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ドッグフード買い太郎 / esatachi - EP
¥1,200
【収録曲】 1. 袖が長くなるまでの恋 2. 餌たち 3. 徘徊のススメ 4. ゴーストライト 5. 泣けるコード 6. 呪い 【視聴】 袖が長くなるまでの恋→https://youtu.be/ZPFG0SLr0Y4 ゴーストライト→https://youtu.be/fbqDe0Qeesg 【発売】 2021年9月 広島を拠点に活動する弾き語りアーティスト、ドッグフード買い太郎の弾き語り・バンドサウンドが混ざった6曲入りEP!! 風通しの良いサウンド、優しく入ってくるメロディ、その全てが鬱々とした言葉のどうしようもなさを演出する一本道。僕的には"諸行無常のやるせなさ・どうしようもなさ"みたいなものがこのアルバム通してのテーマに感じました。 3曲目「徘徊のススメ」個人的に買い太郎さんの曲の中で1番好きな曲、何もない時によく口ずさんでいます。変なところに迷い込んではまた知っている道へ出る、波打つ自分の情緒とともに散歩へ誘ってくれるような曲。優しく歌うAメロと怪しいポエトリーのパートをバッチリつなげいるサビがほんとにすごい。コードがやばすぎる。無駄なくスパッと終わっていくところも狂気的でめちゃくちゃ良いです、名曲。 4曲目「ゴーストライト」バンドサウンドの曲です。微かな光を探すような薄暗い言葉と曲の温度感。ざらついたサウンドが覆うシューゲチックなアレンジは、3曲目の終わりからスーッと繋がり、次の5曲目の電子音にまっすぐ繋がっていきます。綺麗な流れすぎてびっくりします。 6曲目「呪い」かなり詩的な曲、公園でぼーっとしながら「生きること自体が呪い」と言っているような景色を想像して聴いていますが、全然違う気もします、色んな解釈のできる詩なんだとも思います。ギターの響き方にドキドキさせられる曲。 自分の言葉と音を追求し、その上で"アルバム"という部分にもかなりのこだわりがある音源だと思います。個人的にもう何十周もしてるアルバムです、すごいです。絶対に手にとって聴いてほしい名盤です。
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ひとりぼっちの夜
¥300
SOLD OUT
SABOTEN MUSIC監修のアート雑誌です。 【ページ数】 54ページ 【参加アーティスト】 ・絵 東條新 麻婆春雨蟻 ・詩 森本百恵 金沢里花子(コスモス鉄道) 北川知早 タカシカズホ Ryohei Tarumoto 畑拓朗 ・写真 江村仁太 ・漫画 葉隠お宮 れろとずぶ キリンイヌ ・音楽 LAIKA DAY DREAM ゆ〜すほすてる ドッグフード飼い太郎 アフターアワーズ NAMUAMEN B玉 【発売】 2020年5月1日 雑誌タイトル「ひとりぼっちの夜」に合わせて、詩 写真 漫画 絵 音楽 をそれぞれいろんな人たちに表現してもらったものが詰まっている雑誌です。長文・説明は一切なし、全編白黒、視覚的なページに感覚を研ぎ澄まして体感してほしいです。僕がリスペクトしている人たちに頼んで寄稿してもらいました。部屋の中で一人でゆっくり読んで欲しいです。 2020年4月頭頃、コロナウイルスにより自粛を要請され、学校や仕事が無くなって家でじっと過ごしている人がたくさんいると思います。その中で僕は自分がどうありたいのか、何をもって動くのか、その先には自分がなぜ生きているのかの無限に続く自問自答が待っていました。いつ何時でもエンターテイナー・アイデアマンとして、全てのアートが活き活き放たれる世界を作っていきたいと僕は決心してSABOTEN MUSICを始めたのに、果たして本当にそうなのかと何度も何度も自分に聞き直しては「わかった!」「わからなくなった…」を繰り返し続けて。でもそれでも何か面白いもの・場を作りたいという初動だけは残り続けて、やっぱりまずは僕が誰より面白いと思うものを僕のやり方で作りたい、そしてそれを面白いと思ってくれる人がたくさんいて欲しい、綺麗事抜きでストレートにそう思っています。良いアートは必ず初動が生み出すものであり、誰かに届くのは結果としての付加要素。だけど届いた人にとっては届いた瞬間こそが初動だと思います。 この時代の変わり目にあなたは何を思い、何を感じ、何をしますか。せっかくの一人の時間、極限の極限の極限まで自分を絞り出してみませんか。この雑誌があなたにとっての初動であって欲しい、初動を強く思い出して欲しい、そして大きく変わる世界を生き抜くために本当の感性をバキバキに磨いて欲しいと願っています。
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ドッグフード買い太郎 / 犬も歩けばボーアモデル
¥1,500
【収録曲】 1. 詩 2. まくらもと 3. 犬も歩けばボーアモデル 4. 夏を棒読み 5. 4時とソーダ水 6. あそびの隙間 7. 閉店休業 8. 空室 9. ばかと夜逃げ 【Trailer】 https://youtu.be/hemPAtzVM4s 【発売】 2016年3月 広島を拠点に活動するソロアーティスト、ドッグフード買い太郎の1stアルバム!! エンドロールのような終着感ある弾き語りの曲から入ります、メロの清さと静かに渦巻くエネルギッシュさにいきなり思いっきりやられます。しかしすぐに、本編は2曲目からスタートと言わんばかりに、一気に持ち前の怪しげな空気に落ちます。胡散臭い色の中から顔を出す美しすぎる透明感、そのコントラストがすごくずるくて無理やり引っ張られちゃいます。全体通してその振り幅がテーマになってるようなアルバムだと、アルバムタイトルにもなってる曲「犬も歩けばボーアモデル」がそう叫んでいます。この曲は何もかもをを切り裂くような最強の曲だと思います。サイケに始まり、ポップに流し、爆音で全てを破壊してから、なにもなかったかのようにゆるく締める、もう頭の中めちゃくちゃにされます。ほんとに聴いてほしいアルバムです、買い太郎さんという人の強大さを叩きつけられるとんでもないアルバムです。
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ドッグフード買い太郎 / 図鑑を抱いて
¥800
【収録曲】 1. パーティは嫌い 2. 図鑑を抱いて 3. P.S.思念体 4. 草の寝床 【Trailer】 https://youtu.be/VNqOKa_eI8c 【発売】 2017年1月 広島を拠点の活動するソロアーティスト、ドッグフード買い太郎の4曲入りミニアルバム!! パンチの効いた音で不思議な浮遊感に包まれる、1曲目「パーティは嫌い」。アッパーなのに上がりきらない独特の居心地の悪さ、クセの強いキーボードとベースから繰り出される音に、この曲の聴き終わりにはもう一度聴きたくなる中毒性があります。2曲目「図鑑を抱いて」では、単音で流れるように揺さぶるギターに包まれメロウな歌が響きます。ラストのサビ前の詩の畳み掛けが超ゾクゾクきます、ヤバいです。3曲目「P.S.思念体」ではサイケな曲の質感とポエトリーを混ぜ合わせ、散らばる色をサビのキャッチーなメロで強引にまとめているような不思議な曲、首根っこ掴まれて聴かされてるような圧倒的な惹きがあります。そして、ラストの「草の寝床」では音を削ぎ落としアコギと歌だけで、ロウテンポでゆらりと締めます。ふと詩がなくなって開く曲の中の空間があり得ないぐらい毒々しいです。こんなにもポップなのにこんなにもパンチが効いてます、未だ感じ得たことのない違和感にどっぷり浸ってしまう凄まじき名盤です!!