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ニーハオ!!!! / FOUR!!!!
¥2,000
【収録曲】 1. CHECK ON WEBSITE 2. Whole Life 3. ちょちょちょちょ 4. きみはButterCup 5. う!あ! 6. MATSURI-SHAKE 7. No Time 8. What I want 9. Can’t stop 10. FUTURE 11. My proud 12. 攻撃の要 13. ステラ・ルー 14. SPIDER13 【ライブ映像】 MATSURI-SHAKE→https://youtu.be/IkvXOHFKJtg 【発売】 2020年4月 東京を中心に活動するガールズパンクバンド、ニーハオ!!!!の4thアルバム!! 全曲短いのに「この曲はこうだ!」みたいなくっきりとした個性がそれぞれの曲にある抜群の作曲・アレンジ力。タイトなサウンドのみを絡ませて派手に炸裂する予測不能の一枚。 4曲目「きみはButterCup」重く刻まれるベース・ギターのリフ、歌をメインとしたボーカルと飛び道具的に歌うボーカル、2本のボーカルがそれぞれ作り出したライン、どれもが主役でどれもが飾りでどれもが宙に浮いているかなり不思議な曲。声という楽器の特性を熟知し最大限に良さを引き出すバンドのクオリティと練度に唸ります。 6曲目「MATSURI-SHAKE」タイトル通りのお祭りビート、鳴り物の打楽器とデジタルなベース音とのコントラストが生み出す歪み・バグ感。個人的には死ぬまでずっと続いているダンスフロアの狂気を描いたような、毎夜毎夜ライブハウスに来ては踊る人たちの生活を面白おかしく綴ったような曲に感じました。何段にも跳ね上がるダンスビートが最高に爽快な曲です。 11曲目「My proud」全員ボーカルのハードコアで突っ込んできてくれるめちゃくちゃに気持ちのいい曲。女性4人の華やかさが華やかさではなく、鋭さとして突き抜けていてかっこいいです。 どの曲もそれぞれすごいです、「この曲!」って耳に引っかかっては次の曲でもまた「この曲!」と引っかかり、そのまま気づけばアルバムが終わっているアルバム。マジで名盤です。
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B玉 / ピース
¥2,000
【収録曲】 1. 景色の青さ 2. それだけ 3. SHE'SEQ 4. ノンフィクション 5. かん 6. 足りない 7. ナニ 8. ソーシャルアシッド 9. 当たり前体操 10. NO FUN 11. ざらざら 【発売】 2022年7月 【MV】 景色の青さ→https://youtu.be/gRyQOYnj248 大阪を拠点に活動するパンクバンド、B玉の2ndフルアルバム!! 暴発していた有り余るエネルギーが言葉と音に集約され、より1番光らせたい部分を突き詰めてキャッチーさを帯びた音源。歌が活きるメロディックな曲や女性ボーカルのキュートな曲、激しく突き抜けるパンク曲が入り混じりつつも、正しくB玉であることにプライドを感じる素晴らしい音源。 MVにもなっている1曲目「景色の青さ」、ずっと走り続けていたいという決意を感じるような歌詞と、真っ直ぐに突き進むパワフルなビートとサウンドが交わり、ミドルテンポでとにかく直線的に撃ち抜いてくれる曲。昔ボーカルのかんちゃんが「それっぽいものに騙されるな!」ってライブのMCで言ってて、その通りの曲というか、自分たちの中で大雑把になっちゃいそうな部分を全て削ぎ落としたような美しい曲。大好きです。 3曲目「SHE'SEQ」女性ボーカルが1人で歌うハイスピードでメロディックな曲。キュートさと爆発力とが交わり、疾走感がそのまま甘酸っぱさにつながる曲。1:20ぐらいでスパッと終わる短さもなんだか切ない感じがして気持ちいいです。 8曲目「ソーシャルアシッド」荒ぶるギターに全編が覆われている曲。ビートと言葉で波を作り、ただ突っ走るパンクな曲というよりはもっと感情表現に寄ったような、日常の対人関係の中で感じる気持ち悪さとかを自分の中から吹き飛ばそうとするような感じの曲。言葉はわかりやすく、それに呼応する楽器隊の表現力がさすがな曲。 激しく叫んでていてもずっと温かい、何度も聴きたい名盤です。
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anticlockwise × nuill&un cuento de hadas / 虚×痛 Split CD
¥2,200
【収録曲】 1. A 2. 4000000 3. 筋違いタイアード 4. 14デイズ 5. デッドリーアタック 6.忘却エレベータ→ 7. デッドエンドTV 8. エピローグジャンキー 9. グッバイフ●●キンディズ 10. レター 【発売】 2022年4月 広島のパンクバンド2組によるスプリット音源!! 全曲1分近く、とにかく突っ走って暴れてぶっ放すアルバム。音圧のバランスが最高です、ゴリゴリのライブっぽいエネルギーはそのままに、どの音もくっきり楽しめる気持ちのいいサウンド。 前半5曲はanticlockwiseから、前のめりでお互いを食うような全楽器がすごい熱量でぴったりとハマり合う瞬間の連続、こんなに気持ちいいことはない超爆発グルーヴ。耳に残るリフが現れては消え現れては消えを繰り返し、気付いたらもうnuill&un cuento de hadasとターンへ。 後半5曲がnuill&un cuento de hadas、僕はこのヌイルというバンドのライブをたまたま観て一目惚れした。一見早くて攻撃的に感じる全ては洗練された曲の構成。ガッと突っ走った後の音の引き算がとにかくかっこいい。ド派手な歌やドラムに耳を奪われつつも、1番ぐいぐい動いているのはベースな気がする。全部がかっこいい。 衝動を育てて育ててやばい音楽へと覚醒させたような、パンクという言葉の重みを感じる素晴らしいアルバム。気付いたら3周ぐらい聴いてました。
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ときめき☆ジャンボジャンボ / Voices of Wonder
¥1,500
【収録曲】 1. 夢みるカララ 2. Dramatic Experiment 3. New Epoch 4. アルゲンタヴィス 5. 走れカカポ 【Trailer】 https://youtu.be/lwmOVR-1Ftc 【スタジオライブ】 走れカカポ→https://youtu.be/4TDqITIkPG8 【発売】 2020年4月 大阪を中心に活動するインストバンド、ときめき☆ジャンボジャンボの3rdアルバム!! 派手でロマンチックな曲が、とてつもなく洗練されたグルーヴと曲構成によって作られる曲たち。昔自分がどこかで観た綺麗な街や空が、その時の心情と一緒にフラッシュバックするような感覚になるアルバムです。 1曲目「夢みるカララ」キャッチーなリフから始まってはビートがいきなり壊れて宙を舞います。変則的なリズムなのにどしんとした安定感のある、読めないのに落ち着きをくれる不思議な曲展開。物語のように進んでいく曲の中で各楽器が役割を持って踊ります。ドッと疾走してから重くなるラストがすごく気持ちいいです。 5曲目「走れカポポ」個人的に1番好きな曲。早いテンポで短い曲なのに詰め込まれた色が濃すぎる、めちゃくちゃに気持ちのいい曲。ピアノが1番キャッチーなラインをずっと保っていて、ビートやギターが派手で強い攻めをあらゆる角度から織りなしているのに曲がずっとキュート。広い荒野の中にある光っているものにまっすぐ向かって行くような、ロマンチックでかっこいい名曲です。 インストだからこそ魅せれる景色、出せる音、広げられる表現。ガッツリ浴びて欲しいです。
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sassya- / Not the End
¥2,750
【収録曲】 1. Distortion 2. 生命 3. Intensity 4. Eternal dance 5. 違う時 6. Salad days 7. Scrap and build 8. 一行の海 9. 何もかも 【MV】 何もかも→https://youtu.be/ugmjuAJ_GgY 【発売】 2022年11月 東京を中心に活動するガレージ・ハードコアバンド、sassya-の4thアルバム!! まだかっこよくなるのか、と思わず溢れそうになった今作。音ではなく曲・言葉でのより深い重みを追求したように感じます。鋭く激しく、それでいてくっきり広がる情景。マジでかっこ良すぎます。 2曲目「生命」爆発してるのに情緒的な表現力のやばすぎるポエトリーボーカル、言葉がガンガンと頭を直接貫いてくる"生きるための歌"。タイトなビートが、重たくのしかかる曲展開をより力強く押し込んできます。シビアに苦しくかっこよく生きる男が浮かび上がっては鮮烈に焼きつく名曲。 6曲目「Salad days」クセのあるギターのリフが耳に残る早いテンポのパンク曲。カラッカラのギターサウンドは爽快、渋く響くベースの存在感と説得力は圧巻。短い曲ながらも強く残る曲です、高いグルーブならではの爆発力・疾走感、そしてただ走り抜けるだけでは終わらない言葉の強さ。めちゃくちゃかっこいいです。 次の曲が来るたびにニヤニヤしてしまうような、あまりにかっこいいフルアルバム。絶対に聴いてほしい名盤です!
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AKUTAGAWA FANCLUB / UNKNOWN DEVIL'S CALLING
¥2,640
【収録曲】 1. go seppuku yourselves 2. we are in emergency 3. jesus metalic 4. salvador youth 5. razorblades 6. good morning blind monkeys 7. shredder 8. unknown devil's calling 9. tokyo 10. intro 11. 春の心臓 12. bloodred renegades 13. destroy your idols 14. wolf's calling (what the fuck is going on?) 【MV】 go seppuku yourselves→https://youtu.be/FcvUXDeIyLA wolf's calling (what the fuck is going on?) →https://youtu.be/wIFgMaU0hVM 【発売】 2022年9月 東京を中心に活動するガレージ・オルタナバンド、AKUTQAGAWA FANCLUBの14曲入りフルアルバム!! 切り裂くようなハイと渋く揺れるロウ、イカついドンシャリサウンドがカッコよくて気持ちのいい音源。 5曲目「razorblades」タイトなドラムとシンプルなコード、すっと4拍子と6拍子が入れ替りつつ進む曲展開。頭の中でじわっと広がっては反響するリフが渋くてかっこいい曲。激しく叫ぶ歌の音の中での埋まり具合が絶妙で、抜けすぎずこもりすぎず、底の方から叫んでる感じが1番かっこいいバランス。曲の中に引きずり込まれる気持ちいい音楽体験ができます。 10曲目に「intro」という曲があるのですが、ここからぐるっと空気が一新する感じでアルバムが進みます。個人的にここからの流れがめちゃくちゃ好きです。歌ものの11曲目「春の心臓」、荒々しく駆け抜けるパンク2連チャン12曲目「bloodred renegades」と13曲目「destroy your idols」、一気に炸裂する感じめちゃくちゃかっこいいです。 そしてライブ映像にも上がっている最後の曲「wolf's calling (what the fuck is going on?) 」このバンドの色んな側面を集約したような曲。ダンサンブルなビートからつんざく爆音、ライブの乗りを意識したアレンジ、一気にくるボーカルの熱量。真っ直ぐにかっこいいです。あと曲の終わり方がすごい不思議な感じです、曲後半の1番がっと盛り上がる瞬間からドラムの音がかなり小さくなり、ほぼノイズだけになってそのまま走り去って終わっていきます。取り残されたような後味。だけどすぐ他の音源を聴こうとは思わず、無性にどこかに出かけたくなるような不思議な感覚。 ただのガレージ・パンク・オルタナのバンド音源という感じではなく、脳のどこかに直接突っ込んでくるような洗練された荒々しさ。聴き手によって全く感想が違いそうで、だからこそ誰かに話したくて勧めたくなるような音源です。
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せだい / Delirium
¥2,000
【収録曲】 1. tomoran 2. Snowflake in oneframe 3. yudachi 4. Dawnemotion 5. 最終電車 6. 春のまなざし 7. Curemilky 8. Secondhand Lions 9. Delirium 【MV】 tomoran→https://youtu.be/ov5mPr6mUu0 春のまなざし→https://youtu.be/IdKfz9eZPts 【発売】 2022年7月 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 東京を中心に活動するギターロックバンド、せだいの1stアルバム!! 日本語ロックの強い系譜はあるのにかぶれを感じない堂々とした存在感。力強さや意志の強さがあくまでナチュラルであって、彼らの"かっこいい"が濁りなく真っ直ぐ響いてくる名盤です。 MVにもなっている1曲目「tomoran」重くもアッパー、夏の決意と軌跡がぎゅっとこもった名曲。洪水のように押し寄せるサウンド、1番強いところをくっきりと映えさせるアレンジ、言葉一つ一つが浮き上がるメロディとボーカルの高い表現力。曲としての完成度がとんでもないです。まじでそんなにかっこいいの…?と思って何度も聴いてしまうすごい曲。 4曲目「Dawnemotion」ミドルテンポ、エレアコの響きを活かした爽やかなサウンドバランスは強くつんざくボーカルのガナリとの相性が抜群。ビートと曲構成はかなりストレートながらも情景のある曲。いいことあったり、逆に嫌なことあったりした時の、明日はぶちかますぞ〜と思いながら歩いてる時みたいな感じの曲な気がします、気合が入ります。 アルバムタイトルにもなっている9曲目「Delirium」ゆったりじっくり広がっていく曲の広がりが気持ちのいい曲。単音ギターが薄暗さと爽快感との両方を表現していて、詩的ながらも赤裸々な言葉で綴られる強い意志を引き立てる曲。主張しすぎないコードそのものの良さが最高に気持ちいいです。アルバムのラストとしてバッチリ締まっていく名曲。 かっこよくて重くて情緒的で、声が聴きたくて聴いてしまうようなアルバム。すごいです、必聴
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葉隠お宮 / PROLOGUE
¥1,100
【収録曲】 1. ゆく年くる年 2. ダウナーズハイ 3. JET LI 4. 散ル散ル満チル 5. hole 6. 日本 7. 存在 8. sunny fall 9. 思考は回遊魚 10.プロローグ 【MV】 ダウナーズハイ→https://youtu.be/_ZNx6YWmldI 【発売】 2019年11月 京都を拠点に活動するオルタナ・Hiphopソロアーティスト、葉隠お宮の1stアルバム!! "現代の琵琶法師"を自称し、熱く語りかける言葉を軸にたくさんのユーモアで彩る多彩なフルアルバム。2曲目「ダウナーズハイ」個人的に葉隠お宮の代名詞的な曲。棘と鬱屈を言葉で表現し、渋いベースとギターには決意を込めたかのような鋭さがあります。パンチライン一つ一つが耳に残り、ふとした時によく頭の中で流れます。6曲目「日本」めちゃくちゃ和なサウンド、リズム重視のラップとメロディアスな歌とを織り交ぜた曲。"心はいつも菊一文字"というワードは聴くたびにテンションが上がって行きます、エネルギッシュで強い想いがあるからこそ突き抜けて響く名曲。10曲目「プロローグ」自伝をポエトリーで綴った熱い曲。リバーブ強くくぐもった歌が、苦しい底から歌い上げてる感じがあってグッときます。言葉数に対してかなりテンポが速いのですが、それもまたパワーを引き上げるための細工のように感じ、ストレートな気持ちをぶつけるための細かいこだわりをめちゃくちゃ感じる曲。初期衝動にある無邪気さと衝動をそのままに、孤独な音楽への向き合いをひしひしと感じるアルバムです。
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葉隠お宮 / DISTRUCTION AND REBORN
¥1,100
【収録曲】 1. ディストピア 2. 天上天下 3. 詠み人知らず 4. ダウナーズハイ(ODAGAWA SHION REMIX) 5. リベンジャー 6. ユートピア 【MV】 リベンジャー→https://youtu.be/weRyy5a1JQQ ユートピア→https://youtu.be/q8Q6VKXV5Ro 【発売】 2022年3月 京都を拠点に活動するオルタナ・Hiphopソロアーティスト、葉隠お宮の2ndアルバム!! "破壊と再生"というめちゃくちゃに派手でイカついタイトルは、自分に対する理想から来るプレッシャーのよう、熱く優しく日々に向き合う彼の言葉をビシバシと浴びられる音源、めちゃくちゃいい名盤です。1曲目「ディストピア」"ただ生きる"それだけでいいのか、問いかけを投げつつも自分の決意のようなポエトリーメインの曲。俺はやるぞ、お前はどうだ、みたいな、ストレートだからこそガツンと来る熱い曲です。5曲目「リベンジャー」アッパーで攻撃力の高い曲。アルバムのタイトル"破壊と再生"という歌詞が出てきます。この曲の、またこの音源そのもののテーマでもある、どん底から這いあがって来たぜというバチバチなメッセージ。ロウが鳴り響く爆音ギターは爽快です。6曲目「ユートピア」僕はお宮とはいつも一緒にいる親友なので、より響いてしまっているポエトリーのゆったりとした曲。断片的な景色・心の動きを淡々と言葉でつむぐ日常的な曲。激しい曲をバシバシやった後にこの曲が最後なのは色んなメッセージを感じます、音源から葉隠お宮そのものを好きになれる素晴らしいアルバム。
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The Keeley・SPOILMAN / Peaky
¥1,650
(カセット・7インチレコード・CDのいずれかをお選びいただけます) 【収録曲】 1. Babushka Bomb(The Keeley) 2. Moderna Arm(The Keeley) 3. Sulpiride(SPOILMAN) 4. Pure Puke(SPOILMAN) 【発売】 2022年1月 【Trailer】 https://youtu.be/3vIphfn16pE 東京を中心に活動するパンクバンド2バンドによるスプレッド音源!! 僕の思うこの2バンドに共通する特徴は、めちゃくちゃ暴力的だったり攻撃的だったりする部分の見せ方が上手いというか、一見ぐちゃぐちゃに見えて絶対に雑にならない戦略性がはっきりあって。壊れているのに壊しきらない、この作り込まれたギリギリに心が動かされます。1曲目「Babushka Bomb」The Keeleyの曲。太くリズミカルに鳴るベース、叩きつけるようなドラムと歌。後半のスネアロールを長いことやってから一気に爆発させるところめちゃくちゃ気持ちいいです。ギャンギャンのサウンドなのにトランスっぽくじっくり乗せていくアレンジにトリップできる曲です。4曲目「Pure Puke」SPOILMANの曲です。ドラムソロみたいなところ、普通にドラムがうますぎてかっこいいです。攻め攻めな曲展開とアレンジをバッチリ叩き込む高いグルーヴ、何かを遠くの方から叫んでいるようなボーカル。これライブで観たらめちゃくちゃ上がると思います。2バンドそれぞれがそれぞれの形で大暴れした音源。
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サンサンタウン / わたしたちの道徳
¥500
【収録曲】 1. I'don't control 2. Black bug 3. LIFE 4. サンサンタウンの惑星 5. 初夏の夕暮れ 6. Beautiful 【発売】 2021年11月 【Trailer】 https://youtu.be/SXxhakclJa0 【ライブ映像】 https://youtu.be/KtS0yK95yHA 大阪を中心に活動するノイズロックバンド、サンサンタウンの2ndデモ音源!! 自分で集めた鉄や鍋でのパーカッション、ノイズ担当に1人、ピンボーカルで1人、計3人のスリーピースバンド。僕がパーカッションをやっているバンドです。自分で自分のバンドの音源をしらこい感じでレビューするのはどうかと思うので、どんな感じで作った曲かを順番に書きます。1曲目「I'don't control」ボーカルのシマツーと一緒に1つのコントローラーを交互に使う形式でスゴロクゲームをやっていたのですが、シマツーが意地でもコントローラーを持たずに指でぽちぽち押してて、「それ遅いしターン長くなるからコントローラー持ってやってくれ」と何度言っても「いや僕の手あんまり綺麗じゃないので…」の1点張り、そのまま2時間経ってもコントローラーは持ちませんでした。そこからモジってタイトルをつけてできた曲。2曲目「Black bug」あんまり細かいことは覚えていないですが、ゴキブリの曲です。3曲目「LIFE」僕がやりたいビートを叩き、ノイズの畑が変な声を出してセッションしながら作った曲。何十回も編曲し直してこの形になりました、1番試行錯誤した曲だと思います。ボーカルのシマツーに「ライヤイヤライヤイヤラーイ」を言わせたら犬みたいになったのでやめました。4曲目「サンサンタウンの惑星」これもセッションからできて、詩を付けてアレンジして作っていった曲だったと思います。最初はこのタイトルだったのですが、一時期「デススター」になり、少ししてから「ケンジデススター」「ケンヂ☆デススター」にもなったのですが、周りの人に反対されリリース直前に「サンサンタウンの惑星」に戻りました。5曲目「初夏の夕暮れ」シマツー加入前の2人時代の、初ライブからやり続けている(多分)曲。初夏の夕暮れを思い浮かべながらイヤホンでゆっくり聴いて欲しいです。6曲目「Beautiul」ゆらゆら帝国の「美しい」からタイトルとビートを取って作った、オマージュっぽくもある曲。派遣のバイトで工場に向かう時に向かう気持ちを描いた曲です。この音源はいろんな人に聴いて欲しいですが、頭の中だけで嫌いなやつ殺しながら日々を過ごしている人たちに特に届いて欲しいです。
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The Keeley / Black
¥1,650
【収録曲】 1. Bad Seed 2. RY8 3. Dune 4. Teng Teng 【MV】 https://youtu.be/CFVG8k8OFzw 【発売】 2021年7月 東京を中心に活動するポストパンクバンド、The Keeleyの4曲入りEP!! MVにもなっている1曲目「Bad Seed」びっくりした曲です、これはもう音楽というデカいものに対する一つのアンサーなのでは。独創的で豊かな激しさ、ルーツの雑食さをダンサンブルなノイズロックの中へストンと落とし込んだ超名曲。サウンドも構成も抜群、有無を言わさずぶち上げてくれる素晴らしいグルーヴ。2曲目「Ry8」鋭い音のリフレインが誘うエキゾチックなトランス。バンドの音というか、全てのサウンドを絡めて作り出す景色はまさに音そのものの可能性を突き詰めたような、この曲も本当にすごい。4曲目「Teng Teng」シオンタウンの曲のBGMがずっと鳴っていて、現代の中にある鬱々をカッコよく打ち出す曲。合間合間に入ってくる全音がかっこいいです。この音源は本当に素晴らしいです、尋常じゃない。音楽の本当のよさとは、そもそも音楽とは、芸術とは、色々考えさせられます、かなり撃ち抜かれる音源です。超名盤!!
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The Keeley / Pink
¥1,650
【収録曲】 1. Black 2. Durian Durian 3. Ketchup 4. Baby Train 【Trailer】 https://youtu.be/m0CCmKcf9_g 【発売】 2021年7月 東京を中心に活動するポストパンクバンド、The Keeleyの4曲入りEP!! もう一枚の『Black』と対になるように発売された音源。僕はこちらの音源がより人の直感・感受性に近いような感じがします、「ストレートなパンク」という現象の中にある生々しい人の心の弱さや脆さが見え隠れするような感じ。1曲目「Black」対になる音源のBlackを冠したタイトル。その意味をする本当のところはわからないのです、よりソリッドで攻撃的なBlackという音源を表面とし、そこからの脱却というか、裏側への導入・そして名残に聴こえました、でも全然違うかもしれません。全然厳つくてかっこいい曲です。2曲目「Durian Durian」ドラムを殴り付けるかのようなタイトなビート、ノイズのように緩急をつけて飛び回るささやきが怖いです。日々の生活で個人的に感じるノイズを音楽にしたような曲。4曲目「Baby Train」サンプリングされた赤ちゃんの泣き声と電車の音が合間合間に鋭く入り込みドキっとさせられます。飛び立つように去っていくラスト、好きだった人が精神的に大人になって遠くへ去っていっちゃうような切なさがあります。暗く激しく、すごく情緒的な音源。
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ザ・リラクシンズ / All the Young Sparks
¥1,400
【収録曲】 1. All the Young Sparks 2. スロー・ダウン 3. 1997 (demo) 4. かわいい犬 (demo) 5. 見知らぬ人よ (Acoustic) 【MV】 All the Young Sparks → 【Trailer】 https://youtu.be/CJjGsFWSAWs 【発売】 2021年6月 西宮を拠点に活動するロックンロールバンド、ザ・リラクシンズの1st EP!! メンバーチェンジを経ての初音源。ギター/ドラムの新メンバーの、個性とVo.ハユル/Ba.トモスエからの信頼が浮き彫りになっててめちゃくちゃ嬉しくなります、Re:初期衝動。1曲目「All the Young Sparks」高いラインを力強く歌うコーラスとギターのかけ合いがスカッとさせてくれる曲。パンキッシュなテンポの中で波のように楽器が行き来する練られたアレンジ、何回も聴けば聴くほど好きになっていく曲だと思います。2曲目「スロー・ダウン」ミドルテンポ、歌が軸にありながらもサウンドとコーラスワークがうっすら漂わせるニューウェーブの香り、雑食度合いにびっくりしました、彼らの提唱する"ロックンロール"の深みは知れば知るほど鮮やかになって行きます。4曲目「かわいい犬」ストレートパンク曲、最高にバカな曲です。これは早くライブで聴きたい。姿勢を見せつつワクワクさせてくれる素晴らしい音源です、ぜひ手に録って欲しいです。
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PROM / HYPER ACTIVE BLUES
¥1,650
【収録曲】 1. ダクト 2. プルタブが開いても 3. ドブ川にサヨナラ 【MV】 ダクト→https://youtu.be/rhVa-3FlzrY 【発売】 2020年4月 東京を中心に活動するガレージ・パンクバンドの、7インチシングル!! カルトで可愛いジャケット、このイラストの感じまんまの音源だと思いました、絵に惹かれた方は絶対手に取ってみてほしい、聴いて並べて欲しいレコードです。1曲目「ダクト」アッパーなテンポとしゃがれ声、王道的なパンクの中に色んなルーツを閉じ込めまくった味の濃いアレンジ。サウンドの荒々しさとストレートな構成は無条件に上がります。2曲目「プルタブが開いても」個人的に1番好きな曲。ずるいほど爽快なコード感とメロディの甘酸っぱさ、泥臭いのにキュートさのある名曲。高いグルーヴが炸裂する細やかなアレンジが所々で光ります、超爆音で聴いて上がって欲しいです。3曲目「ドブ川にさよなら」ギターのフランジャーが唸りまくります。ビートの変化に呼応する曲の強弱、アッパーなところの爆発力が美しくて、同時に切ないです。鬱屈と攻撃性とが混じり合う詩が「なんかやるぞ」という気にさせてくれます。ぜひ手に取って欲しいレコードです、デカい音でPROMの音と声に浸ってみて欲しいです。
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320 / blue sky
¥2,000
【収録曲】 1. blue sky 2. スカイツリー 3. road show 4. 気がふれるよ 5. オリオン座 6. 商売上手 7. トゥータフトゥダイ 8. BLUE SKY 9. 途中 【ライブ映像】 オリオン座→https://youtu.be/8Pq-jQdJnbc https://youtu.be/YbxhVfT8N20 【発売】 2021年3月 大阪を中心に活動する弾き語りアーティスト、320の1stアルバム!! 320と書いて「みつお」と読みます、間違いなく大阪で1番出会って欲しいアーティストのうちの一人です。ライブ観てグッと来すぎて泣くことがたまにあるのですが、僕は間違いなく320さんのライブを観て泣いてることが1番多いです。クマさんみたいなゴツい観た目と太い声で歌う暖かく優しい歌。言葉が自然に頭の中に入ってきつつもパワフルなギターで体が揺れる最強の音楽家です。ライブMVにもなっている5曲目「オリオン座」、本当に大好きな曲、川沿いを一人で歩いている320さんの姿が想像できます。夜空を見上げたくなって、星を観たら気合入れていくぞという気持ちになります。僕は星か鬼殺しを見るとこの曲をいつも思い出します。もう僕の、僕らの中では不動の絶対的アンセム曲。とにかく一度このページに付いてるライブMVを観てください、めちゃかっこいいです。320さんのライブを観て心が動かない人なんていないんじゃないかと、それぐらいの存在感のあるアーティスト。そして、そのライブの躍動感と歌心をギュッとストレートに詰めた初音源です。これは本当にマスト音源です!!
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sassya- / 呼吸
¥2,420
【収録曲】 1. Red 2. 声 3. Travis 4. 再生 5. 2020 6. 瞬間 (Album ver.) 7. Phone 8. S 9. 穿孔 10. 同じ世界 【MV】 再生→https://youtu.be/WcfI2SHZLO8 同じ世界→https://youtu.be/Z9PanWQMBQw 【発売】 2021年3月 東京を中心に活動するパンクバンド、sassya-の3rdアルバム!! この時代に生まれるべくして生まれた硬派でソリッドな音楽スタイル。衝撃の爆発力をそのままに、より"静"と"動"の幅を利かせた表現力を磨いて作られた音源。全ての音・歌・シャウトが一つの塊となって炸裂する名盤です。MVにもなっている4曲目「再生」長い尺の中で波打つ静けさと荒々しさ、聴いてて自分の鼓動がビートに乗せられていく感じがあります。自己嫌悪、自問自答を繰り返し続ける自分に対する肯定と檄を表現したような曲だと思います。この1曲を聴き終えるだけで、イカツイ邦画を観終わったような気分になります。ぜひMV観て欲しいです。7曲目「Phone」わかりやすく簡潔にこのバンドの魅力が乗った曲だと思います、もうリフから叩き上げられます。キリッキリのサウンド、テンポは早いのにステゴロで殴ってくるような重いビート感、真っ直ぐ突き抜けるボーカルの破壊力、最高です。僕の中では、このバンドはもう日本語ガレージ・パンクの金字塔です、絶対王者。必聴です!!
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BBBBBBB / My Fuckin Love Yeah L.P
¥1,500
【収録曲】 1. My Fuckin Love Yeah (2 Thousand Ver.) 2. My Fuckin Love Yeah (Stay Gold Ver.) 3. My Fuckin Love Yeah (T.C.B.H.M.K.M Ver.) 4. My Fuckin Love Yeah (Rotteadam GaBBBBBBBa Ver.) 5. My Fuckin Love Yeah (グライドコア Ver.) 6. My Fuckin Love Yeah (レディオヘッド Ver.) 7. My Fuckin Love Yeah (Dynamita Raw Power Ver.) 8. My Fuckin Love Yeah (BBBBBBB Nuxx Ver.) 9. My Fuckin Love Yeah (Auto BBBBBBBahn Ver.) 【ライブ映像】 https://www.youtube.com/watch?v=3gFuAsNEHhg 【発売】 2018年8月 名古屋を中心に活動するサイケ・ハードコアバンド、BBBBBBBの1stアルバム!! 存在するはずのない、2階席までの2000人が埋まっているワンマンライブという設定の中で、一気に爆走する音源!! 偏見で「音が悪そう」と思ってましたが、マスタリングは綺麗で音はめちゃくちゃいいです。攻撃的ながらも安定感のあるドラムと技巧派で艶めかしさのあるベース、リズム隊で曲を完成させておいて、その上で色気のあるノイズが激しく泳ぎ回るような感じです。ハードコアやノイズ一辺倒ではなく曲として魅せることを意識した音の出し入れ、めちゃくちゃ楽しい音源です。個人的に「グラインドコア Ver.」がツボでした、「なにわろてんねん」って突っ込みたくなる曲です。全部曲タイトル一緒ですが全然違う曲です、想像を遥かに超える完成度と破壊力を誇るめちゃくちゃいい音源です!!
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The BEG / Ding Dong Ditch
¥2,200
【収録曲】 1. ベティ&ジャック 2. ヒイラギノバ 3. グラスピンバギーブギ 4. スパイントレイン 5. ノーモアブルース 6. カゲロウ 7. 夜想列車 8. パンク 【MV】 パンク→https://youtu.be/xKHvh7_rb_M 【発売】 2016年4月 関西を中心に活動するロックンロール・ガレージパンクバンド、The BEGの2ndミニアルバム!! 攻撃的なサウンドとパワーある歌ながら、終始暖かみに溢れたアルバムです!! 1曲目「ベティ&ジャック」、ドロっと深く沈み込んだようなダンサンプルな入り、歌の強さを空間で立てながら進行し、サビでグッとメロウになる心地のいい曲。3曲目「グラスピン・バギー・ブギ」、Aメロのスカっぽいギターがかなり面白くて、サビからこのバンドっぽいストレートな歌にガツンと戻ってくかなりテンションのあがる曲です。間奏の単音メロ最高に楽しいです。あと個人的に1番ガツンと来たのが7曲目「夜想列車」、ミドルテンポでオルタナっぽいギターサウンドの聞かせ方、編曲自体はストレートながらも繊細に言葉を紡ぐボーカルと変則的な乗せ方をするドラムで、フワッとした浮遊感が作られています。過去を思い出しながらも前に進む意思を感じるような、ロマンの詰まった超名曲です。曲によって様々なルーツが散らばりながらも、全てを自分たちの曲として昇華させた、バンドとしての実力とストイックさが溢れ出る名盤です!!
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THE BLACK SHANSONS / 27
¥500
SOLD OUT
【収録曲】 1. 24old 2. 狂いちゃん 3. 純情キャンディー 4. 死にかけロンリーボーイ 5. シンパシー 6. K♡SS ~N' 夙川 boys に憧れて~ 【発売】 2017年8月 名古屋を中心に活動するオルタナ・ロックンロールバンド、THE BLACK SHANSONSのミニアルバム!! ステレオチックでラジオみたいなゴモゴモサウンドの中に包み込まれた愛らしくてキャッチーな女性ボーカル、触れることのできない美しい何かを追いかけてるような、夢見心地でノスタルジアな気分になれる音源です!! 轟音と力強いドラムで作られるエネルギー型の雰囲気ながらも底抜けにキャッチーなメロディ、甘酸っぱさがたまらないです。何もかもを放り投げて走ってくような強引な勢い、技術やら構成やらを度外視したズルイぐらいにキュンキュンくる音源です。音楽をやってる人、いっぱい聴いてる人ほどどうしようもなく愛おしくなってしまうと思います。ぜひ!!
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B玉 / Trash
¥2,000
SOLD OUT
[収録曲] 1. 口を開けば文句ばかり言っている 2. 退屈なんだ 3. INU 4. 勝手にさせろや 5. おれの苗字を北野にしろや 6. 平成ソフトコア大作戦 7. 東からの風 8. 金がかかるぜ 9. 僕を見張っている 10. 才能ないにこした事はない 11. こんな僕でも 12. なんとなく幸せになろう [MV] 東からの風 → https://youtu.be/ORSCqOCItbA [発売] 2015年4月 関西を拠点に活動するフルエナジーパンクバンド、B玉の初期衝動がガンガンに詰まった1stアルバム!! 荒々しい音と半端じゃない勢いで駆け抜けていくこのアルバム、聴いてるだけで一緒に暴れている気分です。破壊的にな中にも音楽に対するストイックさ、人としての優しさがかいま見え、B玉をそのまま形にしたような最高のアルバムです!!
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B玉 / boys meet girl
¥1,200
[収録曲] 1. ミナミの夜-boys meet girl- 2. ラインを超えろ 3. 明日なんて知らない 4. 僕の下心 5. その日 [MV] ミナミの夜 → https://youtu.be/XjzZjImX-wA [発売] 2016年10月 関西を中心に活動するフルエナジーパンクバンド、B玉のハードコアと男前な歌ものが色濃く混ざり合うミニアルバム!! どストレートに爆発するハードコアな曲にぶち上がり、楽器とボーカルのエネルギーをそのままぶちかましてくる情景ある歌モノ曲には思いっきり飲み込まれます!! ノンストップに突っ込んでくる最高の5曲です!!
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B玉 / STAND BY EP
¥800
[収録曲] 1. スタンバイミー 2. 28歳 [発売] 2018年1月 関西を拠点に活動するパンクバンド、B玉の2曲入りシングル!! 2曲とも時の移ろいの儚さを思わせるような、センチメンタルで優しくもフルパワーな歌ものです!! 今までの鋭さや力強さが洗練されて、どこまでも暖かみを帯びたこの2曲。まさにB玉の新しいスタートを象徴しています!! 特に2曲目に関しては衝撃です。まさかまさかで最初聞いた時はびっくりすると思います!! 「人生で初めて見たB玉」を思い出させられるような、それからの自分の変化がぐらっと映像で流れてくるような、そんな感じです、時間の切なさとと美しさを感じてください!!
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Creamcan. / MOUNTAINY
¥2,200
【収録曲】 1. Sick Is Baby 2. Princess 3. Downstairs 4. Waffles 5. Mountainy 6. Suffocating 7. Don’t Hold Your Head High 8. Holstein 9. Civic 10. Dissolved 11. Suddenly 【MV】 Suffocating→https://youtu.be/e_jdrmowcbw Downstairs→https://youtu.be/YV3n9PcnBAA Dissolved→https://youtu.be/37cWWT0FWWA 【発売】 2020年6月 和歌山を拠点に活動するグランジツーピースバンド、Creamcan.の3rdフルアルバム!! 超硬派、めちゃくちゃ渋いのにルーツリバイバルに収まらないしっくりくる衝動性が前の音源よりもさらに鋭利に炸裂したアルバムです。1曲目「Sick Is Baby」サンプリングを織り交ぜつつ退廃的なサウンドのギターが縦横無尽に唸る曲。短調な曲の中に、試行錯誤で作られたアレンジと直感的な感情とが絶妙なバランスで織り交ぜられており、聴いてて楽しくなってくる曲です。リフが頭から離れなくなります。6曲目「Suffocating」個人的にクリームカンと言えば!な曲です、めちゃくちゃ大好きです。ツーピースを最大限に生かした、ガンガンに跳ねるドラム・ギターのオンとオフをストレートに使い、そのまんま乗せられちゃいます。ぐちゃぐちゃなようでしっかりと輪郭のある爆音に狂える超名曲。11曲目「Suddenly」このアルバムはかなり挑戦的でいろんな角度からアプローチした曲が入り混じってるのですが、その中でも個人的にこの曲が好きでした。緩くチープなキーボードがより滲み出させる退廃感、淡々とした曲の中で波を打つコーラスとギターが薄暗くて心地いいです。クールでイカしつつも、めちゃくちゃ練って作られた愛のある音源です。