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Year After Year / Across All We Know
¥2,000
【収録曲】 1. All Slides 2. D.D.IC 3. Season 4. Umi Ni(the sea) 5. Water 【Trailer】 Umi Ni(the sea)→https://www.youtube.com/watch?v=aRUiR0gRxNM 【MV】 https://youtu.be/UJrTDna5XGI?si=p4Ma0OORSqoWPMj8 【発売】 2025年11月 京都を中心に活動するオルタナ・ロックバンド、Year After Year の1stEP!! ハイセンスなリフとパワフルなギターサウンド、風通しの良いオルタナティブを追求し一つの回答を出したような今作。長いライブ活動を経てようやく完成しており、その探究心は楽曲1つ1つのアレンジの多彩さからひしひしと感じられます。 1曲目「All Slides」単音がくっきり活きるギターリフから始まる伸びやかな曲。シューゲイザー的アプローチであるサウンドでゆっくり持ち上げていくアレンジと、ドラムやベースとのグルーヴでノリよく上がっていくアレンジとが同居しており、多数のエモーショナルが存在しています。とにかく気持ちが良い曲。 4曲目「Umi Ni(the sea)」重たいテンポ感と楽曲展開ながらも、風通しよく吹き抜けるサウンドに爽快感のある曲。変わらない姿をし続ける海からモラトリアムを得るような、逆に否定されるような、そういうテーマのような曲。海のゆったりとした心地よさといつ荒ぶるかわからない怖さみたいなのがバンドサウンドで丁寧に表現されており、細かな解釈の共有と表現力がさすがな曲です。 音像描写に意思と願いを持って作られた音源、勢いも重みもある1枚です。
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Living Hour / Internal Drone Infinity(LP)
¥3,960
【収録曲】 A1. StainlessSteelDream A2. Wheel A3. Waiter A4. BestIDid It A5. Firetrap A6. BigShadow (2:35)6.BigShadow B1. Texting B2. LittleKid B3. HalfCan B4. ThingsWillRemain 【MV】 Wheel→https://youtu.be/BTpEuk8Kq0c?si=nkbmbCM09b91qu3L 【発売】 2025年10月 カナダから入荷、オルタナ・インディーロックバンド、Living Hourの4thアルバム! キレキレの爆音と女性ボーカルのメロウな歌、ジャンルの真ん中を突き進み、そのままぶち破る圧巻のタフネス。 A面2曲目「Wheel」この曲を最初に聴いたのですが、一気に撃ち抜かれた感じがしました。サビ入りのやばい爽快感、重いグランジサウンド、スカッとした単音うねるオルタナアレンジ、気持ち良すぎてかっこよすぎて、こういうの聴きたかった!と感動しました。 メロウな歌と重くしっとりとした曲の多いアルバム、シューゲイザー的なアプローチは多々あれど、サウンドとボーカルの比重は対等です。真っ暗な中にうっすら光る灯を映し出した、まさにアルバムジャケットのままのイメージのアルバム。雪崩れ込んでくるえぐみと爽快感をぜひ体感して欲しいです。
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The Telephone Numbers / Scarecrow II
¥2,530
【収録曲】 1. Goodbye Rock n Roll 2. Be Right Down 3. Ebb Tide 4. Falling Dream 5. Pulling Punchlines 6. This Job Is Killing Me 7. Battle of Blythe Road 8. Hemlock 9. Telephone Numbers Theme 10. Scarecrow 【視聴】 https://youtu.be/cl3KyMHhmQc?si=tA66c1Lig3eCMKwI 【発売】 2025年10月 サンフランシスコから、インディーポップ/パワーポップバンド、The Telephone Numbersの2ndアルバム! 哀愁あるセピア色の楽曲風景、やんわり曲全体を覆うギターサウンド、ある種の王道的な楽曲ではありながらも節々のアレンジで魅せたい景色に合わせたこだわりを感じます。 また、うっすらトランペット/ヴァイオリン/オルガンをアレンジに加え、より深い哀愁を感じさせてくれます。 どこか遠くに出かけたくなるアルバム、ドライブとかにピッタリかと!
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Kin’Gongolo Kiniata / Kiniata
¥2,750
【収録曲】 1. Toye Mabe 2. Kingongolo 3. Angoisse 4. Liseki Te 5. Toko Lemba Te 6. Fina Fina 7. Lowi 8. Moto 9. Elengi Ya Ko Vivre 10. Bunda 11. Tekiara 【MV】 Toko Lemba Te→https://youtu.be/oKKZMseaU9M?si=qvEgwk_SLoqTnRL5 【発売】 2025年10月 コンゴ民主共和国のキンシャサのバンド、キンゴンゴロ・キニアタによるデビュー作! マジですごいです、こんな音楽聴きたかった!と思えるぐらいにハマっています、大推薦。エネルギーの凄すぎるボーカルとコーラスワーク、自作楽器から生み出される奇怪なサウンド、打楽器の打ち方に見える民族音楽のルーツ、そしてゴリゴリに乗せていくロックの系譜。かなり独特な小節なのに「これがジャストで気持ちいい」と思えるダンサンブルな曲構成は圧巻。 4曲目「Liseki Te」はダンスミュージックとして最前線でありながらも完成されすぎている名曲。リフと4つ打ちにポコポコと連打される打楽器の掛け合い、そして曲中盤で突然始まるボーカル/コーラスの殴打。ぶち上がらざるを得ないです。 あまりにもかっこよくてちょっと笑えてしまうのも最高。伝統へのリスペクトと革新を突き進むバンドのあり方にどっぷり浸れる名盤!
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The Cords / The Cords
¥2,530
【収録曲】 1. Fabulist 2. Just Don't Know (How To Be You) 3. October 4. Vera 5. Doubt It's Gonna Change 6. You 7. Bo's New Haircut 8. I'm Not Sad 9. Yes It's True 10. Weird Feeling 11. Done With You 12. Rather Not Stay 13. When You Said Goodbye 【MV】 Fabulist→https://youtu.be/yx3XH95c2Uk 【発売】 2025年9月 スコットランドから入荷、姉妹インディーポップデュオThe Cordsの1stアルバム! MVにもなっている「Fabulist」を聴いて「良い!」となったのですが、アルバムを聴けば聴くほどどんどん深みが増してくるというか、ポップセンスだけにとどまらない、底に宿したパワーみたいなのをすごく感じるアルバムです。 まさに「インディーポップ」を体現したような楽曲たち。脱力感とギラついたエネルギーとがぐるぐる渦巻き、気づいた頃にはスカッとリスナーの耳を駆け抜けて行く爽快感。 アルバム最初3曲のどんどんテンポが上がっていく感じめちゃくちゃ楽しいです、3曲目の「October」や6曲目の「You」のパンクスほとばしる最速疾走感はたまりません。 若々しさ、あどけなさ、少女性、そういったものが何より派手な装飾ではありますが、それはそれとして、色んな人がポップにギラギラしたパワーを受け取れるんじゃないかなと思っているアルバムです。1stらしい1st、名盤です!
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Sunbörn meets Clap!Clap! / Earth Is Begging(LP)
¥4,620
【収録曲】 1. Acarajé do Salmão 2. Nigeria 1984 (feat. Oumy) 3. Jolloff on the Roll Off 4. Vuvuzela Dourada (feat. Carolina Lelis) 5. Saffron Sahara Swing 6. O Ze De Baja 7. Earth Is Begging (feat. Dele Sosimi) 8. Dju Dju (feat. Etuk Ubong) 9. District Eleven 10. Sunclap 【視聴】 Vuvuzela Dourada→https://youtu.be/YgSir6sjJb4?si=QONFQfb3MRP_8e2B 【発売】 2025年10月 デンマークのセッションバンドSunbörnとイタリアのClap! Clap!によるコラボアルバム。 パーカッションや民族楽器的なサウンドの作りはラテンの香り。そこに曲ごとに様々な要素が絡まっていき、聴けば聴くほどどんどん豊かになっていくような構成。カーニバルチックな曲、テクノ調の曲、シティポップ調の曲、ジャズやアフロや中東音楽の色合いも混ざって行き、聴いていてずっとワクワクできるトロピカルなアルバムです。 新しさを追い求めたキレのある楽曲アレンジには説得力があり、うわべのアプローチではなくクッキリとした伝統を感じます。深い音楽への理解、その上で新しい風をガツガツ取り込むパワー。Sunbörnはデンマークでグラミー賞を4度も受賞した実力派6人組セッションバンドとのことで、技術とグルーヴ感は抜群。 音楽への探究心を煽られるような、豊かなアルバム!
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Jennifer Walton / Daughters(LP)
¥4,070
【収録曲】 A1. Sometimes A2. Born Again Backwards A3. Shelly A4. Lambs A5. Saints B1. Miss America B2. Daughters B3. It Eats Itself B4. The Only Way Is Through 【視聴】 Sometimes→https://youtu.be/7dFjTgfzuEM?si=yg_zjNyM7MPqR8Gv Lambs→https://youtu.be/AJkfGGdT8T0?si=_6KY74BKLl2zQIEM 【発売】 2025年10月 ロンドンから、フォーキーにアバンギャルドなアルバム! メロディックな歌の後で崩壊していくノイズの渦。あまりに美しく自然なその狂気は、生々しさをどこまでも真摯に切り取ったよう。1曲ごとのインパクトはもちろん、アルバム1枚での音楽体験としても凄まじい。これを名盤と言わずして、というほどの名盤。 A面1曲目「Sometimes」これを聴いて聴き惚れて入荷しました。とにかく気持ちが良い。歌とノイズとが交互に鳴り響くシンプルなサビの構成ながら、その音の作り込みは圧巻。現代に産まれるべくして産まれたノイズミュージックの最前線。すごい曲です。 A面4曲目「Lambs」エレクトロニカにメロウな歌とド派手なサウンドを絡ませ合った曲。中盤のグッとテンポが上がってカラフルに盛り上がっていくところの爽快感すごいです。音は重く鋭くもどこか風通しよく華やかな曲。 下記、入荷時に送られてきた文章から一部抜粋。 〜〜〜〜〜〜〜 今アルバムは2018年に北米ツアーを行っていた最中に芽生えたアイデアをもとに制作されました。その時、彼女は音楽的な夢を叶える一方で、父親が癌により命を落とすという現実に直面。空港やホテル、アメリカの医療制度との闘いの合間に押し寄せる喪失感――その不条理な体験がアルバム全体に刻み込まれています。 『DAUGHTERS』は、悲しみと向き合いながらも音楽的探求を貫き、彼女のこれまでの活動を集約・拡張した決定的なデビュー・アルバムです。 〜〜〜〜〜〜〜 練り込まれたサウンドにはじわっとのしかかるような重さはあれど、曲の構成にどこか爽快感があり、かなり新しい感覚のアルバム。 遠くの国の人の苦楽を想像しながら聴くと不思議な気分になるので、音楽というのは良いものだなと思い出させてくれます。音楽好きもそうでない人にも鮮烈に音を残すであろう名盤です!
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THE PRIZE / IN THE RED(LP)
¥4,620
【収録曲】 1. Connie 2. Static Love Affair 3. Don't Need 'Em 4. From the Night 5. Had It Made 6. First Sight 7. Down the Street 8. Looking For a Reason 9. Say You're Mine 10. Reaction 11. Silver Bullet 【MV】 From the Night→https://youtu.be/RoZmxe8le_k?si=TpI_5ojbummLFAaO 【発売】 2025年9月 オーストラリアから入荷、ガレージ・パワーポップバンド、THE PRIZEの1stアルバム!! インディーの香りがたまらないガレージ・パワーポップなルーツと、巨大な響き方をするグラムロックの系譜とが絶妙なバランスで絡まり、グッと来ざるを得ないロマンチックさがあるアルバムです。 5人組でギターは3本あるながらも、音で強行突破しない引き算の上手さ。一音一音を丁寧に絡ませながらも厚みのあるパワフルさ。パンクスの使い所が抜群です。 MVにもなっている4曲目「From the Night」を聴き一目惚れで入荷しました。渋いのに新しく、クールなのに哀愁があり、この唯一無二のバランス感に痺れました。ぜひ一聴してもらえたら嬉しいです。 硬派なジャケットも最高。
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softsurf / Gazing at a Mind
¥2,750
【収録曲】 1. Momentrail 2. Coming Color 3. 零 4. Neonarium 5. Nightfeel 6. Hazy Dusk 7. In the White Sands 8. Cosmic Eyes 9. Voyager 【Trailer】 https://youtu.be/dKJ964ZVxow 【発売】 2025年10月 名古屋を拠点に活動するドリームポップ・シューゲイザーバンド、softsurfの1stフルアルバム! ノイズポップの伝統を大切にしながらも自分たちの音を追求し、より強く美しいサウンドの詰まった今アルバム。爽快感と重厚感とが代わる代わるに押し寄せ、深くドリーミーに魅せてくれます。マスタリングはRIDEのマーク・ガードナー。 1曲目「Momentrail」今まで持っていたこのバンドに対するイメージを一瞬で覆すかのような疾走感。鮮やかに吹き抜けるギターサウンドと男女混成のボーカル、霧がかった夢の中に向かって走っていくようなイメージ。どんどん伸びやかになっていくような展開も気持ち良いです。 9曲目「Voyager」voyagerという宇宙船を好きな人は多いと思います、そしてvoyagerという曲やアルバムもこの世にはたくさんあることも知っていますが、softsurfがオルタナティブにvoyagerを表現してくれたのは本当に嬉しいというか、これだ!って感じがします。重くのしかかるリフとサウンドの広がりが気持ちよくて美しくて、大好きな曲です。 飽きない曲い幅、練り込まれたサウンドと曲構成、アンセムになり得る抜群の1枚です。 (ジャケット撮影協力:豊田市美術館)
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ユウレカ / AltX(LP)
¥5,000
【収録曲】 1. Numa 2. OilGang 3. Kyoen 4. AntiBody 5. AltX 【MV】 Kyoen→https://youtu.be/da-K_HjncT8?si=cqtCGkqeHKLrgKPD 【発売】 2024年1月 徳島を拠点に活動するエクスペリメンタル・ポストパンクバンド、ユウレカの2ndアルバム!! 一つ一つの音の響きにこだわり、擦れて生み出される音の空間にこそ音楽が宿るよう。それでいてどこまでもオルタナティブであり、バンドアンサンブルとサウンドアートとを行き来する境地のようなアルバム。 1曲目「Numa」ドラムのハイハットと鉄みたいなサウンドのギターのみでゆっくり始まる、1曲目として美しすぎる曲。聴き手の「今ドラムに耳が行っているな」「今は歌を聴いている」みたいに無自覚に散漫する意識すらも手玉に取られているような感じがします。徹底した曲展開へのこだわり、互換に直接訴えてくる名曲。突然の16ビートが凄すぎます。 MVにもなっている3曲目「Kyoen」ビートは何分の何なのかわからないのですが、不思議としっくり来させてくれるのはさすが。渋い盛り上がり方をするサビ入り、サビの途中でベースがなくなるところとかもほんとにすごい。じっくり聴けば聴くほど「なんだこの曲……」というカルチャーショックを受けます。こんなにも攻め気な楽曲なのに聴いていてふつふつと沸き上がってくるものがあって感動します。 音の抜き差しの空間で生み出す最新鋭の音楽、トリッキーさに説得力がありすぎるアルバム。あまりの完成度にこのバンドがこのアルバムをいつか本当に超えられるのかが不安になるぐらいの超名盤。
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ALKASILKA / 地雷と野菜e.p(7インチレコード)
¥2,000
【収録曲】 A1. 地雷と野菜II B1. HATE & WAR? 2025 【視聴】 https://youtu.be/caC3VHjAHNA?si=yZUfJtCldPnSl1Q3 【発売】 2025年1月 沖縄を中心に活動するアイリッシュパンクバンド、ALKASILKAの7インチシングル!! クリアケースにびっしりと書かれた文字がかっこいいデザインの7インチ。クールなデザインの中に詰められた真っ直ぐなメッセージとキャッチーな曲調、このバンドを象徴するようなシングルカット。 盤タイトルでもある曲『地雷と野菜II』は、「地雷は野菜に勝てない」というどこか子供的な観点をテーマにして平和を願う曲。元気よく跳ねるような曲ながらもどっしりとしたドラム・ベースには力強い安定感があり、食らいつくようなボーカルが鮮やかに映えます。 アコーディオンが入った少し珍しい楽曲性ながらも、"もの珍しさ"よりも必然性を感じるのがこのバンドのすごいところの一つだなと思います。
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ALKASILKA/ ききゅう
¥2,500
【収録曲】 1. WE HOPE 2. BLACK OUT 3. 不自由の女神 4. カナヅチの魚 5. -Bella ciao- 6. 왜?why? 为什么? 7. -あたらしい服1- 8. 地雷と野菜 9. -あたらしい服2- 10. AFTER LAND 11. -HObE ME- 【MV】 WE HOPE→https://youtu.be/cza_fcttaE0?si=tEizRzrBwbRofE1n 【発売】 2024年9月 沖縄を中心に活動するアイリッシュパンクバンド、Alkasilkaの3rdアルバム!! 反戦・平和を強く願い歌うある種のパンクバンドの原点的な楽曲性は、沖縄で生きるこのバンドにとってのリアル。芯を食うメッセージと願いを表現として昇華させた楽曲は、そのカラフルさとパワフルさゆえにリスナーの脳に自然に届きます。 MVにもなっている1曲目「WE HOPE」MVがカッコ良すぎてびっくりしました。歌詞にこもったメッセージはかなり直線的で、だからこそ突き刺さるパンクの醍醐味。メロウになるサビがカッコよく、ストレートながらも作り込まれた曲です。 6曲目「왜?why? 为什么?」3ヶ国語で「なぜ?」と言っているタイトル。ストップやテンポチェンジが多用されており、このバンドの高いパワーとグルーヴを一挙に感じられて気持ちのいい曲です。 10曲目「AFTER LAND」最高にパンクで、男女ツインボーカルがグッと活きるメロディックな名曲。荒削りなドラムのパワーとみんなの叫びが前に前に転がっていく爽快感、最高です。パンクが平和であることを改めて思いださせてくれる大好きな曲。 ジャケットやCDケース、アートワークにもすごいこだわりがあり、単純にモノとしてもかっこいいです。外身も中身も超推薦、ぜひ手元に置いて欲しい名盤!
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96† / 数奇学
¥3,000
【収録曲】 1. Theme of 96†(A via peregrinorum) 2. Nixie 3. 八月の光 4. Orbit 5. フローラ 6. もうひとつの雨後へ 7. そのハイエナは 8. 愛夢音You 9. 存在するとは別の仕方で 10. Theme of 96†(A scriptorio) 【MV】 八月の光→https://youtu.be/0LvjFiZI72w?si=c9Ez3-oAZHoQNMqf 【発売】 2025年9月 東京を中心に活動するエクスペリメンタル・ニューウェーブバンド、96†の1stアルバム!! ドロドロにごちゃ混ぜな音楽ルーツ、実験的に織り交ぜながらもどこか爽快感のある音楽性です。多彩な音の使い方、アクセントになる不協和音の混ぜ方、センスがすごいです。妖艶なボーカルが音の渦の中に溶け込んでいる感じもかっこいい。 サウンドアート的な面と乗せるダンスミュージック的な面が同居しており、色んな好みを持った人がもっと音楽を好きになるきっかけになるようなアルバムだと思います。
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Eje Eje / PRIMORDIAL SOUP(LP)
¥4,400
【収録曲】 A1. Oyun Çorbasi A2. Dark De-Light A3. Houthiman A4. Baraca A5. The Bride (feat. Elad Kimchi) A6. Afternoon Glory (feat. Adam Balagan) B1. Horrorizon B2. Broken Reeds B3. Don’t Ask (Rahbani Brothers Tribute) B4. Puzmak B5. Her Dad B6. Last Party Ever 【MV】 Horrorizon→https://youtu.be/ptG4Fd7eJK0?si=CTcy8SJpTgs9ppOY The Bride (feat. Elad Kimchi)→https://youtu.be/MhKwJBvtu0E?si=UmOF-UWIa9wc-utv 【発売】 2025年9月 トルコから入荷、サイケ・ダブの要素に中東やトルコの民族音楽を掛け合わしたアラビックなフルアルバム!! Şatellitesの創設者イタマール・クルーガーによるソロプロジェクト、Eje Ejeの最新作。 サイケな楽曲やダブな楽曲、ファンクな楽曲等にそれぞれトルコの伝統音楽や中東の民族音楽 を散りばめた、実験的......ではなく、すでに完成させられたアルバム。祭のような華やかさはあり、ドラッグミュージック的なトランス感もあり。 異国感とダンスミュージックがドロドロと絡まりあう、まさにアルバムタイトルにも入っているスープのようなアルバム。サイケデリックなトランスにテンポの概念はないことに気付かされました。
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ABSOLUTE LOSERS / IN THE CROWD
¥2,640
【収録曲】 1. At The Same Time 2. Your Colours 3. In The Crowd 4. Don't Go 5. Eagerness 6. Letter 7. Kiss of Death 8. Bad Feeling 9. For So Long 10. You Never Say That You Love Me 11. Better Things To Do 12. It's An Understanding 【視聴】 In The Crowd→https://youtu.be/0icybvbYOm0?si=oxE1usKZ_Jrf9nnA Bad Feeling→https://youtu.be/kaMMwIa9t5Y?si=QjZ_U4CeomUDuL-B 【発売】 2025年9月 カナダ・シャーロットタウンから、ポストハードコア・パワーポップバンド、ABSOLUTE LOSERSの12曲入りフルアルバム!! 軽快にロック、キュンとくるメロディックさとただでは終わらせないこだわりをあちこちで感じるスリーピースバンド。 オールディーなロックテイストを基盤に、ポストパンクやパワーポップ等のルーツを独自にブレンド。王道を無理に崩さず、メロディやアグレッシヴなアレンジにこのバンドゆえの説得力があります。 リード曲である3曲目「In The Crowd」情緒的なイントロ、そのままスルッと流れて行くように展開し、伸びやかなサビでロマンチックに広がる情景を真っ直ぐに見せてくれる名曲。アクセントがないゆえの美しさがある曲。 8曲目「Bad Feeling」インディーロックらしい音の空間が荒削りなサウンドとがっちりマッチした、音楽好きにはたまらないバランス感。クネクネと揺れるようなボーカルのメロディラインが心地よく、楽曲と同じようにじわじわとボルテージの上がってくる曲です。 キャッチーで豊かで、楽曲性には無限の可能性があるバンドの、現時点での最高到達点がしっかり表現されたような今作。まだまだ続く未来にワクワクできます。
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KETTEL / INMATE SHUFFLE EP(LP)
¥3,465
【収録曲】 1. Inmate Shuffle 2. Park Here Harper 3. Perrysprot 2 4. No Rat 5. Dedemoon 【視聴】 Inmate Shuffle→https://youtu.be/DguovFmf2xY?si=_jB1yZIzsh4KeSY6 Perrysprot 2→https://youtu.be/BsZtVIIHiKg?si=pY4KK56SpDbdztQo 【発売】 2025年8月 オランダから、ロマンチックなエレクトロニカアルバム! 音使いはかなりカラフル、それでいてあまりにもナチュラルな情景描写。とてつもないセンスで表現されたドラマチックなインスト音源。 リード曲でもある1曲目「Inmate Shuffle」ほんとにこの曲すごいです。ユーモアのあるサウンドを絶対とする説得力、遊びを遊びのままでロマンチックに作り上げるドラマチックな演出。途方もないほどの表現力あってこその曲だと思います。聴けば聴くほどほだされる名曲。 3曲目「Perrysprot 2」疾走感のある楽曲に、コミカルなシンセサイザーとサスティーンの長い打撃音を縦横無尽に配置した、派手で攻め気な曲。曲の中で作られる静と動の"静"の部分は全然落ち着きがないのに、あまりにどんちゃん騒ぎな楽曲のためすごく忍足に聴こえて面白いです。この曲もかなりクセになります。 ノンバーバルでここまでやれるのか、と感動した名盤。ぜひ触れてみて欲しいです。
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PEKI MOMES / PEKI MOMES(LP)
¥4,400
【収録曲】 1. Başlangıç 2. Rüya 3. Göç Mevsimi 4. Masmavi 5. Future 6. Yaşlı Dünya 7. Oyun 8. Dertsiz Kedi 9. Bahçe 10. Bahar 11. Uzak 12. Laleler 【MV】 Göç Mevsimi→https://youtu.be/6aj2E9MENRI?si=oOECH794bgZx4rAo Dertsiz Kedi→https://youtu.be/ROPdfCfTFCo?si=p9MqUTR_UNGr7e1r 【発売】 2025年9月 ドイツ在住、トルコ人アーティストのPEKI MOMESによる1stアルバム!! ソウル・ファンクを軸としつつ、現代の歪みを描いたような生々しいサイケデリックさをまとったアルバム。日本のシティポップにも通ずるグルーヴィーな空気感、オリジナリティがポップに溶け込んでいっている様子が美しいです。 MVにもなっている3曲目「Göç Mevsimi」艶めいて揺れるロマンチックな色合い、跳ねるビートでつけられたアクセント。シンセサイザーと妖艶なボーカルとがふわふわ混ざっていく様子が綺麗です。 8曲目「Dertsiz Kedi」ミドルテンポながらも軽快で風通しの良い楽曲。散りばめられたカラフルな音がメロウなボーカルとのコントラストを産み出し、その空間に飲み込まれて行くかのような心地よさ。音の出し引きとつんのめったビートによって切迫感のあるパートがあるのも、メロウさを引き立てていて気持ちがいいです。 かなり実験的な楽曲とメロディックな楽曲とが織り混ざった、聴きごたえも満足感も素晴らしい名盤です!
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SIMO CELL / FL LOUIS EP(LP)
¥3,025
【収録曲】 1. Circuits 2. Rushin 3. Paris Funk Express 4. Craft Punk (Oh No) 【視聴】 https://youtu.be/Li_Q316CazM?si=nsrGpqypSCRFk2MY 【発売】 2025年8月 オランダから入荷、ベースサウンド・ハードテクノアルバム! 叩きつけるようにベースとリズムを交差させて生み出される重厚感、あまりにも自然に展開していく楽曲はナチュラルなハイへと持っていってくれます。 4 つ打ちのダンス感はそのままに、多種多様な打撃音・サンプリング音を自在に絡まり合わせて、攻め気にフックをかけ続けるアヴァンギャルドな楽曲。内臓を直接刺激するようなエグみがあります。 一貫して硬派、それでいて斬新。ダンスミュージックへのリスペクトとアンチテーゼが混在したような名盤です。
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STAR FEMININE BAND / JUSQU'AU BOUT DU MONDE
¥2,420
【収録曲】 1. Mom'lo siwaku 2. The world is a village 3. l'enfant c'est notre Dieu 4. Bowl fun obiri 5. Women Rights 6. jusqu'au bout du monde 7. Unis pour toujours 8. Azo we yin gbeto 9. Tonkuro Yonni 10. Yonin isa pom'bi 【MV】 The world is a village→https://youtu.be/k7d25ELJbRg 【発売】 2025年9月 西アフリカ・ペナンから、民族音楽を基盤としたバンドSTAR FEMININE BANDの3rdアルバム!! 愉快にはしゃいでいるようで、その深くで艶めく独自の音楽理解。不思議なビートで豊かに揺らす唯一無二の圧倒的存在感。笑えるようで飲み込まれるエネルギーがすごいです。 下記、入荷時に送られてきた文章。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ベナンの人ですら場所がわからないような小さな村出身の8人の若い女性たちは、そのキャリアを厳しい状況からスタートした。挑戦する価値があると自分自身を納得させるだけでなく、家族、村、そして大陸全体を納得させなければならなかったのだ。そんな彼女たちを支えたのが、作曲家、マネージャー、作詞家のアンドレ・バラグモンだろう。彼は自身の3人の娘もグループに送り込み、ダンスと衣装を担当する妻のエドウィジュと共に全員の住居を確保。メンバーたちに音楽教育を施すだけでなく、懸命にリハーサルをしながらも学校に通える環境を整えていった。その結果、地元のヒーローになるだけでなくユニセフ大使に選出されるなど、このグループは成功を収めたのだ。そんな彼女たちの3枚目となるアルバムが本作だ。 前作からメンバーが2人新たに加わり、より大きなステージを制覇すべくパワーアップ。数え切れないほどの西アフリカのスタイルが織りなす広大な領域を、彷徨い歩きながらも、これまで以上にオリジナリティを増した印象だ。結婚について語るレゲエにも触れ(少しラップも交えながら)、ワアマ語、ディタマリ語、バリバ語、フォン語、ヨルバ語など、様々な言語で歌い上げていく。それぞれに個性があるが、なかでも「L'enfant c'est un don de Dieu(子供は神の贈り物)」は圧巻と言えるだろう。「debout-les-en-fants / 起きろ、子供たち!」と歌いながら、皆で一緒に踊れるよう、整然と地面をならしていく、力強い一曲だ。 最初の2枚のアルバムよりも滑らか、かつ洗練されたアレンジ、野心的なキーボードパート、そしてより複雑なボーカルハーモニーに支えられながらも、その即興性は失われていない。ベニンの音楽的伝統に静かな彩りを添えつつ、リスナーの耳に心地よく響き渡る一枚だ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 とのこと。実際にその姿は見たことはないものの、MVで独自の表現を展開する彼女たちには、前をしっかりと見据えたパワーを感じる。 楽曲の幅も広く、想像以上に聴きごたえのある名盤。
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LAIR / NGELAR
¥2,420
【収録曲】 1. Tatalu 2. Pesta Rakyat Pabrik Gula 3. Tanah Bertuah 4. Hareeng 5. Boa-Boa 6. LAIR, Monica Hapsari - Bangkai Belantara 7. LAIR, Monica Hapsari - Kawin Tebu 8. LAIR, Monica Hapsari - Setan Dolbon 9. Gelombang Pemecah Malam 10. Mencari Selamat 【MV】 Tatalu→https://youtu.be/uPwGnuIBxbY?si=SD8MYAUuFUHIIjBR Boa-Boa→https://youtu.be/97K3DXwTubI?si=MIWB_7MUKECGsxlN 【発売】 2025年8月 インドネシアから、サイケロックバンドLAIRの2ndフルアルバム!! 力強い爆発力とサイケデリックな艶やかさを持ち合わせ、どこにもとどまらないエネルギーがほとばしった名盤。 楽曲の雰囲気やルーツは明らかにサイケミュージックではあれど、純粋に揺らし飛ばすスタイルのサイケミュージックとは根本的に真逆。展開とアレンジで派手に観せながら、言葉や爆音を要所要所で放ち、トリップよりもパンクスを強く感じる楽曲スタイルが多い。 音が脳に直接突き刺さってくるような爽快感がたまらないアルバム。 以下はこのアルバムを入荷する時に一緒に送られてきた文章。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 彼らの地元であるジャティワンギの過去の栄光とその再考をテーマに制作されたという本作。 そのテーマのひとつが「土地」だ。粘土/テラコッタで作られる工業製品における国内最大の生産地であるジャティワンギの人々にとって、土地や土壌といった問題は常に無視できない存在なのである(彼らの楽器もほとんどがテラコッタで作られている)。収穫の儀式や伝統、かつて繫栄していたジャティワンギの鬱蒼とした森に向けた祈りにいたるまで、工業化という大きな波に抗うかのようなサイケロック・サウンドは、彼らバンドメンバーの日常生活を率直に表したものであると同時に、現在の悲しむべき状況を反映した哀歌とも言えるだろう。 「祝い回る」を意味するアルバム・タイトル『Ngélar』は、バンドの本質を示す言葉の一つであると言えるだろう。演奏しながら村をめぐり、人々にあいさつをする。彼らが村から村へと移動しているのを見た人は、近くで何か祝い事があることを認識するのだ。そういった「旅」「時間」を純粋に愛する彼らの象徴ともいえる言葉「Ngélar」。どのように動き回り、対話し、自らの内外で起こっているすべての事象を祝福し、それを理解するのか。彼らにとって『Ngélar』は手法であり、創造的なプロセスであり、バンドとしては創設以来のそれぞれの旅の集大成なのだ。 シンガー・ソングライターの Monica Hapsari が3曲参加。また幾何学模様の Go Kurosawa がプロデューサーを務めている。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 とのこと。僕には細かい事情は全然わからないのだけれど、このアルバムは問題定義であり、音楽の本質を問うかのようなものであるのだと思う。 作り出されたエモーショナルやアグレッシブな表現の純度は高く、ただの音楽であることも確か。根本的な音楽への探究心と社会に対する意思を丁寧にブレンドし、正しく世に打ち出されたアルバムだと思います。
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沓名真由 / Epiphany
¥3,300
【収録曲】 1. クリーム 2. レインコート 3. 水泳 4. カティサーク 5. L'Étranger 6. Melt 7. Sparkle 8. 冷めたふり 9. 昼下がる 【視聴】 クリーム→https://youtu.be/rZVjB1clvbI?si=4SVyRcIDP6FTwh3V 【発売】 2025年9月 徳島を拠点に活動するソロアーティスト、沓名真由の2ndアルバム!! the circusにも加入しているSSWであり、そのずば抜けたメロディセンスと豊かなワードセンスがくっきりと活かされたバンドサウンドの音源。 1曲目「クリーム」ゆったりした曲調の中、アクセントのある音と言葉がふわふわうと浮かぶような曲。刹那的な感動を切り取って描き、そのままスキップして家に帰って行くような余韻。夢見心地な名曲。 6曲目「Melt」2人きりの夢の中へダイブする、ロマンチックに包まれた曲。あまりの幻想的なサウンドと詩的な言葉たちは、少女の思い描く夢想のような儚さがあります。ゆるっとしたロウテンポでたゆたうギターのサウンドが心地よい曲。 一貫して描かれるのは浮世離れした天国景色。 のんびり揺られているうちに何もかもなくなってしま うような、不思議な狂感覚に触れられるアルバムです。
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Fancrab / SUPER HOLIDAY e.p.
¥1,000
【収録曲】 1. スーパーオリダイ 2. ヤングマガジン 3. UFO 【MV】 UFO→https://youtu.be/p8qudybbCRc?si=umPTL6-YNauJ-SAU 【発売】 2024年12月 京都を中心に活動するパワーポップ・インディーポップバンド、FancrabのDLコード付き3曲入りカセット! 風通しの良い爆音、どこか切ないメロディックさ、どっしりと力強いアレンジ。カセットというフォーマットとリンクするモラトリアムの詰まった作品。 1曲目「スーパーオリダイ」ミドルテンポ、タイトなビート感と鮮やかに揺れるギターとの対比が心地のいい曲。どこか遠くに飛び出すようにテンポのあがるラストが爽快です。音源タイトル「SUPER HOLIDAY」のはじまりのような曲。 2曲目「ヤングマガジン」アッパーな曲調、インディーポップらしい気だるさと疾走感がぎゅっと詰まった名曲。どうしようもない日に落ち込んだり吹っ切れたりで上下する感情を1曲の中に詰め込んだような、聴いてて嬉しくなるような曲。 3曲目「UFO」前のめりな4つ打ち、横揺れ誘うハイな歌とギター。カラッとしたリフがめちゃくちゃ気持ちいいです。どこにも行けない中、頭の中だけどこか遠くに飛んでいっているようなイメージの曲。 誰しもが経験のあるどうしようもなさすぎるスーパーホリデー、そしてそれに対する一つのアンサーのような作品。かなりコンセプティブな音源だと思います、
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the circus / Limbo(LP)
¥4,400
【収録曲】 1. 春を待つ 2. 幽霊 3. 鯨 4. 円盤 5. Debby 6. フェンネル 7. 夕景 8. Monn 9. クレマチス 10. カレント 【MV】 フェンネル→https://youtu.be/DXA98RmvC7o?si=TyG935vk7PZwBDFe 【発売】 2025年7月 徳島を拠点に活動するギターポップバンド、the circusの9曲入りLP!! 大好きなバンドです、LPでフルアルバムを出してくれるのは嬉しい。よりキャッチーに、ゆえによりはらんだ狂気が鋭く仕上がった今作。人の所業の全てを包み込むような包容力のある素晴らしいアルバム。 1曲目「春を待つ」男女混声、メインボーカルがふわっと切り替わって、そこから自然に曲のボルテージが上がる瞬間の表現力が凄まじかった。壮大で懐かしくてどこか破滅的、すごい曲だと思います。詩とバンドの高い表現力をさらに洗練させて作り上げられた名曲。 3曲目「鯨」ちょっと軽い足取りのテンポ感、決めの多い楽曲アレンジ、朗らかなキーボードの感じ、サウンドでじわじわと表現する内包した違和感、まさにこのバンドの持ち味がストレートに活きている名曲だと思います。どこか遠くに行きたくなる曲。 9曲目「クレマチス」キーボードが曲全体を覆っていて、ドラムとベースで曲の全体的な強弱を作っている曲。壊れてしまいそうな美しいもの、物体なのか思い出なのか、それを大切に大切に愛でているような感じがする曲。流れていく世界と止まっている人との対比を音でじっくり見せられる、映画のワンシーンのような曲終わりは圧巻。 どの曲も素晴らしいです。かなりキャッチーな中で光るフックの効いたアレンジにいちいち感動します。ぼんやりBGMでかけるのも良くて、じっくり耳を凝らして浸るのもありで、それを交互に繰り返しているうちに思いっきりハマるアルバムだと思います。
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ハヅメ / 記録
¥1,000
【収録曲】 1. 4日前 2. ゆうげ 3. 雪駄 alternative ver 4. 天国はもう 【発売】 2025年7月 大阪を中心に活動する弾き語りアーティスト、ハヅメの4曲入り音源! 四畳半での暮らしの中にある景色と感情を、よりリアルに音楽の中に込め、人生の中の瞬間を切り取ったある種コンセプティブなアルバム。 2曲目「ゆうげ」コーラスで声を増幅させ、現実と妄想の間の行き来を描いたような曲。人間のリアルな感覚が付かず離れずに宙を舞っている感じの詩がギターとリンクしていて心地良いです。 4曲目「天国はもう」暮らしの中で上下するやる気だとか意欲だとか、その流れの中から憧れたものを見上げている感じのイメージがしました。テンポチェンジとギターリフで描写しているのは煌びやかな川の流れ(多分)、自然と暮らしの対比の狭間に吹く風を気持ち良く感じられる曲。 ハヅメがこのアルバムを作っていた四畳半の部屋は僕の家の隣です。ハヅメはもう引っ越しちゃった(徒歩1分の部屋に)けど、このアルバムを聴くとその部屋に焼きついたハヅメのイメージとか妄想とかがまた浮き上がってくるような。 アルバムタイトル「記録」には”事実”よりも”感覚"の意味合いが強くある感じがします。”事実”はまだ部屋が残っているので……。 でもその部屋は近いうちになくなるわけで、そうなると”感覚”を記録したこのアルバムだけが残る。誰かがこれを聞いて繋がった時、このアルバムの「記録」が意味を成すのだろうなと思います。
