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ODAGAWA SHION / 2000
¥1,000
【収録曲】 1. zip line 2. plum city 3. river noodle 4. RB 5. inago 6. syohosen 7. kalasia 8. Delicious Freezer 9. start dash drink 10. Gymkhana 11. IDO SOKUDO UP YUKI 12. imomushi 13. Asian Orb 14. Deka 15. driving park 16. LOVE×2BACK☆☆ 【Trailer】 https://youtu.be/-xYnluGvnCI?si=HWFQt_ni6_ynAzIh 【発売】 2024年5月 大阪を中心に活動するVGMトラックメイカー、ODAGAWA SHIONの4thアルバム!! 彼の1番色濃いルーツはゲーム音楽。そんな中、本来交わらないはずのパンクバンドやポップスバンド、弾き語り等とのジャンルレスなライブ経験を踏み、生まれたのはかなりフロアに密接でアグレッシブなアプローチ。豊かでバーチャルな音楽を肉体的に打ち出す、今音源は徐々に形成されていった彼ならではの音楽性がバッチリハマって生まれた、個人的には過去最高傑作だと思います。 4曲目「RB」テンポは少し早め、スロットをイメージしたエレクトロニカルな一曲。音の隙間は多く一つ一つの音の粒が浮き立つように作られており、どうしてもじっと耳を澄ませてしまうような曲。なぜかダブの香りがします、ワクワク乗れる名曲。 8曲目「Delicious Freezer」強くくっきりとしたビートの上でシンプルにメロディを聴かせる、今音源の中で彼の技術とセンスが生々しく光る曲。展開もそこまで多くはないものの、一つ一つの音の響きにこだわって作られており、真っ直ぐに持ち味を楽しめる曲です。 16曲目「LOVE×2BACK☆☆」色んなテーマで色んな曲から色んな景色に引っ張り回してくれて、1番最後に来るこの曲はアゲなハッピーハードコア。彼のちょっと渋めなセンスというか、明るくなりきらずに聴かせる感じはハッピーハードコアとの相性がすごくいいように感じます。派手すぎないというか、わかりやすくなりすぎないというか。 インスト音源なのに彼の人間性が溢れ出る名盤、ぜひ聴いてみて欲しいです。
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ODAGAWA SHION / 1998
¥1,000
【収録曲】 1. 090 2. lightning cable 3. library 4. snorkel 5. bad communication 6. lockdown laser 7. Green Detective 8. blueberry city 9. Guandu zhi zhan 10. Dishuihu 11. Dine and Dash 12. Ryotei 13. odagawa circuit No.3 14. beat1 15. REAU 【視聴】 lightning cable→https://youtu.be/IKFowAuk58k 【発売】 2021年11月 大阪を中心に活動しているトラックメイカー、ODAGAWA SHIONの15曲入りアルバム!! 洗練された音の粒とユーモラスに散らばされたサンプリング、真面目さとわんぱくさとのコントラストにグッと来ます。全て含めてODAGAWA SHIONという人間であり、その人柄がぎゅっと濃縮された今音源。じっと聴いてワールドに浸りながら揺れるのも一興、BGMにして別のことを揺れながらやるのもまた一興。2曲目「lightning cable」橋本インフィニティ直也という大喜利師が「1億円均一ショップで一番の人気商品は?」というお題に対して「iPhoneを充電するライトニングケーブルなんですけど、途中に二つクリスタルでできたドクロがついている」という回答をしたのですが、それをODAGAWAがサンプリングして作った曲。他にもいろんな声がサンプリングされていますが何を言っているのかは分かりません。リズミカルなベースとハイを刻むシンセの音が乗せつつサンプリングの声を聴かせるバランス感覚が素晴らしい曲。7曲目「Green Detective」ほんとに素晴らしい超名曲。優しく覆うような和音のサウンドとちょっとチープなサウンドが奏でるメインのメロディ、少しくぐもった色合い、なんだか懐かしい感じ。音を後に引きつつ遊ぶジャジーな間奏も聴いててすごく上がります。11曲目「Dine and dash」アーティスト「よいまつり」の曲・声をサンプリングして散らばせた曲。うっすら聴こえる「ヨイヨイ」がいい感じです。ストリングスのメロディからの刻むキーボード、左右に振られたシンセベースがじっくりあげてくる感じがかなり気持ちいい。合間合間で突然現れる中華風のインパクトに対して一体なんなんだろうと思い始めた頃にはハマってます。食い逃げの曲っぽいです。13曲目「odagawa circuit No.3」マリオカートをイメージした曲だそう。僕とシオン君はマリオカートwiiのライバルなので他人事ではないなと思います、ゆるっと楽しい曲。どの曲にもそれぞれ世界があり、その上でどの曲も彼の匂いがします。インストなのにこれだけくっきり個性があるのは本当にすごい。この音源を聴きながら音楽を追求する真摯さに当てられて欲しいなと思います。