-
もね助 / Pride
¥2,500
【収録曲】 1. 一寸先、春 2. 暮らし 3. 抱擁 4. つまらん 5. 合鍵 6. 愛のすがた 7. proud. 【ライブ映像】 愛のすがた(弾き語りver)→https://youtu.be/yt9YHxg1bmY?si=QgduhzQdlO6-qARM 【発売】 2025年3月 徳島を拠点に活動する弾き語りアーティスト、もね助のほぼ全編バンドサウンドの1stアルバム!! 普段弾き語りで研磨してきた曲の中にこもった可能性を、自らもう一度バンドアレンジで追求するアルバム。歌をしっかりと真ん中に置き、曲の景色に寄り添うアレンジは楽器隊ともね助ちゃんとの信頼関係をすごく感じます。 3曲目「抱擁」アグレッシブでドラムが先導するリフから入り、まっすぐ前に突き進んでいくアップテンポな曲。かなり荒々しいアンサンブルというか、ボーカル含め個々のタイム感がくっきりとあって、それを合わせすぎずにしっかり活かし合ってる感じがあり、その違和感が絡まって良い方向へと作用しています。気持ちの良い曲。 4曲目「つまらん」僕的には彼女の曲の中でかなり好きな曲、元気よく跳ねるギターポップアレンジがしっくり来ます。詩に合わせてビートが上下し、曲そのものが持つ抑揚をリズムで可視化させてより伝わりやすくなっています。意思や美学が全面に出ているかっこいい名曲です。 ロックなサウンドだけではなく、ピアニカや鉄琴(多分)、アンビエント等の音も曲によっては散らばっていて、それが決して気をてらったものではなく真摯な解釈の元にあることは明白で、より心地よく言葉が聴こえてきます。良いアルバムです!
-
はっぴぃえんどシール
¥200
5cm×5cmシール デザイン:奴亦准
-
corner of kanto / 耀く池
¥2,200
【収録曲】 1.詩を書く青年 2.堰堤 3.鉄道 4.踏切 5.団地 6.稲穂の海 7.輝く池 【MV】 稲穂の海→https://youtu.be/5XNFXNGEV1w?si=wjwDNXaphYBMmiRl 【発売】 2025年2月 東京を中心に活動するプログレ・フォークロックバンド、corner of kantoの2ndフルアルバム!! 観た景色の感情や歴史や匂いまでを徹底してリアルに追求し、とことん突き詰め、その末に出来上がったのは常識はずれにプログレッシブなフォークソング。どこかで感じたことのある風がさっと吹き抜けるアルバム。 2曲目「堰堤」一音目から音の洪水、タイトルからイメージするに勢いの良い水の流れだと思います。山奥にあるデカいダムを観た時の感覚を、実際に観た時よりもリアルに感じれます。変拍子はこのバンドにしては比較的に少なく、またコードもキャッチー、ストレートにヒリヒリくる力強さを音で表現しています。言葉と歌は自然、音は畏怖、美しい曲です。 5曲目「団地」人の営みの積み重ねで生まれた場所や空気を描いたような、かなりキレキレな楽曲。変則的なビートと心地のいいメロディとの混ざり方は唯一無二。良い面も悪い面も全て肯定するような包容力のある描写センス、5:37という曲の尺が一切無駄のない完璧な曲構成。展開もアレンジも珍しいのにあまりにも正しく響く名曲です。 7曲目「輝く池」田舎の綺麗な景色をぼんやりと電車の窓から眺めている時みたいなイメージの曲。ポリリズムみたいなビートの揺すりはありつつも、曲全体としては真っ直ぐ前に進んでいくイメージ。音の空間を上手く使って幅の広い音域を行き来するボーカルを活かし、爽やかかつロマンチックに魅せてくれます。 イヤホンやヘッドフォンでじっくり家で聴くのもいいし、散歩しながら聴くのもいいし。高すぎる完成度ながらも解釈にゆとりを持たせてくれていて、聴く側はいつ聴いても楽しい名盤です。
-
田村鉄火 / 公式山賊盤Vol.1
¥500
【収録曲】 1. 老化現象 2. AI 3. ケンケンガール 4. バイキンマンミュージアム 5. ハッピーターン 6. めいよはくじんのブルース 7. 母子手帳 8. 味しらべのブルース 9. ボーダー 10. 生きろ 【発売】 2024年12月 【Lyric video】 https://youtu.be/8eZ9DzEvRwg?si=dsuT_1hmHKvz3-1_ 東京を中心に活動する田村鉄火のロードックンロールアルバム!! リズムの良さの波で言葉の強さをコントロールし、魅せることに特化した朗読のスペシャリスト、田村鉄火が初めて打ち出す今アルバム。ライブの臨場感と男のブルースとの乖離が心地よいです。楽器はなくとも音楽のようで、ただこれは音楽に満たない音楽ではなく削ぎ落として洗練された音楽、そしてここまで来るともはや音楽ではなくロードックンロールとしか形容できない境地の結晶。 4曲目「バイキンマンミュージアム」どうしてバイキンマンミュージアムはないのか、バイキンマンミュージアムで朝まで遊ぼう、という詩。子供の純粋な発想から始まり、ドキッとさせるように散りばめられた思想やメッセージ。大人と子供の意思が混濁するように言葉が混ざり合い、終わった後にざわざわする感じがすごいです。 7曲目「母子手帳」母子手帳っていいよね、という詩。手書きの良さを鉄火さんの手書きのノートで読んでくれるのがすごく良い。壮大に聞こえる話も全部一人の願いでしかなく、しかし根本的な平和への解決策の一つではある気がして、愛だったり優しさだったりをじっくり考えるきっかけになる曲。 創作のあり方、ライブのあり方、原始的なところから再構築を促してくれるロードックンロールの真髄。真っ直ぐに味わってみて欲しいです。
-
ニューエキスポ / ATOM
¥2,500
【収録曲】 1. 夜明けについて 2. 太陽の口々 3. 田園都市に突き刺してミサイル、転々として一切赤い 4. OBEY 5. 回転体 6. Kougeki 7. Aquarium 8. ミラージュ 9. 例えばこのまま 10. 探索船団 【発売】 2025年3月 【ライブ映像】 https://youtu.be/-617yMQ6pbI?si=TY7v_iPJ5ZLYVu07 大阪を中心に活動するオルタナ・ポストパンクバンド、ニューエキスポの1stフルアルバム!! ライブを重ねに重ねてグルーヴを高め、スリーピースの魅せ方を追求し続けるバンドの一つの成果が今タイトル。タイトさとアグレッシブさをきっちり併せ持つリズム隊の重さがくっきりと立ったアルバムです。 5曲目「回転体」音の引き算の美学が詰まったニューエキスポらしい名曲。ベースのトレモロっぽいリフ、多彩な音で場面を覆うギター、スネアが跳ねるアッパーなドラム、それぞれがそれぞれの出番できっちり魅せてくれます。どっしりしてるのにちょっと前のめりな感じというか、前しか見えてなくてどんどん視界が狭くなっていく感じを詩と音でくっきりと表現されている曲です。 6曲目「Kougeki」この曲も好きな曲、ベースのリフが良すぎます。リズミカルさとポエトリーの要素を上手く交えたボーカルが、強めにかかったリバーブと相まって曲の中にがっしり引き込んでくれて、徐々に深まっていく音の渦に心地よく沈めます。 8曲目「ミラージュ」この曲も上の2曲と同じくライブで観てめちゃくちゃテンションの上がる曲。ストレートなギター・ベースのリフの後で忙しなく動くドラムを斬新にマッチさせた曲で、渋さと派手さのコントラストがかっこいいです。 重さと風通しの良さ、イカつい音の爽快感が抜群なアルバムです。
-
森絢音 / standard
¥2,000
【収録曲】 1. 半魚人 2. 夜のうた 3. 孤独の園 4. またね 5. 覆水不返 6. 鳩尾 7. フリクション 8. dakimakura 9.我酸了 【発売】 2024年2月 【Trailer】 https://youtu.be/LtrmwNGdfUs?si=l60KmKJQiYEtP5vN 【ライブ映像】 覆水不返→https://youtu.be/34Cs1SOJ9qo?si=oSKcAtQLF5AZsvEl 大阪を中心に活動するソロアーティスト、森絢音の1stアルバム!! 普段の活動スタイルである弾き語りと、バンドサウンドアレンジとが混在したアルバム。理想のミュージシャン像と向き合いつつ雑多なルーツを取り込む無邪気さ、その上で丁寧な言葉選び。ある種の初期衝動でありながらも、「音楽の完成」を自ら遠ざけて追及するような姿勢はクール。 3曲目「孤独の園」シティポップ・ギターポップ調、ゆったりとした横揺れは鼓動のリズムに呼応しています。タイトル通り自分と相手の「孤独」を許しあい大切にしあうような詩で、暗い楽曲テーマとは裏腹の軽やかな曲調が心地よいです。 4曲目「またね」僕はラプソディの曲調が好きで、かつ絢音ちゃんの声と静かに跳ねるこの曲調との相性はすごく良いので、ひとつバッチリとリンクを感じる曲です。世捨てすぎない世捨てみたいな、ちょっと横から見る社会を描いた曲。 8曲目「dakimakura」リズムの良い言葉と、その言葉の隙間で表現した空虚さ・からっぽさの描写がかなり上手い曲。シャレた曲調の王道でありながら、かき消されない個性を信じ抜く芯の強さを感じます。 自由に自分の曲を彩りって、その中にある揺るがない芯がくっきりと浮き上がっているアルバム。
-
OHYEAH! / OHYEAH!
¥1,000
【収録曲】 1. オリオン座 2. FOREVER YOUNG CRAZY SUMMER 【発売】 2025年2月 【ライブ映像』 https://youtu.be/8tKXy8uarLY?si=Y4IDjxyuwBq1ZF1b 大阪を拠点に活動するフォークロックバンド、OHYEAH!の2曲入り音源!! 普段から弾き語りで活動している320さんの曲を、コンガやバイオリン、サックス等が参加した楽団アレンジで表現するバンド『OHYEAH!』。ただ壮大になるだけじゃない、緻密に絡まり合う音の粒ひとつひとつにロマンチックが詰まっています。 1曲目「オリオン座」イライラした日の夜にふと見上げた空の、瞬間的な景色の広がりを描いたような曲。ソロだとひとりぼっちのブルースなイメージでしたが、このOHYEAH!バージョンだと空の明るさに注視したラプソディのイメージになっています。真ん中にしっかりと歌を据えつつ、跳ねるスネアと左右から聞こえるストリングス/ギターが心地よく音楽の中に閉じ込めてくれます。 2曲目「FOREVER YOUNG CRAZY SUMMER」弦楽器の単音の響きを調整し、ビート感を強く聴かせるサウンドバランス。サビでグッと広がる夏と吹く熱風を徹底して大切にしたような、とにかく細やかなアレンジのこだわりに息を飲みます。 バンドアレンジを通して見えるのは320さんというアーティストとアコースティックギターの響きのすごさ。丁寧に打つ美学、深みと可能性と未来に気付かされるような音源。
-
四宮立 / 君の吐く煙は僕を憂鬱にさせる
¥500
【収録曲】 1. あの歌詞が思い出せない Ano Kashi Ga Omoidasenai 2. 終わりが来る前に Owari Ga Kuru Mae Ni 3. きりがないけれど Kiri Ga Nai Keredo 4. 青空を見上げるとき Aozora O Miageru Toki 5. 7秒間 7 Byōkan 6. 恥ずかしくて聴かせられない Hazukashikute Kikaserarenai 7. 歩くより走りたい Aruku Yori Hashiritai 8. 消える確率 Kieru Kakuritsu 9. 慎重かつ大胆 Shinchō Katsu Daitan 10. 主夫になりたい Shufu Ni Naritai 11. 変化する日々 Henka Suru Hibi 12. いつもと同じ日 Itsumo To Onaji Hi 13. 1秒間 1 Byōkan 14. 君の吐く煙は僕を憂鬱にさせる Kimi No Haku Kemuri Wa Boku O Yūutsu Ni Saseru 15. 背が低い Se Ga Hikui 16. ショートショートの世界 Short Short No Sekai 17. 自転車に乗っていて Jitensha Ni Notte Ite 18. すべては僕のために Subete Wa Boku No Tame Ni 19. 歌い出しがわからない Utaidashi Ga Wakaranai 20. ミートメンへのオマージュ The Meatmen Eno Hommage 21. 死守していたい Shishu Shite Itai 22. プレップ・ユー Prep You 23. 無気力という名の衝動 Mukiryoku To Iu Na No Shōdō 24. 空前にして絶後 Kūzen Ni Shite Zetsugo 25. 3654 26. 不公平すぎる Fukōhei Sugiru 27. 歯科医になれない Shikai Ni Narenai 28. 時計が狂う Tokei Ga Kurū 29. 大人になんかなってたまるものか Otona Ni Nanka Natte Tamaru Mono Ka 30. さらば友よ Saraba Tomo Yo 【MV】 君の吐く煙は僕を憂鬱にさせる→https://youtu.be/t3j9WmxXCEQ?si=kNPbQ0BgNiDLwZgE 【発売】 2023年12月 大阪を中心に活動する四宮立のファストコアアルバム!! 30曲入り10分程度の脅威の短さ。曲タイトル以上のメッセージは楽曲の中にはなく、曲タイトルをただシンプルに一瞬の曲に込めた斬新な作曲スタイル。 基本「ガッ!」という感じで曲は終わるのだが、たまに楽曲が流れる。「これは?」と思った頃には残念ながら曲は終わってしまっていて、理解ではなく直感で聴けと促されているように感じる。 最後の3曲の流れはかなり美しかった。このアルバムを聴いているうちに耳がコードやメロディという概念を忘れさせられていたのに、28曲目の「時計が狂う」で急に情緒を与えられ、その情緒を29曲目「大人になんかなってたまるものか 」でもう一度噛み締め、30曲目「さらば友よ」は一音で終わる。 とはいえ、基本はただ単純に四宮さんが1曲1曲、曲タイトルの気持ちを込めてドラムを叩いて叫んでいるという、張り紙まみれのヤバめな民家を想起させるようなアルバム。自分自身がよくない日、よい日、その全てを一定のところまで戻してくれるような効能もあります。
-
死んじゃうじゃんか / 死んじゃうじゃんか
¥1,100
【収録曲】 1. 確かに不確か 2. オートメーション 3. 人工衛星 4. 溢れる 【発売】 2015年4月 【MV】 溢れる→https://youtu.be/rTIl1p2I_hY?si=zCcjcYioKFHC1JFj 【ライブ映像】 https://youtu.be/8Fe9y66-5fA?si=Sz3x67uI6Xk5HOX5 東京を拠点に活動するオルタナ・サイケバンド、死んじゃうじゃんかの4曲入り音源!! ゆっくり体の奥底までに入ってくるサウンドの波、派手さも荒々しさも美しさも全部あって、でも全部ないような気もする、音楽に飲み込まれた先の体感でしかない高揚感。楽器一つ一つが渋く響く丁寧なアンサンブル、技巧派でありながら肉体派な音源。 1曲目「確かに不確か」ライブでよく聴く曲、古い音源だからなのかテンポはかなり早め。ベースのダンス感がかなり強く、これはこれでなかなか……良い!という感じ。タイトル通りのゆらっと鬱屈とした詩と力強いアレンジ、タイトルの"確か"と"不確か"のコントラストがくっきりと表現された名曲。 3曲目「人工衛星」死んじゃうじゃんかと言えば!な僕的代表曲。10分を超える尺をじっくりじっくり聴かせてくれる曲。夜の街と宇宙を交差させていく、みたいなかなり挑戦的な楽曲テーマを、言葉数少なく丁寧にアレンジで魅せていく驚異的な表現力。浮遊感と爽快感、トリップ感、最高です。 無邪気さとストイックさのバランス感が楽しい、音楽愛びっしりの4曲です!
-
死んじゃうじゃんか / 溢れる
¥1,100
【収録曲】 1. 溢れる 2. ミッドナイトライダー 3. 人工衛星 【発売】 2017年7月 【MV】 溢れる→https://youtu.be/rTIl1p2I_hY?si=zCcjcYioKFHC1JFj 【ライブ映像】 https://youtu.be/8Fe9y66-5fA?si=Sz3x67uI6Xk5HOX5 東京を中心に活動するオルタナ・サイケバンド、死んじゃうじゃんかの3曲入り音源!! 伸びやかな音が活きるサウンドメイク、風通しはいいはずなのに息苦しく閉じ込められ、その不自由が心地よさに化ける瞬間にロマンチズムのこもった音源。 MVにもなっている1曲目「溢れる」生きづらさと救いを綴ったような詩、伸びていく言葉の中に脱力感と力強さの両方が同居していて、その不安定さを音で増幅させているような感じ。歌がしっかり活きるある種の王道的な曲構成ながらも、気づけばトリップさせられるギターサウンドの作りが流石です。 2曲目「ミッドナイトライダー」ライブでは聴いたことがないのですが、ダブチックでヒップホップな一曲。これはこれで……とずば抜けたセンスを感じます。渋く煌めくビートとギターをコーラスワークで賑やかし、世俗と夢想とのブレを楽しめる曲です。酔っ払って深夜に聴くとめちゃくちゃ上がると思います。 3曲目「人工衛星」1曲目は夕暮れ、2曲目で夜、そしてこの3曲目で一気に違う時間軸に引っ張り込まれる感じがします。リアルなのに気づけばファンタジー、ナチュラルな推移があまりに心地良い。この"人工衛星"という曲は、個人的には音楽史に残る名曲だと思っています。録音の音バランスも完璧で、ライブとはまた違った飛び方をさせてくれます。この曲が生まれてくれてよかったです。 イヤホンなりヘッドフォンなりで、丁寧に誘われてください。最高の音楽体験。
-
踊る!ディスコ室町 / (A BOWL OF)RICE
¥800
※缶バッジ付き 【収録曲】 1. (A BOWL OF)RICE 【MV】 https://youtu.be/YSAJff94vcE?si=pcyGekuXy0qf530Z 【発売】 2019年4月 京都を中心に活動するファンクロックバンド、踊る!ディスコ室町の缶バッジ付きシングル!! シックに横揺れを誘う楽曲、米をメタファーに日常の諸行無常を描いた楽曲。ボーカルのずば抜けた表現力を最大限に活かしつつ個性溢れる楽器隊。全楽器が個性を主張しつつも曲に馴染んでいて、かなり凄まじい作り込みを感じます。 "ご飯"に合わせてなのか、曲の時間が5分ちょうどなのもおしゃれ。
-
踊る!ディスコ室町 / NEW CLASSIC DANCE NUMBER
¥700
【収録曲】 1. NEW CLASSIC DANCE NUMBER 2. 〜AFTER THE DANCE NUMBER〜 3. 僕らは今夜も騒々しい(NEW CLASSIC ver.) 【MV】 NEW CLASSIC DANCE NUMBER→https://youtu.be/wfpwbYax1bk?si=rkaQd0kTuE6uQMNY 【発売】 2018年4月 京都を中心に活動するファンクロックバンド、踊る!ディスコ室町の3曲入りシングル!! とにかく乗れる、圧巻のアッパーなダンスナンバー『NEW CLASSIC DANCE NUMBER』。高い技術から生まれる安定したリズムキープと力強いグルーヴ。曲のメッセージはひたすらに「踊らされずに踊れ」芯を刺激する楽曲で正々堂々煽ってくれます。ギターとストリングスから代わる代わるに飛んでくるメロディたちもクールでかっこいいです。 祭の終わりの方の感じの2曲目『〜AFTER THE DANCE NUMBER〜』、そしてその帰り道でひとりぼっちになってから聴きたくなるような3曲目『僕らは今夜も騒々しい(NEW CLASSIC ver.)』。まさにシングルです、一晩の刹那的な情緒を描いたような音源。 このバンドの姿勢を体現したような快作。
-
踊る!ディスコ室町 / Murology
¥3,500
【収録曲】 1. introduction 2. ピカソ 3. FEEL SO BAD 4. 健康なライフ 5. Smooth 6. ex.youth 7. Zo Bebop 8. don't mix 9. Comedy 10. cosmic sloop 11. Sleeping dog 【Trailer】 https://youtu.be/wG6i-OeSyxM?si=BS4Ge3ez5XlkFHr_ 【MV】 健康なライフ→https://youtu.be/O05y5Ph932s?si=-vgkvYSoKK4rAO-9 Zo Bebop→https://youtu.be/jBl53dTw0FA?si=HX2ahqbp-MGFgjqp 【発売】 2025年2月 京都を中心に活動するファンクロックバンド、踊る!ディスコ室町の5thフルアルバム!! まだまだ進むファンクにロックなダンスミュージックの追求、音楽に恋する男たちが鳴らす一つ一つの音の交錯に夢を観れる名盤。 3曲目「FEEL SO BAD」2本のギターが左右で跳ねる、目が回りそうな一曲。真っ直ぐに上がっていく展開はイントロダクションのようであると同時に、一曲丸々がサビのよう。BPMがめちゃくちゃジャストで最高です。元気すぎない、だけど力強い。このタイトル"FEEL SO BAD"をこのテンポで表現しているのが凄まじい描写力だと思います。 MVにもなっている7曲目「Zo Bebop」間奏やAメロで作る渋く流れる日常の描写と、サビ終わり際の一瞬のブーストに詰まった景色のバグ。一滴を投下することで楽曲をグラっと揺らす美しい曲の構成。展開や詩の波、スネアの跳ね、全てが自然体。この音数をリスナーの耳と身体に馴染ませるアレンジ力の高さをひしひしと感じます。 8曲目「don't mix」洗練された引き算のアレンジ、リズムに乗ったりズレたりが絶妙なポエトリー、キーボードの残響で表現する妖艶さ。音域の棲み分けがとにかく面白いです。低いラインで歌うボーカルを活かすためにベースが少し後に引いたと思ったら、あえてキーボードの低い音域がたまにぶつかる感じ、計算されすぎててすごい。曲の終わり方もニュアンスを投げてくれる感じがして気持ち良いです。 めちゃくちゃすごいアルバムだと思います。全曲がリード曲になるインパクトを持ちつつも、曲同士が曲を引き立てあっています。高いセンスと熱量の上に、正しく長い活動年数と実績が乗っかった名盤。
-
岡田皓暉 & Ghost Travelers / Ghost Travelers
¥3,000
【収録曲】 1. 落とし物 2. 絵空事 3. エンドロール 4. Hyakkiyakou 5. Ghost Travelers 6. 我儘 7. Shagshag 8.You Lose the Way 9. あとのまつり 10. 1990's 11. 今日もどこかで 12. 蜃気楼 【MV】 Ghost Travelers→https://youtu.be/K2WkcabTOSk?si=HmBhTYqCCC6E4zVb Shagshag→https://youtu.be/1MgjBKykHKE?si=u4kw72SjwCH08-8n 【発売】 2024年12月 徳島を拠点に活動する岡田皓暉 & Ghost Travelersの1stフルアルバム!! フォークロック、ギターポップ、オルタナティブ、ファンク、アンビエント音楽。様々な独自性を追求し続けているように見えて、アルバムとしてのバランスは完全無欠。高すぎる構成能力と表現力、そして重たい言葉選びがガツンとくる名盤。 3曲目「絵空事」アッパーなテンポ感と重く響くドラムとで深くから乗せてくれる曲。断片的なシーンの羅列で表現された"絵空事"をじっと見つめ、気づけばどこか退廃的な世界の中に置き去りにされているようなイメージの曲。ギターのトレモロと4つ打ちのドラムになるBメロめちゃいいです。 MVにもなっている7曲目「Ghost Travelers」最近毎日聴いてます、めちゃくちゃ好きな曲。曲の通り、お化けになって大好きな街を浮遊し続けているような曲。メロディとサウンドが本当に綺麗で、ずっと少し寂しい言葉がしんと響いてくる曲展開、ラストのぐんと広がるアウトロ、全部美しいです。何度聴いても「全部わかった!」みたいにはならないし今後もならないとは思うのだけど、そのまま手探りで聴き続けるのを含めての名曲。 15曲目「今日もどこかで」ボーカルの岡田さんが以前やっていたバンド「とまりこみ」のアルバムにも入っていた曲。あっけらかんとした軽さと薄暗い路地裏を想起させるようなくぐもったコード感・言葉とが怪しく絡まり合い、唯一無二の危うさと美しさのある曲。単音のギターが曲全体の立体感を生み出していて、聴いていて楽しいです。 実験的な曲が合間合間で挟まりながら、しっかりと音楽の世界に引き込んでくれる名盤。
-
もね助 / 星のない生き物
¥1,500
【収録曲】 1. 星のない生き物 2. 終活のすゝめ 3. 贅沢な街 【MV】 終活のすゝめ→https://youtu.be/je9nGD7CWx8?si=NWt6Q1qc1CZfIR4o 贅沢な街→https://youtu.be/WB1kQgS9G1E?si=j0BsG9t1en31RNeX 【発売】 2023年10月 徳島を拠点に活動する弾き語りアーティスト、もね助の3曲入り音源!! 1曲目「星のない生き物」自分の生きづらさや周りとの違いに悩みながらも、その中で憧れたものを目指して自分の信念を信じるような、美学のある曲。細かい表現を意識しながら丁寧に紡ぎ、言葉をしっかりと前に出す強い意思を感じます。強いピッキングがスローなパートで映えてかっこいいです。 2曲目「終活のすゝめ」静かなタッチと早いテンポの対比で雨を表現、自分の中のどうしようもないものを言葉に詰め込んで出した曲。尖っているアーティストとしての精神、普通に楽しく暮らしたい一人間としての精神、その間を行き交うような詩がすごく綺麗です。 3曲目「贅沢な街」重ためなギターサウンド、メロディックで心地のいい歌。自分の生まれて育ってきた街を綴った歌、最後の「私が選んだ街」という締めがかっこよくて気持ちいいです。街を本当に大切にしている気持ちが痛いほど伝えわってくる、そして自分の好きな街に帰りたくなるような曲。 荒さと丁寧さ、優しさと悲しさ、強さと弱さ、色んな対極が丁寧に同居しているような歌たちにグッと励まされる音源です。
-
ODAGAWA SHION / 2001
¥1,000
【収録曲】 1. Square 2. Kyoshi 3. tobikomi 4. Computers and Favors 5. Automation Speedway 6. azarashi i pe ko 7. MABAYUI EZOSHIKA 8. One Match 9. Floating 10. Pegasus 11. Hedopelagic 12. Empty 13. Rigel 14. alian pump 15. itsudatte bokuraha 16. Sheesh 【発売】 2024年11月 【Trailer】 https://youtu.be/FhyrEbKj1M8?si=29qv09ZuL-S__-kF 大阪を中心に活動するVGMアーティスト、ODAGAWA SHIONの5thアルバム!! 僕のお店「さぼてん堂」の2階でシオン君はよく作曲をしていて、このCDの封入もうちの店でずっとやっていました。いつも横にいるシオン君がちゃんとかっこいい曲をいっぱい作って、着実に進んでいく姿を観れるのは嬉しいです。 前作も素晴らしい出来栄えだったのですが、今回は前作よりもキメの細かい遊びやアレンジが光り、また曲ごとに設けられたジャンルそれぞれに縛られない音選びの幅が広がったように感じます。 3曲目「tobikomi」すごい曲だと思います。ぐるんと景色が途中から一回転するのですが、その展開の仕方がめちゃくちゃスムーズ。綺麗にひっくり返っては真っ逆さまに飛び込んでいきます。持ち前の"渋さ"が、"癖"ではなく"技"に仕上がった瞬間を見たような気がします。 7曲目「MABAYUI EZOSHIKA」突然歌い出したODAGAWA SHIONにびっくりする曲。正統派の歌唱、チープさとエネルギッシュさのバランス感が面白いです。一回聴いたらずっと耳に残ります。 8曲目「One Match」タイトルから考えると「ラスト一機、これ死んだら終わり」の場面だと思います。アッパーで前のめりな楽曲、シンセベースが渋くうなっていてかっこいいです。シオン君らしいキーボードのメロディラインがくっきりと浮かび上がっては乗せてくれる名曲。 15曲目「itsudatte bokuraha」個人的に、シオン君の曲史上トップクラスに好きな曲。一回聴いた時からかなりハマってよく聴いています。クラップやバスの使い方がちょっとフックになっているのにスマート。単純なようで耳に残るメロディにはすごい情緒があります。なんでこんなにグッと来るんだろう……と、何度聴いてもわからず、また聴き返してしまいます。中盤の不思議な展開がメインのリフの心地よさを引き立てます。 めちゃくちゃいい音源だと思います。前回の音源は曲ごとにくっきり色があって色んな人に見た景色って感じでしたが、今回のアルバムは一人の人間が観た色んな景色、って感じがします。不思議な統一感。じっくり聴くのもよし、車でかけるのもよしな名盤です。
-
扇芝智也 / スコープ
¥2,800
【収録曲】 1. 雫 2. ステラ 3. ERROR 4. 潜水 5. CITY 6. SCENE 7. たからもの 8. スコープ 【発売】 2024年10月 【ライブ映像】 https://youtu.be/tnq8IwIhZVc?si=U4BtjttITiPoB9-Y 大阪を拠点に活動する弾き語りアーティスト、扇芝智也の音源付き歌詞集!! 画家の橋本絵里奈さんが扇芝智也の楽曲一つ一つに作品を当て、全ての歌と全ての絵とがリンクする音源集兼画集。絵と音楽、二つの切り口から想像させられるのは、日常の中でふわっと漂う妄想と現実の狭間の不思議な空間。夢っぽいような現実だったり、憧れたものだったり、諦めたものだったり。 じっと歌詞と絵を見ながら音楽を聴いていると、何がなんだか分からなくなるような不思議な気分になります。 ミクスチャーアートの可能性を広げてくれる作品としての快作。
-
雨市 / カントリー
¥2,000
【収録曲】 1. カントリー 2. SOS 3. 蛇口 4. ファンクポップ洗濯ロール 5. 最下位 6. 青春サブマリン 7. こわれていく 8. 時計 9. 6段変速 【発売】 2024年1月 大阪を中心に活動するフォークロックバンド、雨市の9曲入りアルバム!! 20年以上活動し、長くオルタナティブにブルースを追求する雨市。まだまだ続いていく最中でありながらも境地、サウンドも言葉も楽曲の魅力も凄まじい名盤です。 アルバムリード曲でもある1曲目「カントリー」、ミドルテンポながらも跳ねるように力強いドラムが、耳心地よく覆うギターサウンドを勢いよく流し込んでくれます。豪快な楽曲とは裏腹に、しんと伸びていくような言葉はゆっくりと頭の中でリフレインします。雨市らしいテンポの持ち上げ方も抜群に良いです。 6曲目「青春サブマリン」少しアップテンポ目、懐かしい町を久しぶりに探索するイメージの曲。Aメロとサビの言葉量の対比が面白く、目まぐるしく変わってく景色を想起させます。曲の中で過去と未来が繋がっていくような不思議な感覚があります、地元を散歩したくなる曲。 9曲目「6段変速」個人的に1番好きだった曲。イントロの入り方からすごいです、音楽の隙間の作り方がめちゃくちゃ美しいです。流れていく時間と6段変速の自転車をリンクさせ、グングン上がっていくスピードの中にある切なさだったりやるせなさだったりが描かれたようなイメージ。サビに入るたびに鳥肌が立ちます、女性コーラスの絡まり方が気持ちいいです。 どうしようもないことがあって、その上で自分がどう生きるのか、みたいなのをすごく考えさせられるようなアルバム。すごいです、かなりおすすめ。ぜひ聴いて欲しいです。
-
Pumpkin Sneakers / Melancholy of Citrouille
¥1,000
【収録曲】 1. 興 2. Ishigaki Lullaby 3. El Camino De La Cola 4. Ungut Mosch Mosch 5. La Notte Il Mare 【発売】 2024年6月 大阪を拠点に活動する二人組ギターユニット、Pumpkin Sneakersの5曲入りアルバム!! 技巧派でエネルギッシュなギター二人組、カントリーにオルタナティブな聞き応え抜群の音源。高いグルーヴには熱量も無邪気さもあり、聴いているだけで音楽をどんどん好きになっていきます。 2曲目「Ishigaki Lullaby」ゆっくりなパートと早いパートを、最高に気持ちのいい間で交互に織りなす曲。僕はギターを弾けないのでどれぐらい難しいことをやっているのかとかは分からないけど、このテンポチェンジの多さを抜群のグルーヴで魅せる呼吸の合い方にはびっくりするし、そのバッチリ感が何より楽しいです。聴いているだけでどこか遠くまで行けてしまう名曲です。 5曲目「La Notte Il Mare」タイトルはGoogle翻訳によると"海の夜"。哀愁を持ったままにアップテンポで走り抜けていく、美しさと疾走感のある曲。ギター2本だとは思えない表現力、バッキングとリードを交互に行いつつたまに重なる瞬間が爽快です。 音一つ一つの響きにかなり丁寧なこだわりを感じる素晴らしい音源。BGMとしてかけてもかっこいいですが、個人的には一人でイヤホンで大きい音で聴くのがおすすめです。
-
樂円音樂 / 雷撃集Ⅰ
¥2,000
【収録曲】 1. 夏はゆく 2. ファズ 3. 花を手向ける午後 4. 薔薇色の日々 5. 微睡日和 6. 君のままで 7. 華やぐふたり 8. 綺羅星葬儀 9. 境川天国方面 10. 騒がしい日々の終わりで 【MV】 ファズ→https://youtu.be/wboDdqrdNEI?si=JPTN5hjJjrto5ahO 騒がしい日々の終わりで→https://youtu.be/yjumfgTa_2s?si=D1xXErSMYCmdZ72U 【発売】 2024年10月 東京を中心に活動するギターポップ・パンクバンド、樂円音樂の1stアルバム!! 個人的にずっと待ってたフルアルバム、荒々しくキュートに炸裂するポップなパンクロック。乗れて爽快でちょっと切ない名盤です。 2曲目「ファズ」歪んだギターリフ、アグレッシブなツービートの直線スピードパンク曲。初期衝動をそのまま切り取ったような短い曲です。荒さが狂気ではなくロマンチックに昇華される、ギターポップの様式美をしみじみと感じます。細やかなコード進行のこだわり、キメやアレンジの練度は凄まじく高いグルーヴがメロディックさをより引き立てます。 10曲目「騒がしい日々の終わりで」出会いと別れの寂しさをポップにあっけらかんと歌ったような曲。メロディの良さを活かして跳ねるビート感、断片的な言葉がキラキラ輝くような"間"がすごくいいです。懐かしい人に久しぶりに会いたくなるような曲。 初期衝動というよりはモラトリアム、ロマンチックを追求して作り上げられた作品。美学のある荒さとグルーヴに正々堂々当てられる名盤です。
-
しろつめ備忘録 / リマインダー
¥2,500
【収録曲】 1. キャラメル 2. アクセルペダル 3. ロングサマーバケーション 4. bus stop 5. アクアリウム 6. 君はビター 7. 幸せの意味なんて 【MV】 アクセルペダル→https://youtu.be/iVg80VVmEr8?si=CfKUTkGlQc4tgb4K 【発売】 2024年11月 東京を中心に活動するインディーポップ・ノイズポップバンド、しろつめ備忘録の1stアルバム!! ロマンチックなサウンド、メロディックな女性ボーカルとローファイ感が抜群な音源。自然に乗せてくれる感じの曲構成が心地いいです。 MVにもなっている2曲目「アクセルペダル」アッパーなビートから伸びやかなリフに入る、疾走感抜群の名曲。インディーポップらしさ全開の夢夢しい鮮やかさ、力強く抜ける女性ボーカルにただの心地のいい曲で終わらせないエネルギーがあります。サウンドと楽曲に強いこだわりを感じる曲です。 4曲目「busstop」ガレージロック調で軽やかに跳ねるパワフルな曲。渋いリフと対極の女性ボーカルが映えます、どの楽器も楽しそうに踊るので聴いていて楽しいです。ポップスの美学と音楽愛とが綺麗に交差した曲。 歌やサウンドの特化した特性を自分たちが熟知し、その使い所を完璧なタイミングで使ってはどこまでも魅力的に光る音源です。
-
病気マサノリ / 病気マサノリ/オムニバス
¥1,000
【収録曲】 [DISC1:オムニバス] 1. 六本木までぶっ飛ばせ(The wild wax) 2. ロックンロールナイト(The wild wax) 3. フルルムフムヌ(ウーバホ)(Africa smith) 4. アホアメリカ(Africa smith) 5. 味方になってね係長(OL Le'mon tea) 6. オーレモのテーマ(OL Le'mon tea) 7. Go to Die(dead-man) 8. THRASHER(dead-man) 9. エデンの砦(Darkness kiss) 10. Garden(Darkness kiss) 11. 第581惑星LP-LNDY(SUPER SIELLA) 12. 新次元(SUPER SIELLA) 13. Junk rap(Ash) 14. アジアブネー(Ash) 15. Something Else DESTROY NIGHT(Ash) 16. 甘く夜をこえて(ニックス) 17. YES I DO RAMONE(ニックス) 18 キミの人になる(ニックス) 19. ROCK BABY(Name toms) 20. OKINAWA(Name toms) 21. Forever Rock(Name toms) 22. family END(SUPER STELLA) [DISC2:病気マサノリ] トラック1~24 大阪を拠点に活動するソロアーティスト、病気マサノリのオムニバス22曲入りアルバム、そしてソロの24曲入りフルアルバム、2枚組の商品です。 CDに"オムニバス"とマッキーで書かれたCDの方だけ曲目が同封されており、楽曲タイトルとそれぞれを演奏したアーティストらしきものの名前が書いてあります。しかしどのバンドの名前を調べても出てこない上、どの曲のボーカルも病気さんの声に似ている気がします。色んなメンバーで色んな曲をやったということなのかな……、と思います。アグレッシブなバンドのパワフルさ、実験音楽的な遊び、色んな形の病気さんを聴けます。 それからソロの方の音源。普段ソロの時にやっている曲を、バンドサウンドだったり弾き語りだったりで録音した音源。個人的には病気さんのソロのライブとその楽曲が好きなので、この音源は嬉しい。ただ歌詞カードや曲目の情報が全くないので、曲名が全くわかりません。 打ち込みだったり生演奏だったりする色んなサウンドはかなり多彩、ギターやドラムのみではなく、ガツガツノイズがなったりカラフルな鍵盤が鳴ったり。病気さんの思い描く世界が丁寧に作られた音源だと思います。 なんだかよくわからないけど定期的に聴きたくなるような、魅力がじんわりと広がっていくような音源です。
-
YMOシール
¥200
5cm×5cmシール デザイン:よいまつり
-
NEVERMINDシール
¥200
5cm×5cmシール デザイン:葉隠お宮