HOME IS A FIRE / Still Fighting It
¥2,420 税込
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【収録曲】
1. SAKANA
2. Night Through
3. Berserk
4. Dark Side Coast
5. Collection
6. To Narrow
7. Speed Way
8. Togire Togire
9. In The Room
10. Innocence
【MV】
SAKANA→https://youtu.be/TGKfWg91Gdg
Night Through→https://youtu.be/-iOqF7ESp8Q
【発売】
2021年12月
東京を中心に活動するオルタナティブバンド、HOME IS A FIREの10曲入りアルバム!!
重みと爽やかさ、気だるさと活気、矛盾を矛盾のままに音楽として昇華されたある種の深淵的な音源、不思議な強さに撃ち抜かれます。MVにもなっている1曲目「SAKANA」グルーヴでインパクトを帯びたシンセサイザーがかなり特徴的、ミドルテンポで真っ直ぐ揺らしながら展開とサウンドでドキッとさせてくれる曲。鋭いギターと跳ねるキーボードが荒波を起こす間奏、光に向かって泳いでいくようなラストの展開、音の描写力がとてつもなくてびっくりします。本当にさっきまで海の底にいて、今自分が大海原に投げ出されている気になってきてめちゃくちゃ気持ちいいです。5曲目「Collection」薄暗く不穏な空気の中、異質に光るサビの存在感がデカい曲。上げるというより輝かすという感じのコード展開やサウンドメイクが洗練されていてすごいです。最後の方にどんどん遠くの方に飛んでいってしまうような展開は、何かを捨て去って飛び立つような感じですごく美しい感じです。9曲目「In The Room」この曲が個人的にこの音源の肝かなと聴いていて思いました。荒ぶる自分の中の闘志と狂気を部屋の中で渦巻かせ、少しだけ見えた気がする光に向かっていくような曲。アルバムタイトルであるstill fighting it、部屋の中で己と戦闘中な感じが僕はしました。そこから繋がる最後の曲「Innocence」音源通して漂っていた薄暗さを一気に薙ぎ払うようなきらびやかで美しい曲。渋いサウンド・ラインで唸るギターの不思議な馴染み方、そしてそのギターのままにサビでハミングと呼応するのがマジですごいです。メロディも曲展開もかなり攻めた感じなのに超速ストレートの鮮やかさ、恐ろしい表現力。この音源はめちゃくちゃ聴いて欲しいです、音楽の一つの可能性が極限まで引き出された洗練された名盤。
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