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Mei Semones / ANIMARU(LP)
¥4,400
【収録曲】 A1. Dumb Feeling A2. Dangomushi A3. Tora Moyo A4. I Can Do What I Want A5. Animaru B1. Donguri B2. Norwegian Shag B3. Rat with Wings B4. Zarigani B5. Sasayaku Sakebu 【MV】 Dumb Feeling→https://youtu.be/apfpm0G5icc?si=m8qkrs9mIgdrCxSt I Can Do What I Want→https://youtu.be/apfpm0G5icc?si=m8qkrs9mIgdrCxSt Zarigani→https://youtu.be/NfsDuwApT1A?si=NCAx1YSKsY7n2_wq 【発売】 2025年9月 ブルックリンから入荷、ボサノヴァ・インディーロックバンド、Mei Semonesの1stフルアルバム!! 日本人の母を持つブルックリンを拠点に活動する24歳のSSW/ギタリスト、メイ・シモネス。「ポスト・ボサノヴァ」を称する楽曲たちは、ポップにもロックにも収まらない圧倒的なオリジナリティを放ちます。日本語と英語が入り混じった楽曲で独自の文脈を紡ぎ、渋く力強く絡まり合う弦楽器たちのグルーヴとともに風を生みます。 どれか1曲、触りを聴いただけでも高いセンスと秘めたエネルギーをギンギンに感じられるのでは、と思います。 A面1曲目「Dumb Feeling」このバンドの色と凄みを伝えるのに1番わかりやすく濃縮された曲だと思います。ボサノヴァ調の曲の中、極端な静と動とを交互に行うサビ、間奏からゆっくり持ち上げていく滑らかな表現力。どこか漂う危うさが生々しさに通じます。 B面4曲目「Zarigani」個人的に1番好きな曲。サウンドやボーカルは風通しがいいのにも関わらず、かなり重さのある楽曲。緊迫した疾走感のあるパートも、後半でゆっくりゆっくり持ち上がっていくパートもすごいです。テンポチェンジや音のアクセントを緻密に組み上げて創り出される描写力、キャッチーなままにトランスさせてくれる名曲。 どこをとってもほんとにすごい、エネルギーもスキルも表現力もずぬけた名盤。
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ABSOLUTE LOSERS / IN THE CROWD
¥2,640
【収録曲】 1. At The Same Time 2. Your Colours 3. In The Crowd 4. Don't Go 5. Eagerness 6. Letter 7. Kiss of Death 8. Bad Feeling 9. For So Long 10. You Never Say That You Love Me 11. Better Things To Do 12. It's An Understanding 【視聴】 In The Crowd→https://youtu.be/0icybvbYOm0?si=oxE1usKZ_Jrf9nnA Bad Feeling→https://youtu.be/kaMMwIa9t5Y?si=QjZ_U4CeomUDuL-B 【発売】 2025年9月 カナダ・シャーロットタウンから、ポストハードコア・パワーポップバンド、ABSOLUTE LOSERSの12曲入りフルアルバム!! 軽快にロック、キュンとくるメロディックさとただでは終わらせないこだわりをあちこちで感じるスリーピースバンド。 オールディーなロックテイストを基盤に、ポストパンクやパワーポップ等のルーツを独自にブレンド。王道を無理に崩さず、メロディやアグレッシヴなアレンジにこのバンドゆえの説得力があります。 リード曲である3曲目「In The Crowd」情緒的なイントロ、そのままスルッと流れて行くように展開し、伸びやかなサビでロマンチックに広がる情景を真っ直ぐに見せてくれる名曲。アクセントがないゆえの美しさがある曲。 8曲目「Bad Feeling」インディーロックらしい音の空間が荒削りなサウンドとがっちりマッチした、音楽好きにはたまらないバランス感。クネクネと揺れるようなボーカルのメロディラインが心地よく、楽曲と同じようにじわじわとボルテージの上がってくる曲です。 キャッチーで豊かで、楽曲性には無限の可能性があるバンドの、現時点での最高到達点がしっかり表現されたような今作。まだまだ続く未来にワクワクできます。
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KETTEL / INMATE SHUFFLE EP(LP)
¥3,465
【収録曲】 1. Inmate Shuffle 2. Park Here Harper 3. Perrysprot 2 4. No Rat 5. Dedemoon 【視聴】 Inmate Shuffle→https://youtu.be/DguovFmf2xY?si=_jB1yZIzsh4KeSY6 Perrysprot 2→https://youtu.be/BsZtVIIHiKg?si=pY4KK56SpDbdztQo 【発売】 2025年8月 オランダから、ロマンチックなエレクトロニカアルバム! 音使いはかなりカラフル、それでいてあまりにもナチュラルな情景描写。とてつもないセンスで表現されたドラマチックなインスト音源。 リード曲でもある1曲目「Inmate Shuffle」ほんとにこの曲すごいです。ユーモアのあるサウンドを絶対とする説得力、遊びを遊びのままでロマンチックに作り上げるドラマチックな演出。途方もないほどの表現力あってこその曲だと思います。聴けば聴くほどほだされる名曲。 3曲目「Perrysprot 2」疾走感のある楽曲に、コミカルなシンセサイザーとサスティーンの長い打撃音を縦横無尽に配置した、派手で攻め気な曲。曲の中で作られる静と動の"静"の部分は全然落ち着きがないのに、あまりにどんちゃん騒ぎな楽曲のためすごく忍足に聴こえて面白いです。この曲もかなりクセになります。 ノンバーバルでここまでやれるのか、と感動した名盤。ぜひ触れてみて欲しいです。
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PEKI MOMES / PEKI MOMES(LP)
¥4,400
【収録曲】 1. Başlangıç 2. Rüya 3. Göç Mevsimi 4. Masmavi 5. Future 6. Yaşlı Dünya 7. Oyun 8. Dertsiz Kedi 9. Bahçe 10. Bahar 11. Uzak 12. Laleler 【MV】 Göç Mevsimi→https://youtu.be/6aj2E9MENRI?si=oOECH794bgZx4rAo Dertsiz Kedi→https://youtu.be/ROPdfCfTFCo?si=p9MqUTR_UNGr7e1r 【発売】 2025年9月 ドイツ在住、トルコ人アーティストのPEKI MOMESによる1stアルバム!! ソウル・ファンクを軸としつつ、現代の歪みを描いたような生々しいサイケデリックさをまとったアルバム。日本のシティポップにも通ずるグルーヴィーな空気感、オリジナリティがポップに溶け込んでいっている様子が美しいです。 MVにもなっている3曲目「Göç Mevsimi」艶めいて揺れるロマンチックな色合い、跳ねるビートでつけられたアクセント。シンセサイザーと妖艶なボーカルとがふわふわ混ざっていく様子が綺麗です。 8曲目「Dertsiz Kedi」ミドルテンポながらも軽快で風通しの良い楽曲。散りばめられたカラフルな音がメロウなボーカルとのコントラストを産み出し、その空間に飲み込まれて行くかのような心地よさ。音の出し引きとつんのめったビートによって切迫感のあるパートがあるのも、メロウさを引き立てていて気持ちがいいです。 かなり実験的な楽曲とメロディックな楽曲とが織り混ざった、聴きごたえも満足感も素晴らしい名盤です!
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沓名真由 / Epiphany
¥3,300
【収録曲】 1. クリーム 2. レインコート 3. 水泳 4. カティサーク 5. L'Étranger 6. Melt 7. Sparkle 8. 冷めたふり 9. 昼下がる 【視聴】 クリーム→https://youtu.be/rZVjB1clvbI?si=4SVyRcIDP6FTwh3V 【発売】 2025年9月 徳島を拠点に活動するソロアーティスト、沓名真由の2ndアルバム!! the circusにも加入しているSSWであり、そのずば抜けたメロディセンスと豊かなワードセンスがくっきりと活かされたバンドサウンドの音源。 1曲目「クリーム」ゆったりした曲調の中、アクセントのある音と言葉がふわふわうと浮かぶような曲。刹那的な感動を切り取って描き、そのままスキップして家に帰って行くような余韻。夢見心地な名曲。 6曲目「Melt」2人きりの夢の中へダイブする、ロマンチックに包まれた曲。あまりの幻想的なサウンドと詩的な言葉たちは、少女の思い描く夢想のような儚さがあります。ゆるっとしたロウテンポでたゆたうギターのサウンドが心地よい曲。 一貫して描かれるのは浮世離れした天国景色。 のんびり揺られているうちに何もかもなくなってしま うような、不思議な狂感覚に触れられるアルバムです。
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the circus / Limbo(LP)
¥4,400
【収録曲】 1. 春を待つ 2. 幽霊 3. 鯨 4. 円盤 5. Debby 6. フェンネル 7. 夕景 8. Monn 9. クレマチス 10. カレント 【MV】 フェンネル→https://youtu.be/DXA98RmvC7o?si=TyG935vk7PZwBDFe 【発売】 2025年7月 徳島を拠点に活動するギターポップバンド、the circusの9曲入りLP!! 大好きなバンドです、LPでフルアルバムを出してくれるのは嬉しい。よりキャッチーに、ゆえによりはらんだ狂気が鋭く仕上がった今作。人の所業の全てを包み込むような包容力のある素晴らしいアルバム。 1曲目「春を待つ」男女混声、メインボーカルがふわっと切り替わって、そこから自然に曲のボルテージが上がる瞬間の表現力が凄まじかった。壮大で懐かしくてどこか破滅的、すごい曲だと思います。詩とバンドの高い表現力をさらに洗練させて作り上げられた名曲。 3曲目「鯨」ちょっと軽い足取りのテンポ感、決めの多い楽曲アレンジ、朗らかなキーボードの感じ、サウンドでじわじわと表現する内包した違和感、まさにこのバンドの持ち味がストレートに活きている名曲だと思います。どこか遠くに行きたくなる曲。 9曲目「クレマチス」キーボードが曲全体を覆っていて、ドラムとベースで曲の全体的な強弱を作っている曲。壊れてしまいそうな美しいもの、物体なのか思い出なのか、それを大切に大切に愛でているような感じがする曲。流れていく世界と止まっている人との対比を音でじっくり見せられる、映画のワンシーンのような曲終わりは圧巻。 どの曲も素晴らしいです。かなりキャッチーな中で光るフックの効いたアレンジにいちいち感動します。ぼんやりBGMでかけるのも良くて、じっくり耳を凝らして浸るのもありで、それを交互に繰り返しているうちに思いっきりハマるアルバムだと思います。
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こすけ / Percussion of Locarythm
¥1,000
※この商品は音源DLコード付き写真集です。 【収録曲】 1. Lost 2. Chidorionsen 3. Tomodachinoheya 4. FIGYA 【発売】 2025年7月 僕のソロの作品です。 僕が普段からやっているメタルパーカッションでの演奏はもちろん、働いている銭湯で桶や掃除用具を叩いたり、近所のゴミ屋敷に落ちているものを叩いたりして、その音と写真を収めた音源付き写真集です。 タイトルである"ローカリズム"をテーマにした作品で、日常を過ごす自分となにかしらの活動を行う自分、人としての曖昧な境界線について考えるきっかけになればいいなと思って作りました。 音はドロップボックスでダウンロードするか、YouTubeで聴くか、どちらかになります。 ぜひ手にとってください!
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NA/DA / REPETITION
¥2,500
【収録曲】 1. KLOKKE 2. かくれんぼ 3. SONG T 4. BLACK COFFEE 5. 10/8 FUNK 6. S/S/D/Z 7. WHITE 8. SPOON 9. LEAFLESS TREE IN ASIA 10. CONTINUOUS WORLD 【Trailer】 https://youtu.be/7NJ2m0Km9n8?si=XSnV3dV_jK469Pux 【発売】 2023年7月 東京を中心に活動するマスロック・エクスペリメンタルバンド、NA/DAの10曲入りフルアルバム!! 前衛的なチェロ、対比の強い男女ツインボーカル、エレクトリックなサウンド、肉体的なドラム。混ざり合うのが難しい個性たちがドロドロに溶け合って生み出される美しいグルーヴ、洗練された最前線の現代音楽。 2曲目「かくれんぼ」男性と女性のツインボーカル、ダブっぽいビートに心地よく揺られながら、移ろっていくサウンドの波に流されていくような。パワフルなドラムの上に乗るシンセサイザーとチェロの妖しいトリップ感、心地よくて気持ち良いです。 5曲目「10/8 FUNK」タイトル通り、ビートが10/8になっている(多分)曲。ファンク調のアッパーなギターと奇怪な変拍子、言葉遊びのような詩でユーモラスに乗せてくれる曲。トリッキーなビートがすぐに耳に馴染んできて楽しいです、チェロのアンビエントっぽさが聴く側のビートの解釈を広げてくれてるというか、いい感じにハブになってる気がします。アプローチの多彩さが流石だな〜な曲。 9曲目「LEAFLESS TREE IN ASIA」個人的に1番好きな曲。妖艶なリフをそのままに、その上でチェロとギターとヒップホップ調のボーカルと女性コーラスで遊ぶような。詩を聞いている感じ、タイトルの"LEAFLESS TREE"は多分ビルのことで、都会にある路地や隙間にロマンチックな夢を観ているとも捉えられるし、発展する社会に対するアンチとも取れる……ような、くっきりとした描写とゆとりのある解釈を作り出している名曲。聴くだけで街を観る角度をガラッと変えられる素晴らしい音楽です。 ずば抜けた技術と表現力があり、それでいてユーモアもあり、これを音楽と言わずして何が音楽といえる楽曲たち。ぜひ聴いてみてほしいです。
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Moon In June / 色彩を持たないで
¥2,750
【収録曲】 1. Dance, Dance, Dance 2. エンドロールが終わっても 3. 踊る魔物 4. The Sky Crawlers 5. Zero Gravity Journey 6. 色彩を持たないで 7. Echo Sound Syndrome 8. Warm British Winter Song 9. 帰れない山 10. Play! 11. Asleep 12. ペーパー・ムーン 【MV】 ペーパー・ムーン→https://youtu.be/1Y8p_Cilj_U?si=LXjypkWitMWmXJig 【発売】 2024年4月 東京を中心に活動するノイズポップ・ドリームポップバンド、Moon In Juneの2ndアルバム!! 豊かなサウンド、渋さとキャッチーさの美しいバランス感、各楽器の絶妙に引き立つ個性がより独創性に磨きをかけます。 1曲目「Dance, Dance, Dance」ダンサンブルでオルタナティブなベースが曲のレイヤーをグッと増やしており、心地よいサウンドとメロディックな歌をより魅力的に聴かせてくれます。前へ前へと進んでいくような詩と風通しの良い曲調もリンクしていて爽快感があります。 4曲目「The Sky Crawlers」入りのリフから最高です。重たいシューゲイザーの縦ノリを中心に、どんどん深く沈んでいくような曲展開も抜群。柔らかいのにパワーのあるサウンドの作りが美しいです。 8曲目「Warm British Winter Song」このバンドらしさ抜群の名曲。ドリーミーさとさっぱり感の絶妙なバランス、ノスタルジックなままに現代的。アッパーなテンポ感にノイズポップを乗せさせたらほんとに右に出るものはいないバンドだな、と改めて思います。 日増しに浮き立っていくバンドの個性をドンピシャに活かし、しっかり魅せてくれる名盤です!
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森絢音 / standard
¥2,000
【収録曲】 1. 半魚人 2. 夜のうた 3. 孤独の園 4. またね 5. 覆水不返 6. 鳩尾 7. フリクション 8. dakimakura 9.我酸了 【発売】 2024年2月 【Trailer】 https://youtu.be/LtrmwNGdfUs?si=l60KmKJQiYEtP5vN 【ライブ映像】 覆水不返→https://youtu.be/34Cs1SOJ9qo?si=oSKcAtQLF5AZsvEl 大阪を中心に活動するソロアーティスト、森絢音の1stアルバム!! 普段の活動スタイルである弾き語りと、バンドサウンドアレンジとが混在したアルバム。理想のミュージシャン像と向き合いつつ雑多なルーツを取り込む無邪気さ、その上で丁寧な言葉選び。ある種の初期衝動でありながらも、「音楽の完成」を自ら遠ざけて追及するような姿勢はクール。 3曲目「孤独の園」シティポップ・ギターポップ調、ゆったりとした横揺れは鼓動のリズムに呼応しています。タイトル通り自分と相手の「孤独」を許しあい大切にしあうような詩で、暗い楽曲テーマとは裏腹の軽やかな曲調が心地よいです。 4曲目「またね」僕はラプソディの曲調が好きで、かつ絢音ちゃんの声と静かに跳ねるこの曲調との相性はすごく良いので、ひとつバッチリとリンクを感じる曲です。世捨てすぎない世捨てみたいな、ちょっと横から見る社会を描いた曲。 8曲目「dakimakura」リズムの良い言葉と、その言葉の隙間で表現した空虚さ・からっぽさの描写がかなり上手い曲。シャレた曲調の王道でありながら、かき消されない個性を信じ抜く芯の強さを感じます。 自由に自分の曲を彩りって、その中にある揺るがない芯がくっきりと浮き上がっているアルバム。
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OHYEAH! / OHYEAH!
¥1,000
【収録曲】 1. オリオン座 2. FOREVER YOUNG CRAZY SUMMER 【発売】 2025年2月 【ライブ映像』 https://youtu.be/8tKXy8uarLY?si=Y4IDjxyuwBq1ZF1b 大阪を拠点に活動するフォークロックバンド、OHYEAH!の2曲入り音源!! 普段から弾き語りで活動している320さんの曲を、コンガやバイオリン、サックス等が参加した楽団アレンジで表現するバンド『OHYEAH!』。ただ壮大になるだけじゃない、緻密に絡まり合う音の粒ひとつひとつにロマンチックが詰まっています。 1曲目「オリオン座」イライラした日の夜にふと見上げた空の、瞬間的な景色の広がりを描いたような曲。ソロだとひとりぼっちのブルースなイメージでしたが、このOHYEAH!バージョンだと空の明るさに注視したラプソディのイメージになっています。真ん中にしっかりと歌を据えつつ、跳ねるスネアと左右から聞こえるストリングス/ギターが心地よく音楽の中に閉じ込めてくれます。 2曲目「FOREVER YOUNG CRAZY SUMMER」弦楽器の単音の響きを調整し、ビート感を強く聴かせるサウンドバランス。サビでグッと広がる夏と吹く熱風を徹底して大切にしたような、とにかく細やかなアレンジのこだわりに息を飲みます。 バンドアレンジを通して見えるのは320さんというアーティストとアコースティックギターの響きのすごさ。丁寧に打つ美学、深みと可能性と未来に気付かされるような音源。
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踊る!ディスコ室町 / (A BOWL OF)RICE
¥800
※缶バッジ付き 【収録曲】 1. (A BOWL OF)RICE 【MV】 https://youtu.be/YSAJff94vcE?si=pcyGekuXy0qf530Z 【発売】 2019年4月 京都を中心に活動するファンクロックバンド、踊る!ディスコ室町の缶バッジ付きシングル!! シックに横揺れを誘う楽曲、米をメタファーに日常の諸行無常を描いた楽曲。ボーカルのずば抜けた表現力を最大限に活かしつつ個性溢れる楽器隊。全楽器が個性を主張しつつも曲に馴染んでいて、かなり凄まじい作り込みを感じます。 "ご飯"に合わせてなのか、曲の時間が5分ちょうどなのもおしゃれ。
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踊る!ディスコ室町 / NEW CLASSIC DANCE NUMBER
¥700
【収録曲】 1. NEW CLASSIC DANCE NUMBER 2. 〜AFTER THE DANCE NUMBER〜 3. 僕らは今夜も騒々しい(NEW CLASSIC ver.) 【MV】 NEW CLASSIC DANCE NUMBER→https://youtu.be/wfpwbYax1bk?si=rkaQd0kTuE6uQMNY 【発売】 2018年4月 京都を中心に活動するファンクロックバンド、踊る!ディスコ室町の3曲入りシングル!! とにかく乗れる、圧巻のアッパーなダンスナンバー『NEW CLASSIC DANCE NUMBER』。高い技術から生まれる安定したリズムキープと力強いグルーヴ。曲のメッセージはひたすらに「踊らされずに踊れ」芯を刺激する楽曲で正々堂々煽ってくれます。ギターとストリングスから代わる代わるに飛んでくるメロディたちもクールでかっこいいです。 祭の終わりの方の感じの2曲目『〜AFTER THE DANCE NUMBER〜』、そしてその帰り道でひとりぼっちになってから聴きたくなるような3曲目『僕らは今夜も騒々しい(NEW CLASSIC ver.)』。まさにシングルです、一晩の刹那的な情緒を描いたような音源。 このバンドの姿勢を体現したような快作。
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踊る!ディスコ室町 / Murology
¥3,500
【収録曲】 1. introduction 2. ピカソ 3. FEEL SO BAD 4. 健康なライフ 5. Smooth 6. ex.youth 7. Zo Bebop 8. don't mix 9. Comedy 10. cosmic sloop 11. Sleeping dog 【Trailer】 https://youtu.be/wG6i-OeSyxM?si=BS4Ge3ez5XlkFHr_ 【MV】 健康なライフ→https://youtu.be/O05y5Ph932s?si=-vgkvYSoKK4rAO-9 Zo Bebop→https://youtu.be/jBl53dTw0FA?si=HX2ahqbp-MGFgjqp 【発売】 2025年2月 京都を中心に活動するファンクロックバンド、踊る!ディスコ室町の5thフルアルバム!! まだまだ進むファンクにロックなダンスミュージックの追求、音楽に恋する男たちが鳴らす一つ一つの音の交錯に夢を観れる名盤。 3曲目「FEEL SO BAD」2本のギターが左右で跳ねる、目が回りそうな一曲。真っ直ぐに上がっていく展開はイントロダクションのようであると同時に、一曲丸々がサビのよう。BPMがめちゃくちゃジャストで最高です。元気すぎない、だけど力強い。このタイトル"FEEL SO BAD"をこのテンポで表現しているのが凄まじい描写力だと思います。 MVにもなっている7曲目「Zo Bebop」間奏やAメロで作る渋く流れる日常の描写と、サビ終わり際の一瞬のブーストに詰まった景色のバグ。一滴を投下することで楽曲をグラっと揺らす美しい曲の構成。展開や詩の波、スネアの跳ね、全てが自然体。この音数をリスナーの耳と身体に馴染ませるアレンジ力の高さをひしひしと感じます。 8曲目「don't mix」洗練された引き算のアレンジ、リズムに乗ったりズレたりが絶妙なポエトリー、キーボードの残響で表現する妖艶さ。音域の棲み分けがとにかく面白いです。低いラインで歌うボーカルを活かすためにベースが少し後に引いたと思ったら、あえてキーボードの低い音域がたまにぶつかる感じ、計算されすぎててすごい。曲の終わり方もニュアンスを投げてくれる感じがして気持ち良いです。 めちゃくちゃすごいアルバムだと思います。全曲がリード曲になるインパクトを持ちつつも、曲同士が曲を引き立てあっています。高いセンスと熱量の上に、正しく長い活動年数と実績が乗っかった名盤。
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岡田皓暉 & Ghost Travelers / Ghost Travelers
¥3,000
【収録曲】 1. 落とし物 2. 絵空事 3. エンドロール 4. Hyakkiyakou 5. Ghost Travelers 6. 我儘 7. Shagshag 8.You Lose the Way 9. あとのまつり 10. 1990's 11. 今日もどこかで 12. 蜃気楼 【MV】 Ghost Travelers→https://youtu.be/K2WkcabTOSk?si=HmBhTYqCCC6E4zVb Shagshag→https://youtu.be/1MgjBKykHKE?si=u4kw72SjwCH08-8n 【発売】 2024年12月 徳島を拠点に活動する岡田皓暉 & Ghost Travelersの1stフルアルバム!! フォークロック、ギターポップ、オルタナティブ、ファンク、アンビエント音楽。様々な独自性を追求し続けているように見えて、アルバムとしてのバランスは完全無欠。高すぎる構成能力と表現力、そして重たい言葉選びがガツンとくる名盤。 3曲目「絵空事」アッパーなテンポ感と重く響くドラムとで深くから乗せてくれる曲。断片的なシーンの羅列で表現された"絵空事"をじっと見つめ、気づけばどこか退廃的な世界の中に置き去りにされているようなイメージの曲。ギターのトレモロと4つ打ちのドラムになるBメロめちゃいいです。 MVにもなっている7曲目「Ghost Travelers」最近毎日聴いてます、めちゃくちゃ好きな曲。曲の通り、お化けになって大好きな街を浮遊し続けているような曲。メロディとサウンドが本当に綺麗で、ずっと少し寂しい言葉がしんと響いてくる曲展開、ラストのぐんと広がるアウトロ、全部美しいです。何度聴いても「全部わかった!」みたいにはならないし今後もならないとは思うのだけど、そのまま手探りで聴き続けるのを含めての名曲。 15曲目「今日もどこかで」ボーカルの岡田さんが以前やっていたバンド「とまりこみ」のアルバムにも入っていた曲。あっけらかんとした軽さと薄暗い路地裏を想起させるようなくぐもったコード感・言葉とが怪しく絡まり合い、唯一無二の危うさと美しさのある曲。単音のギターが曲全体の立体感を生み出していて、聴いていて楽しいです。 実験的な曲が合間合間で挟まりながら、しっかりと音楽の世界に引き込んでくれる名盤。
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もね助 / 星のない生き物
¥1,500
【収録曲】 1. 星のない生き物 2. 終活のすゝめ 3. 贅沢な街 【MV】 終活のすゝめ→https://youtu.be/je9nGD7CWx8?si=NWt6Q1qc1CZfIR4o 贅沢な街→https://youtu.be/WB1kQgS9G1E?si=j0BsG9t1en31RNeX 【発売】 2023年10月 徳島を拠点に活動する弾き語りアーティスト、もね助の3曲入り音源!! 1曲目「星のない生き物」自分の生きづらさや周りとの違いに悩みながらも、その中で憧れたものを目指して自分の信念を信じるような、美学のある曲。細かい表現を意識しながら丁寧に紡ぎ、言葉をしっかりと前に出す強い意思を感じます。強いピッキングがスローなパートで映えてかっこいいです。 2曲目「終活のすゝめ」静かなタッチと早いテンポの対比で雨を表現、自分の中のどうしようもないものを言葉に詰め込んで出した曲。尖っているアーティストとしての精神、普通に楽しく暮らしたい一人間としての精神、その間を行き交うような詩がすごく綺麗です。 3曲目「贅沢な街」重ためなギターサウンド、メロディックで心地のいい歌。自分の生まれて育ってきた街を綴った歌、最後の「私が選んだ街」という締めがかっこよくて気持ちいいです。街を本当に大切にしている気持ちが痛いほど伝えわってくる、そして自分の好きな街に帰りたくなるような曲。 荒さと丁寧さ、優しさと悲しさ、強さと弱さ、色んな対極が丁寧に同居しているような歌たちにグッと励まされる音源です。
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ODAGAWA SHION / 2001
¥1,000
【収録曲】 1. Square 2. Kyoshi 3. tobikomi 4. Computers and Favors 5. Automation Speedway 6. azarashi i pe ko 7. MABAYUI EZOSHIKA 8. One Match 9. Floating 10. Pegasus 11. Hedopelagic 12. Empty 13. Rigel 14. alian pump 15. itsudatte bokuraha 16. Sheesh 【発売】 2024年11月 【Trailer】 https://youtu.be/FhyrEbKj1M8?si=29qv09ZuL-S__-kF 大阪を中心に活動するVGMアーティスト、ODAGAWA SHIONの5thアルバム!! 僕のお店「さぼてん堂」の2階でシオン君はよく作曲をしていて、このCDの封入もうちの店でずっとやっていました。いつも横にいるシオン君がちゃんとかっこいい曲をいっぱい作って、着実に進んでいく姿を観れるのは嬉しいです。 前作も素晴らしい出来栄えだったのですが、今回は前作よりもキメの細かい遊びやアレンジが光り、また曲ごとに設けられたジャンルそれぞれに縛られない音選びの幅が広がったように感じます。 3曲目「tobikomi」すごい曲だと思います。ぐるんと景色が途中から一回転するのですが、その展開の仕方がめちゃくちゃスムーズ。綺麗にひっくり返っては真っ逆さまに飛び込んでいきます。持ち前の"渋さ"が、"癖"ではなく"技"に仕上がった瞬間を見たような気がします。 7曲目「MABAYUI EZOSHIKA」突然歌い出したODAGAWA SHIONにびっくりする曲。正統派の歌唱、チープさとエネルギッシュさのバランス感が面白いです。一回聴いたらずっと耳に残ります。 8曲目「One Match」タイトルから考えると「ラスト一機、これ死んだら終わり」の場面だと思います。アッパーで前のめりな楽曲、シンセベースが渋くうなっていてかっこいいです。シオン君らしいキーボードのメロディラインがくっきりと浮かび上がっては乗せてくれる名曲。 15曲目「itsudatte bokuraha」個人的に、シオン君の曲史上トップクラスに好きな曲。一回聴いた時からかなりハマってよく聴いています。クラップやバスの使い方がちょっとフックになっているのにスマート。単純なようで耳に残るメロディにはすごい情緒があります。なんでこんなにグッと来るんだろう……と、何度聴いてもわからず、また聴き返してしまいます。中盤の不思議な展開がメインのリフの心地よさを引き立てます。 めちゃくちゃいい音源だと思います。前回の音源は曲ごとにくっきり色があって色んな人に見た景色って感じでしたが、今回のアルバムは一人の人間が観た色んな景色、って感じがします。不思議な統一感。じっくり聴くのもよし、車でかけるのもよしな名盤です。
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Pumpkin Sneakers / Melancholy of Citrouille
¥1,000
【収録曲】 1. 興 2. Ishigaki Lullaby 3. El Camino De La Cola 4. Ungut Mosch Mosch 5. La Notte Il Mare 【発売】 2024年6月 大阪を拠点に活動する二人組ギターユニット、Pumpkin Sneakersの5曲入りアルバム!! 技巧派でエネルギッシュなギター二人組、カントリーにオルタナティブな聞き応え抜群の音源。高いグルーヴには熱量も無邪気さもあり、聴いているだけで音楽をどんどん好きになっていきます。 2曲目「Ishigaki Lullaby」ゆっくりなパートと早いパートを、最高に気持ちのいい間で交互に織りなす曲。僕はギターを弾けないのでどれぐらい難しいことをやっているのかとかは分からないけど、このテンポチェンジの多さを抜群のグルーヴで魅せる呼吸の合い方にはびっくりするし、そのバッチリ感が何より楽しいです。聴いているだけでどこか遠くまで行けてしまう名曲です。 5曲目「La Notte Il Mare」タイトルはGoogle翻訳によると"海の夜"。哀愁を持ったままにアップテンポで走り抜けていく、美しさと疾走感のある曲。ギター2本だとは思えない表現力、バッキングとリードを交互に行いつつたまに重なる瞬間が爽快です。 音一つ一つの響きにかなり丁寧なこだわりを感じる素晴らしい音源。BGMとしてかけてもかっこいいですが、個人的には一人でイヤホンで大きい音で聴くのがおすすめです。
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sickufo / sickufo2
¥1,500
SOLD OUT
【収録曲】 1 pool 2 ufo 3 ride around 4 she's so blue 5 after the matsuri 6 mado 7 hyoutenka 8 iwa wo kezuru 9 daywalk 10 baby in the car 11 wehavelove 【MV】 iwa wo kezuru→https://youtu.be/ZE6joKPo0Pg?si=AuTW7YG2_aFUJWdB 【発売】 2023年9月 東京を中心に活動するサーフ・インディーロックバンド、sickufoの2ndアルバム!! スカッとしたサウンドバランスの中で波を打つような温かいギターサウンド、鬱屈と煌めきを同居させ、音と言葉で魅せて聴かせる極上の音楽。ずっと好きでずっと聴けるアルバムです。 3曲目「ride around」やや遅めなミドルテンポ、ベースとギターの跳ねた響きの上に弾かれて揺られるような心地の曲。断片的に飛んでくる歌詞「ポップキャンディ」「信号機」「螺旋階段」等が音楽の中に尾を引いて残っていって、頭の中でゆっくりリフレインするような不思議な感覚。意識が散漫な瞬間を切り抜いたかのように感じる曲です。 6曲目「mado」部屋の中から窓越しに雨を眺めながら好きな音楽を聴き、ぼーっと色々考え、ふと窓を開けてみる曲。このバンドが切り抜いて表現する"いつかの瞬間"は、僕も普段気に止めないような瞬間で、ただsickufoの曲を聞くと、知ってるような知らないような景色を思い出しては「あの瞬間めっちゃ良かったな〜」となぜか思い返してしまう感じがあります。切り抜くセンスとその瞬間を表現する音楽センス、どちらもほんとにやばくて、この曲は特にそのどっちもが光ってる曲だと思います。 8曲目「iwa wo kezuru」少しアップテンポな曲。ゆっくりとした曲が続いた後に来るこの曲の荒波感がすごい。曲単体としてももちろんカッコいい曲なのですが、アルバムの流れで聞いた時の爆発力はとんでもないです。連打されるハイハットとかき鳴らすベースの"iwa wo kezuru"感がめちゃくちゃ気持ちいいです。 どの曲もすごいです、ずっとロウで美しくて心地いい。このアルバムが聴ける時代に生まれて良かったと思ってしまうぐらいの名盤。
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FRK / GRUV!
¥2,200
【収録曲】 1. Cordobés 2. Sitges 3. Pájaro Loco 4. Hiromi 5. Jia Peng 6. Sottile 7. Sitges II 【発売】 2023年5月 【視聴】 https://youtu.be/qr5Utq8EPL8?si=x_rrZsgzLJjKBB_8 アルゼンチンから入荷、FRKによるジャズ・フュージョンロック音源!! 風通しのいいさっぱりとしたサウンドの爽快感、予測できないトリッキーな曲展開とオルタナティブなアレンジ、技術と表現力で魅せるインスト音源。 1曲目「Cordobés」リフの決めの気持ちよさ、そして個々の楽器のフリースタイルの伸び伸びした感じとがくっきりとしたコントラストを生み出しており、7分の尺でずっとワクワクさせ続けてくれます。ジャジーなセッションは部分的にサイケっぽくもなりめちゃくちゃクールです。 5曲目「Jia Peng」スペーシーな雰囲気で始まるフージョン味の強い曲。この音源の中で1番メロディが立っているキャッチーな曲な気がします。何本かある管楽器は唸り合い、タイトなビートの上で鮮やかに跳ね、すごい遠くの世界を旅行させてくれる感じがします。 行ったこともない遠くの国の音楽をゆっくり聴くの楽しいな、みたいな、音楽を聴き始めた頃の無邪気な気持ちを思い出させてくれるような、音楽愛と衝動と技術の詰まった素晴らしい音源です。
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ODAGAWA SHION / 2000
¥1,000
【収録曲】 1. zip line 2. plum city 3. river noodle 4. RB 5. inago 6. syohosen 7. kalasia 8. Delicious Freezer 9. start dash drink 10. Gymkhana 11. IDO SOKUDO UP YUKI 12. imomushi 13. Asian Orb 14. Deka 15. driving park 16. LOVE×2BACK☆☆ 【Trailer】 https://youtu.be/-xYnluGvnCI?si=HWFQt_ni6_ynAzIh 【発売】 2024年5月 大阪を中心に活動するVGMトラックメイカー、ODAGAWA SHIONの4thアルバム!! 彼の1番色濃いルーツはゲーム音楽。そんな中、本来交わらないはずのパンクバンドやポップスバンド、弾き語り等とのジャンルレスなライブ経験を踏み、生まれたのはかなりフロアに密接でアグレッシブなアプローチ。豊かでバーチャルな音楽を肉体的に打ち出す、今音源は徐々に形成されていった彼ならではの音楽性がバッチリハマって生まれた、個人的には過去最高傑作だと思います。 4曲目「RB」テンポは少し早め、スロットをイメージしたエレクトロニカルな一曲。音の隙間は多く一つ一つの音の粒が浮き立つように作られており、どうしてもじっと耳を澄ませてしまうような曲。なぜかダブの香りがします、ワクワク乗れる名曲。 8曲目「Delicious Freezer」強くくっきりとしたビートの上でシンプルにメロディを聴かせる、今音源の中で彼の技術とセンスが生々しく光る曲。展開もそこまで多くはないものの、一つ一つの音の響きにこだわって作られており、真っ直ぐに持ち味を楽しめる曲です。 16曲目「LOVE×2BACK☆☆」色んなテーマで色んな曲から色んな景色に引っ張り回してくれて、1番最後に来るこの曲はアゲなハッピーハードコア。彼のちょっと渋めなセンスというか、明るくなりきらずに聴かせる感じはハッピーハードコアとの相性がすごくいいように感じます。派手すぎないというか、わかりやすくなりすぎないというか。 インスト音源なのに彼の人間性が溢れ出る名盤、ぜひ聴いてみて欲しいです。
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Padge / 人間っていいな
¥1,000
【収録曲】 1. アフター・フューネラム 2. バック・ホーム 3. プラス・マイナス・ゼロ 4. ファーリー 【ライブ映像】 https://youtu.be/zDT9lwq7Kr4?si=RatS--THw1Ob3rV4 【発売】 2024年3月 長野県の松本を拠点に活動するハードロック・ギターポップバンド、Padgeの4曲入り初音源!! ソウルフルにアグレッシブ、おしゃれさとパワーのバランス感が抜群に爽快な音源。CDと同封されている特典の数も凄まじく、熱量と愛にグッとくる一枚です。 1曲目「アフターフューネラム」サックスから入り、スカッとした音の空間とソリッドに唸る力強いサウンドとのコントラストで魅せる曲。アグレッシブにチャンスを決めきれなかった人生の瞬間を描いたような、後悔から来る今の強さを描いたような詩。観て観ぬふり、後の祭り、何度も出てくる言葉は、生活の中でふと頭によぎっては「やらなきゃだめでしょ〜」みたいな気分にさせてくれると思います。 3曲目「プラス・マイナス・ゼロ」ファンク調に進み、サビでビートが半分になってガツンと重く乗せてくれる曲です。ファンクらしい怪しさがかっこいい曲展開、どうしようもなさと強く生きる美学とが交錯するような歌詞。感想やアウトロで楽器が自由にうねるのは、ライブバンドらしさがあり楽しいです。 ロマンチックに熱く生きる、モラトリアムの詰まった音源です!
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sugarman / Tema and Home
¥2,000
【収録曲】 1. Tetsuo 2. rash life 3. mado 4. スローラーナー 5. uuuu 6. rash life(remix) 7. Romance 8. s.m.p.m 9. shimmer 10. 14(fourteen) 11. バースデー 12. scale up 【MV】 rash life→https://youtu.be/GlRL01dldto?si=JuWbd0SDdxMT6qrP 【発売】 2024年2月 仙台を中心に活動するオルタナ・インディーポップバンド、sugarmanの12曲入りフルアルバム!! インディーポップやオルタナを楽曲の主軸としつつ、電子音やボイスチェンジャーを使用し幅広く実験的に音楽を探究した今音源。持ち味の爽快なサウンドと抜けの良いボーカルのメロディは抜群によく、その上で息苦しさや葛藤を描いたようなリアルさがあるアルバムです。 MVにもなっている2曲目「rash life」電子ビートとシンセサイザーが特徴的で耳に残る曲。スカッと開いている中音域をサビで勢いよく埋める感じが気持ちいい。女性コーラスでパッと華やかになり、そのまま遠くに消え去っていくように終わっていきます。ぼーっとトランスさせてくれる不思議な安心感。 5曲目「uuuu」曲名通りにuのハミングがら始まる曲。畳み掛けるように歌が途切れず続くAメロ、単調に進んでいく曲がブレイクを挟んでから少しずつ歪み、うねったままにグンと伸びていくような曲。シューゲイザー的アプローチを必要最低限の洗練された音で鋭利に丁寧に広げ、1番最後の最後でめちゃくちゃに鳴る曲。思ってたよりも来た!とテンションが上がりました。かっこいい轟音。 12曲目「scale up」聴きたい音楽、アッパーなのに走り切らない優しいこの感じ、落ち着くバンドサウンド。低音と中音域にバランス感が抜群で、気持ちのいいメロディはふわふわと踊り、アレンジでバッサリと曲の色を派手にしていきます。素晴らしい名曲です、ずっといずれかの楽器が個性を発揮していて、自由で楽しいです。 すごく膨らんで収束する、その膨らみがカッコいいからこそ帰結が爽快、そんなアルバム。僕はすごく聴いてます、かなりおすすめしたい名盤!
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猫を堕ろす / ポップの真髄
¥2,500
【収録曲】 1. door 2. 漫画の世界で 3. オーバークロック feat. 藤本薪 4. pop song 5. Storage of the ground 6. コミュニス feat. 鮭とばSKTB 7. 光があふれてる 8. 新しいきみへ 9. 凪の音楽 【MV】 door→https://youtu.be/-Je4kQKq7vE?si=iTmvpcQ9BMpIwmQN 【発売】 2024年2月 東京を中心に活動するエレクトロ・ニューウェーブポップスバンド、猫を堕ろすの9曲入りアルバム!! カラフルな音使い、幅の広いアレンジ、詩的なのに距離の近い言葉たち。ポップさは損なわないまま重たくパワフルに聴かせるアルバムです。 MVにもなっている1曲目「door」独特のメロディセンスが活きる女性ボーカルはこのバンドの節が効いてる感じがします。曲全体が多彩すぎるアレンジによってフワフワ浮いてる感じになっているので、パワーポップ的なアプローチのサビがガツンと映えてかっこいいです。個人的にはサビの終わりがけのコードが気持ちよくて何回も聴きたくなります、ずっと発見のありそうな名曲。 5曲目「Storage of the ground」不思議な曲。僕は英語がわからないので曲名を翻訳してみましたが、曲の詩と照らし合わせて考えてみると"冷凍保存された場所"的な意味なのかなと思います。曲調的にノリの良さはあれど、詩や展開的にかなりタイトな重たさもあり、じっくり聴いているとズドンと影を落とされた気になります。最後のサビ〜アウトロの感じに変な意識の持っていかれ方をする面白い曲。 9曲目「凪の音楽」渋いゲームミュージック的な雰囲気と温かい日本語の歌のポップさが絡まりあってドリーミーに仕上がっている曲。個人的にこのバンドの1番の好きなところである"ピュア故のシニカルさ"みたいなのが、この曲はドンピシャでハマって活きている感じがします。 攻め攻めなアルバムタイトル"ポップの真髄"、ある種リスナーへの問題提起みたいなタイトル。ポップってなんなのか、このアルバムは"猫が堕ろす"が出す一つの回答なんだと思います。時代とか境遇とかを突き抜けるため、今この瞬間に産まれるべくして生み出されたアルバム。
