けて響く名曲。10曲目「プロローグ」自伝をポエトリーで綴った熱い曲。リバーブ強くくぐもった歌が、苦しい底から歌い上げてる感じがあってグッときます。言葉数に対してかなりテンポが速いのですが、それもまたパワーを引き上げるための細工のように感じ、ストレートな気持ちをぶつけるための細かいこだわりをめちゃくちゃ感じる曲。初期衝動にある無邪気さと衝動をそのままに、孤独な音楽への向き合いをひしひしと感じるアルバムです。
-
葉隠お宮 / DISTRUCTION AND REBORN
¥1,100
【収録曲】 1. ディストピア 2. 天上天下 3. 詠み人知らず 4. ダウナーズハイ(ODAGAWA SHION REMIX) 5. リベンジャー 6. ユートピア 【MV】 リベンジャー→https://youtu.be/weRyy5a1JQQ ユートピア→https://youtu.be/q8Q6VKXV5Ro 【発売】 2022年3月 京都を拠点に活動するオルタナ・Hiphopソロアーティスト、葉隠お宮の2ndアルバム!! "破壊と再生"というめちゃくちゃに派手でイカついタイトルは、自分に対する理想から来るプレッシャーのよう、熱く優しく日々に向き合う彼の言葉をビシバシと浴びられる音源、めちゃくちゃいい名盤です。1曲目「ディストピア」"ただ生きる"それだけでいいのか、問いかけを投げつつも自分の決意のようなポエトリーメインの曲。俺はやるぞ、お前はどうだ、みたいな、ストレートだからこそガツンと来る熱い曲です。5曲目「リベンジャー」アッパーで攻撃力の高い曲。アルバムのタイトル"破壊と再生"という歌詞が出てきます。この曲の、またこの音源そのもののテーマでもある、どん底から這いあがって来たぜというバチバチなメッセージ。ロウが鳴り響く爆音ギターは爽快です。6曲目「ユートピア」僕はお宮とはいつも一緒にいる親友なので、より響いてしまっているポエトリーのゆったりとした曲。断片的な景色・心の動きを淡々と言葉でつむぐ日常的な曲。激しい曲をバシバシやった後にこの曲が最後なのは色んなメッセージを感じます、音源から葉隠お宮そのものを好きになれる素晴らしいアルバム。
-
FULL URCHIN / All demos goodbye
¥1,000
【収録曲】 1. story 2. tripper(remix) 3. All right goodbye 【ライブ映像】 story→https://youtu.be/zAeSU2fX4tg SUNDOWN→https://youtu.be/F_XjxAUqf04(この曲は収録されていません) 【発売】 2021年8月 仙台を中心に活動するオルタナバンド、FULL URCHINの3曲入りデモ音源!! 音像へのこだわりと無邪気なアレンジ、ひたむきに自分たちの音楽を煮詰めたパワフルでロマンチックなデモ音源。1曲目「story」ギターコードの中に顔を埋めて眠るみたいな心地よさのある曲。曲の尺も展開も多いが、リスナーを飽きせないバッチリなグルーヴ。曲の中間らへんにある間奏のギターソロめちゃくちゃいい。詩と曲の構成とで「移ろい」の美しさを綴ったような曲です。2曲目「tripper」タイトなままに曲が波打つ、ゆったり心地よくトリップできる曲。コード作りやアレンジでかなり攻めながらも歌のメロディのキャッチーさは損なわない。ぼんやりとした違和感や危うさが全体を覆い、アウトロからグンと1番深いところまで沈んでいくように終わっていきます。各楽器の、自分含め他の楽器全部が引き立つような立ち回りがとにかくすごい。バンドとしての固い結束を感じられます。3曲目「All right goodbye」女性ボーカルが歌うライブ録音の曲。かなり聴き心地のいい音バランス、ジャンキーに伸びてゆくギター・ベース、少し間の抜けたような女性ボーカルのキュートさと力強さのバランス感覚が絶妙。世紀末映画のラストシーンみたいで、すげぇ壮大で退廃的でかっこいいです。決意とロマンのこもった今デモ音源、これからどんどんかっこよくなっていくバンドだと思います。
-
ハレルヤ / color
¥2,000
【収録曲】 1. カラー 2. フライトタウン 3. 海から吹く風 4. 心のままに 5. 宇宙でいちばん 6. カウントダンス 7. 僕らの新世界 8. ライフ ゴーズ オン 【発売】 2021年11月 大阪を中心に活動するポップスバンド、ハレルヤの1stフルアルバム!! 日々の色んなことを全てキャッチーな歌の中に詰め込み、真心とロックンロールが宿る音楽へ。このバンドが奏でるからこそ嘘偽りのないストレートな愛、最高にロックなポップスです。表題曲の1曲目「カラー」耳障りが素敵なギター、ロウテンポな歌もの。殺風景に見える街はほんとは鮮やかに色づいてるんだよ、という感じの曲。しっとりした曲なのにめちゃくちゃ前向きで力強い。メッセージを押し付けず気付かせるような詩の作りがさすがです。3曲目「海から吹く風」個人的にめちゃくちゃ好きな曲。詩で表すデカい海の感じが、とてつもなくメロディと親和しててすごいです。曲展開とメロディが壮大でロマンチックに寄りすぎそうなところを、パワフルで渋く魅せるドラム・ギターが引き止め、人の心というか、直接話しかけてくれる感じを保ってくれています。すげぇ絶妙なバランスの曲でグッと響きます。7曲目「僕らの新世界」アッパーなテンポ、暖かく心地のいいメロディを主軸に熱く聴かせるキラーチューン。強く明日を信じようとする意志のこもった詩と、ライブを意識した上がるアレンジ、ちょっと切なくなってしまうぐらいにまぶしくて強い曲です。真摯に生きる日々が音楽になったような、ガツンと響く素晴らしい名盤です!
-
幽体コミュニケーションズ / (汽水のコピー)
¥800
【収録曲】 1. ショートショート 2. 夏に墜落 3. FROGS 【発売】 2021年8月 【ライブ映像】 ショートショート→https://youtu.be/_kEarPKdCxY 京都を拠点に活動するサイケ・ポップスユニット、幽体コミュニケーションズの3曲入り音源!! 音楽のコラージュ作品のような音源。主軸に男女混成のメロディックな歌があり、彩るように散らばって光る多彩な音の粒は星のようです。夢と現実の狭間、ハイセンスで直感的に作り上げられたような音源。1曲目「ショートショート」日常の中に小さな宇宙を作り出すようなイメージ。ちょっと切ないのに前向きになれる、不思議な後味のある曲です。声・メロディ・ギター・ビート、全てが控えめなのにくっきりと良さがあって、もっと聴きたくなる引きつけ方をされます。2曲目「夏に墜落」3曲の中でこの曲だけがライブ録音っぽくて、他の2曲にエレクトロ要素が強いからかもしれないのですが、だからこそこの曲の人間味が引き立っています。アコギと男女混成の歌のみの曲。"溶けていく"みたいなイメージの詩・曲の空気に対して"墜落"という言葉はすごく不釣り合いなのですが、その違和感で表現されているのはきっと現実逃避みたいな感じなのかなと思いました。ちょっと悲しいというか、なくなることが分かっているものの儚さみたいなのがぎゅっと詰まっています。音源通してそんな感じです。高いセンスを持っているからこそ、安心して「何を表現しようとしているのだろう?」と思いながら聴けます。ゆっくり、そして何周も聴いて欲しい素晴らしい音源。
-
ザ・リラクシンズ / ブーツ!ブーツ!ブーツ!
¥1,000
(この商品はデータCD-R付きカセットテープです) 【収録曲】 1. ブーツ!ブーツ!ブーツ! 2. シーグラス 【MV】 ブーツ!ブーツ!ブーツ!→ https://youtu.be/-OKud-eKU24 【発売】 2022年2月 西宮出身、現在東京で活動中のロックンロールバンド、ザ・リラクシンズの2曲入りカセット!! ツインボーカルの2人が2曲それぞれを手がけており、1曲目がハユル、2曲目がダニー・D・ボーイが作詞・作曲を手掛けている。2曲それぞれのメロディやコードの色合いは違いながらも、どちらも間違いなくリラクシンズ。圧倒的すぎるグルーヴでバンドとしての強さをバッチリ叩きつけてくれる素晴らしい音源。MVにもなっている1曲目「ブーツ!ブーツ!ブーツ!」"ブーツ"と"ブツブツブツ"項垂れながら呟いているのをかけています。今歩いている道がほんとうに正しいのか、自分とはなんなのだろう、そんな葛藤を抱えながらも「やるっきゃねぇ!」みたいに、自分に対してカツを入れるようなイメージの曲。ド派手なドラムとリードギターが曲のボルテージをどんどん上げて行きながら言葉をドシンと響かせる、曲に対して真摯な曲のアレンジが光ります。2曲目「シーグラス」アッパーなリズムと耳心地のいいメロディ。2人の声質が暑苦しさと爽快感とのちょうどいいバランスを突いています。詩で表現している"刹那の愛おしさ"みたいなものが、勢いある演奏やコードと相まってくっきり際立ち、ぎゅっと切ない気持ちになります。衝動をキャッチーかつ自分たちらしい音楽として作り込んだいい音源です!!
-
Juniper / Juniper
¥3,300
【収録曲】 [A面] 1. (It All Started On The) Dragon Coaster 2. Kids On My Corner 3. Everybody's Got A Crush On Chad 4. Best Kept Secret 5. Boys! Boys! Boys! Boys! Boys! 6. Girls Just Want A Boy To Rest Their Head Upon [B面] 1. Sticking With My Henry 2. Poke Your Eye Out 3. Gotta Draw The Line 4. How Long She Gonna Stay In That Room? 5. Punk Rock Boy 6. I Don't Want To Dream About You 【MV】 (It All Started On The) Dragon Coaster→https://youtu.be/4zpO77h9UFU Boys! Boys! Boys! Boys! Boys!https://youtu.be/xSLO9aGu_hk Gotta Draw The Line→https://youtu.be/Vf18_-EMWnM 【発売】 2022年2月 アメリカで活動するポップスシンガー、Juniperの12インチレコード!! 物心ついた時から歌い続けている(らしい)当時15歳の少女、Juniper Shelleyのデビューアルバム。2年越しに日本でレコードとして販売することになりました。あどけなさとは裏腹の渋いアレンジやサウンドメイク、情景に奥行きあるロマンチックな名盤、まじで若いからどうのこうのとかのレベルじゃないです。A面1曲目「(It All Started On The) Dragon Coaster」曲名にもMVにもジェットコースターが出てきてるので、多分ジェットコースターの曲。イントロ、メロ、サビ、どこをとっても魅力がやばすぎる名曲。歌とギターが柔らかくもエキゾチックに伸びていく爽快感、スカッとしたサウンドならではの余白がすごく心地いいです。ついつい頭の中で流れては口ずさんでしまう曲。A面5曲目「Boys! Boys! Boys! Boys! Boys!」この曲は、彼女のキュートかつ高揚感を与える歌声が1番しっくり活きた曲だと思います、彼女意外にこのゆるいハッピーさは絶対に出せないというか、アッパーな曲なのにニコニコゆったり体が揺れる素敵な音楽です。B面6曲目「I Don't Want To Dream About You」盤を締め括ると同時に、すごいパワーで名残惜しくさせてくれるミドルテンポの短い曲。バンドのアレンジが彼女の言葉尻の余韻をより美しく響かせます。聴いている感じ、A面が昼間でB面が夜って感じです。彼女の日常が音楽に乗って、ふんわりと包んでくれる優しく居心地のいい素晴らしい盤です。ジャケットも可愛いので、ぜひ手に入れて欲しい!!
-
メシアと人人 / BOMB
¥2,200
SOLD OUT
【収録曲】 1. intro 2. たいくつ (Album ver.) 3. band 4. apple 5. GUM 6. soto 7. ひまわり 8. boke 9. like 10. マシンガン 11. ククル (Album ver.) 【MV】 たいくつ→https://youtu.be/yuvY02oXSRU GUM→https://youtu.be/LLT1_2mWBYY ククル→https://youtu.be/KPqyObOHi18 【発売】 2022年1月 京都を拠点に活動するツーピース歌モノバンド、メシアと人人の1stフルアルバム!! 激しく衝動的なライブパフォーマンスが魅力のバンド、待望のフルアルバム。下地にある歌そのものの温かさをぎゅっと閉じ込めつつ、音源になっても高いグルーヴでパワフルさを表現されています、メシアの世界にゆったり浸れる名盤。4曲目「apple」ライブでよく聴いていましたが曲名がこんなに可愛いとは知りませんでした。ギターの派手なカッティングとリフが太い土台を作り、元気よく慣らされるドラムのシンバルや鈴、そしてうっすら入ったキーボードが高音を彩ります。幅の広く鳴り響く音の圧はオンとオフがくっきりとしていて、ここ!ってとこでガツンと来てくれる爽快な名曲。8曲目「boke」レゲエ調の裏取りギターから始まり、メロディックな歌とどこかサイケデリックなコードの爆音が突き抜ける曲。後半にかけて頭の中に徐々に言葉が残っていって、スーッと歌で終わっていっちゃうのがなんだか切ない曲。一人に寄り添ってくれる感じがすごくいいです。MVにもなっている11曲目「ククル」長いイントロで疾走感を作り、その勢いのまま歌も聴かせつつ乗せつつ、最後に一気にたたみ掛けて行く曲。風通しのいい曲の色味と語りかけるような歌とが優しくもパワフルに混ざり合います。丁寧に一言一言が紡がれ、聴き終えても頭の中で曲全体がこだまして響くすごい名曲です。曲一つ一つの色は濃いのに、アルバム通して聴いてもしっかり居心地のいい音源。
-
the circus / 土曜日のならず者
¥500
【収録曲】 1. 土曜日のならず者 2. ラバーソウル 【Trailer】 https://youtu.be/L8jOgWnp2ik 【発売】 2022年1月 徳島を拠点に活動するサイケ・ギターポップバンド、the circusの2曲入りシングル!! the circusというバンドは、抜群のメロディセンスとサウンドメイクを活かしたゆるやかで心地のいいポップさ、そしてうっすらとした狂気が漂うドキドキ感、この二つが魅力のバンドだと僕は思っていたのですが、その2つをこれでもかと言うほど煮詰めて閉じ込めた2曲です、初めて聴いた時はめちゃくちゃテンション上がりました。1曲目「土曜日のならず者」ゆったりとしたテンポでノイジーな電子音がビートを作り、荒々しく直線的なギターが浮遊する曲。気だるげに伸びていく歌とギターソロは、繋がっているようですごく断片的というか、飛行機が飛び立っていって見えなくなって行くのを繰り返しているような、綺麗でデカくてなんだか切ない感じがすごくいいです。2曲目「ラバーソウル」暗くてひとりぼっちの人の現実逃避中の頭の中を描いたような雰囲気のある曲。つんのめるようなビートに言葉をガガッと乗せた後、ふんわりとしたビート・サウンドでブレイクを作る曲。滑らかにオンとオフが繰り返されます。ギターソロが1番優しい。嫌なことあってもなんとなく楽しく過ごそうって思える曲だと思います、すごい曲。超マストな2曲だと思います、必聴!!
-
HOME IS A FIRE / Still Fighting It
¥2,420
【収録曲】 1. SAKANA 2. Night Through 3. Berserk 4. Dark Side Coast 5. Collection 6. To Narrow 7. Speed Way 8. Togire Togire 9. In The Room 10. Innocence 【MV】 SAKANA→https://youtu.be/TGKfWg91Gdg Night Through→https://youtu.be/-iOqF7ESp8Q 【発売】 2021年12月 東京を中心に活動するオルタナティブバンド、HOME IS A FIREの10曲入りアルバム!! 重みと爽やかさ、気だるさと活気、矛盾を矛盾のままに音楽として昇華されたある種の深淵的な音源、不思議な強さに撃ち抜かれます。MVにもなっている1曲目「SAKANA」グルーヴでインパクトを帯びたシンセサイザーがかなり特徴的、ミドルテンポで真っ直ぐ揺らしながら展開とサウンドでドキッとさせてくれる曲。鋭いギターと跳ねるキーボードが荒波を起こす間奏、光に向かって泳いでいくようなラストの展開、音の描写力がとてつもなくてびっくりします。本当にさっきまで海の底にいて、今自分が大海原に投げ出されている気になってきてめちゃくちゃ気持ちいいです。5曲目「Collection」薄暗く不穏な空気の中、異質に光るサビの存在感がデカい曲。上げるというより輝かすという感じのコード展開やサウンドメイクが洗練されていてすごいです。最後の方にどんどん遠くの方に飛んでいってしまうような展開は、何かを捨て去って飛び立つような感じですごく美しい感じです。9曲目「In The Room」この曲が個人的にこの音源の肝かなと聴いていて思いました。荒ぶる自分の中の闘志と狂気を部屋の中で渦巻かせ、少しだけ見えた気がする光に向かっていくような曲。アルバムタイトルであるstill fighting it、部屋の中で己と戦闘中な感じが僕はしました。そこから繋がる最後の曲「Innocence」音源通して漂っていた薄暗さを一気に薙ぎ払うようなきらびやかで美しい曲。渋いサウンド・ラインで唸るギターの不思議な馴染み方、そしてそのギターのままにサビでハミングと呼応するのがマジですごいです。メロディも曲展開もかなり攻めた感じなのに超速ストレートの鮮やかさ、恐ろしい表現力。この音源はめちゃくちゃ聴いて欲しいです、音楽の一つの可能性が極限まで引き出された洗練された名盤。