【収録曲】
A1. Sometimes
A2. Born Again Backwards
A3. Shelly
A4. Lambs
A5. Saints
B1. Miss America
B2. Daughters
B3. It Eats Itself
B4. The Only Way Is Through
【視聴】
Sometimes→https://youtu.be/7dFjTgfzuEM?si=yg_zjNyM7MPqR8Gv
Lambs→https://youtu.be/AJkfGGdT8T0?si=_6KY74BKLl2zQIEM
【発売】
2025年10月
ロンドンから、フォーキーにアバンギャルドなアルバム!
メロディックな歌の後で崩壊していくノイズの渦。あまりに美しく自然なその狂気は、生々しさをどこまでも真摯に切り取ったよう。1曲ごとのインパクトはもちろん、アルバム1枚での音楽体験としても凄まじい。これを名盤と言わずして、というほどの名盤。
A面1曲目「Sometimes」これを聴いて聴き惚れて入荷しました。とにかく気持ちが良い。歌とノイズとが交互に鳴り響くシンプルなサビの構成ながら、その音の作り込みは圧巻。現代に産まれるべくして産まれたノイズミュージックの最前線。すごい曲です。
A面4曲目「Lambs」エレクトロニカにメロウな歌とド派手なサウンドを絡ませ合った曲。中盤のグッとテンポが上がってカラフルに盛り上がっていくところの爽快感すごいです。音は重く鋭くもどこか風通しよく華やかな曲。
下記、入荷時に送られてきた文章から一部抜粋。
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今アルバムは2018年に北米ツアーを行っていた最中に芽生えたアイデアをもとに制作されました。その時、彼女は音楽的な夢を叶える一方で、父親が癌により命を落とすという現実に直面。空港やホテル、アメリカの医療制度との闘いの合間に押し寄せる喪失感――その不条理な体験がアルバム全体に刻み込まれています。
『DAUGHTERS』は、悲しみと向き合いながらも音楽的探求を貫き、彼女のこれまでの活動を集約・拡張した決定的なデビュー・アルバムです。
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練り込まれたサウンドにはじわっとのしかかるような重さはあれど、曲の構成にどこか爽快感があり、かなり新しい感覚のアルバム。
遠くの国の人の苦楽を想像しながら聴くと不思議な気分になるので、音楽というのは良いものだなと思い出させてくれます。音楽好きもそうでない人にも鮮烈に音を残すであろう名盤です!